ピザの自動販売機

ジェットストリームを聴いていたらイタリア特集だったんだけど、なんとピザの自動販売機が出来たらしい。
日本の自動販売機を3台横に並べたような大きさで、注文ボタンを押したら生地をこねて焼き上げるらしい。
一体どんなものだろうと早速ネットで調べてみたら出てきた～！！

オー、ノー！！

100%誓ってもいい。

こんなのすぐ壊れちゃうよ！

イタリアには自動販売機といえば、切符かタバコくらいしかありません。
そして殆ど壊れていて使い物にならないです。
（というか、自販機があること自体驚きである）

イタリアに限らず海外は日本みたいにマメに貨幣を発行しないのでボロボロのしわくちゃ＆落書きまみれ＆メモ用紙代わりに使われていますので、そんなくたびれた紙幣を機械が読み取りません！

しかも、機械にめっぽう弱い国なのでメンテナンスも心配。
下手するとお釣りが出てこなかったり、紙幣を吸い込んだままビクともしないと言ったような泥棒マシーンと化したり、とにかく悲惨。コラコラ、機械までイタリア人化しちゃったのかな？
「どうして自動販売機という便利な機械があるにもかかわらず、倍苦労するハメになるのだろう」
と、日本からきた私はどうしても思ってしまうのでした。
そして自販機を通り過ぎて、長い長蛇の列に並ぶことになるのです。結局。

ちなみにこの自販機「Let's Pizza」（←名前が安直すぎる）すごいです。
4種類のテイストから好きなものを選ぶことができ、2分30秒くらい待ったら熱々ができるんだってー。

自販機はいくら機械がピザこねるとはいえ、水や小麦粉やソースを補充するのは人間だし、
しかも一箇所が壊れたら完全にアウトな上に、何より生物を扱う上での衛生面も気になるところだけど、
食べ物には人一倍うるさいイタリア人ですから当然ウケはそれほどよくないでしょうね。

そのうちテルミニ駅あたりで「故障中」って手書きの紙が貼られているのが安易に想像できちゃう。

前にお話しましたよね。
「イタリア人に道を尋ねる時は三度聞け」。

この法則は対象が人だけでなく物にも当てはまります。
つまり、「イタリアを安易に信用してはならない」。

痛い目遭います、この法則を守らないと。世の中渡り上手にならなくちゃね。

どなたか使ってみたら感想教えてくださいねー

紙幣飲み込まれないでねー

チャオ、ボナノッテ☆彡