世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

トム・ウェイツ/The Heart of Saturday Night

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Tom Waits/The Heart of Saturday Night


ちょっと思い出しちゃったのでササッと綴ります。
今日は土曜の夜だし(もう日曜日だけど)。

トム・ウェイツは猛烈に好きっていうわけじゃないんだけど、たまに思い出すと無性に聴きたくなる。
で、聴くと「いいよね~」ってなるんです。

魂のこもった軽快ロックじゃないし、魂をゆさぶるソウルってほど爽快じゃない。
どちらかというと、もったりとしたダラダラロック。

それがいいんです!
そういうのをたまに聴きたくなるんです。

2. San Diego Serenade
4. Shiver Me Timbers
8. Please Call Me, Baby

この人にかかると「ベイベー」の意味が「ハニー」とか「パンプキンちゃん」でもなく
ズバリ「お前」って感じになると思うんですよね。(絶対にそうだ!)
8. Please Call Me, Babyなんて完璧にノックアウトです。美しいです。私はこの歌が、トム・ウェイツの中で一番好きで、これだけを聴きたい為にCDをかけます。でも一発で聴き終えてしまうのはもったいないので、ちゃんと1曲目から聴いて、9曲目にきたときに喜びをかみしめます。(←完全に自我の世界)

他には「Drunk on The Moon」っていうタイトルもあるんです、さすが!酔いどれ詩人!
しかしこの曲も切ないんです・・・トムの弾くピアノが、とてつもなくロマンティック。。。。。

この人の親近感って半端じゃなくて、ビッグスターっていうよりもどうも近所のオジサンのイメージなんです。夜に、多分気持ちがリラックスしている時に「あ。そういえばトムおじさんがいた」って思い出した時の瞬間はちょっと嬉しい。

そう、「思い出すと嬉しいアルバム」なんです。

でも寝ながらは聴きません。ようやく眠りについた頃にトムの咳で起こされた過去があるからです(→これは別のアルバムでの事件ですが)。寝るときはもうちょっと違う音楽を聴いて寝ます。

サラッと書くつもりが長くなったし、今はもうロバータ・フラックに切り替えたのでこのへんで。


ボナノッテ。