世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

イスタンブールカード




イスタンブール市内の移動。

これを使いました。



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イスタンブール版のSuica、あるいはPASMOです。

空港で偶然自販機を見つけて市内に入る前に買ってフル活用。
なくなったら簡単にチャージができました。
タイムイズマネーだからね!なんて、偉そうに自分に言い聞かせながら。







さて、最終日。

空港までの料金も含め完璧に使い切る作戦に出て調整しながら使っていました。





だけどどうしても小額だけチャージしなくてはならず


手持ちの現金ももうなくなっていたとはいえ



無駄なく使い切るよう綿密に計算しながら手元に残してあったので



5リラくらいなら捻出してもなんとかなると思いました。



とにかく急がないともう空港に行く時間になってしまう。



慌ててチャージ機にお札を入れた後。

















キャーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

















わたしの悲鳴が轟く。

























































お札まちがって50リラチャージしちゃったーーーー!!!!!






ダメダメダメダメ。

もう両替なんてしない。

する時間もない。

しかもこのあまったイスタンブールカードの使い道だってない。

ダメーーーーーーーーーーー

久々に自分をぶん殴りたくなりました。

ほんとにこういうところ、我ながらうんざりする。





無理だと思うけどダメもとで一度入れたお金が戻ってくる方法を知っているかどうか、近くにいたキオスクのおじさんに声かける。オジさん笑顔のまま親切にチャージ機のところに行って先にいた外国人観光客の女子を押しのけて余裕の笑顔だったので、あれ?もしかして奇跡なんか起きちゃうかな?と期待で胸を膨らませたら、「チャージはな、こうやるんだよ」と得意げに微笑む。



ち、違うーーーーーーーーー
それくらい知ってるーーーーーーーー



すると、割り込まれてカンカンに怒った外国人観光客女子が割り込み返してくる。
あんなに怒った「エクスキューズミー」は聞いたことがない。
そうだよね、ごめん。
おじさんが悪いの(←人のせい)。









万事休す。










でも。













こういう時は絶対にあきらめない。
これは絶体絶命ばかりの出来事が多いイタリアで学んだ処世術。















考える。























おじさん、さっきイスタンブールカード持ってないって言ってた。






イスタンブール在住のくせにイスタンブールカードもってないの?







オーケー






おじさんに売りつけちゃえ。











おじさんもなんとなく空気を察してか、私にいろいろ尋ねてくる。
これはいい兆し!
50リラ入ってるけど45リラにしてくれるなら買い取ってもいいよ、と言ってくれました






ということで、現金45リラが無事手元に戻ってきましたーーーーーーー




やったーーーーーーー

やったーーーーーーー

これでドジ子もおあい子






ここからはマジです。


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走れ。





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走れ。





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すみませーん、「スルタンの間」ってどこですか?




しまった!!!!

間違えて全然違う建物入っちゃった!!!

うう、入場料涙の10リラ。

5分で撤退。

あと35リラしかないよ~。







走れ。



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走れ。



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走れ。





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「入場までに30分かかります」






ノーーーーーーーーー





さすがにこれはどうしようもないから諦めました。

イスタンブールにきてトプカプ宮殿も見れず、ブルーモスクもみれなかった。

死んだ方がマシだ。






ホテルへ帰ろう。

そして空港へ行こう。




アヤソフィアの後ろ姿。



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とぼとぼとアヤソフィアの横を歩く。


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ほら、高台にくるとこうやっていろんな風景のすきまから海が見える。
これがガイドブックには載っていない、イスタンブールの姿。



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ここの前、毎日歩いた。
なんだか分からずじまいだったけど、トプカプ宮殿がこれの真横だったということは分かった。
しかも最終日に。


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これにてSDカード使い切る。

トルコの旅はこれにて終了。



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帰り、空港まで行く時は荷物がいっぱいでトラムのゲートを通れなかったので別通路から入れてもらったらそのままタダ乗りしてしまいました。
いい年してどうもすみません。
流れに従っただけですが。





そのあと車内で立っていた私をみたおじいさんが席を譲ると何度も何度も手招きされたのですが、さすがに老人に席を譲ってもらうわけにはいかず遠慮していたら、何度も日本人日本人と喜んで笑顔を見せてくれて、こういう人のことを本当の親日家と言うのだろうなと思いました。





いや~



















だけど・・・・・


まさか・・・・・


こんなにはやく・・・・・


またイスタンブールに行く日がやってくるとは・・・・・


思いもしていませんでした・・・・・・













ということで、第二章につづく!!!!


イスタンブールカード、また買い直しかも。

そして、トルコ特別編はまた別の機会にドドーンと特別企画します。