イグアスの滝攻略法(事前計画編)については過去記事どうぞ!
イグアスの滝①ブラジル側編
特徴:イグアスの滝全景がみれる
- 日帰りでも十分観光可能
- 市内から路線バスで片道約50分(UBERだともっと早いと思う)
- 滝観光はおよそ3時間程度
- 滝つぼツッコミボートに乗るなら多分プラス一時間程度
- お昼ご飯はファーストフードメインで最悪(持参するのがおすすめ)
- 入場料支払いはカード払い可(ちょっと前までは現金のみだったらしい)
- 到着は少なくとも午前11時まで(入場制限しているのでやや待たされる)
- 園内はすべてカード決済可
イグアスの滝ブラジル側は、日帰りで十分観光が可能です。
移動はUBERでも可能ですが、路線バスだと片道100円くらいで行けます(笑)。いろいろ不安かもしれませんが大丈夫、路線バスに乗ろう!
イグアスの滝(ブラジル国立公園)への行き方
Foz du Iguacuの中心地に路線バスのターミナルがあります。まあまあ大きいのですぐわかると思います。ここが発着なので、始発で座席を必ずキープしていきましょう(スリ防止です)。ただしお年寄りが乗ってきたらマナーに沿って席はすぐに譲ってくださいね
行き先も降りるのも「イグアス国立公園(Parche National)」です。イグアスの滝と表示はされていませんのでご注意を。周りの人に「パルケナショナル?」と聞くと反応してくれますので、このワードをしっかり頭にいれておいてください。バスは120番です!(2023年2月現在)
※ちなみにわたしが宿泊したホテルからはほぼ目と鼻の先でしたので、このホテル太鼓判です。ご覧の通り大型スーパーも目の前なので何も困りません。
さて、路線バスに乗って約45分。運転手さんが大声で「パルケナショナル!」と教えてくれて、アメリカ人らしき女子旅2名とわたしはバスを降りる。
が、なーんにもない!ただの道路。
途方に暮れるもまずは前を歩いていくと出てきました入り口が!
なんならバスもここで降ろしてくればいいのにと思うのですけど。。。
しかーし!!
気を付けて!
イグアスの滝の入場ゲートと道路を挟んではす向かいに国立野鳥公園みたいなのがほぼ同レベルの規模で鎮座しています!わたしは間違えて国立野鳥公園のほうに入ってしまい(笑)慌ててチケットを払い戻ししたのでした。。。周りの人にイグアスの滝どこ?と聞いたらやっと通じて「目の前だよ」だって笑。恥ずかしい。
いそいそとイグアスの滝のエントランスに行き、チケットを券売機で購入。むかしは現金のみだったらしいのですが(やっと)カード決済となっており大変スムーズでした。近寄ってきた担当者に「イグアスの滝をパラグライダーしてみないかい?」の言葉にまんまとほだされそうになってカウンターまで連れていかれてやっと意味を理解し、丁重にお断りしたのでした。イグアスの滝の上空をパラグライダーなんて死んでもやりたくないわ!
入場制限があるので、入場までしばし行列します。こういう時退屈なので、本や音楽があると本当に便利。スマホの暇つぶしもいい加減飽きる時ありますよね(今日何百回インスタ見てんだろう、みたいな)
この行列並んでるとき、少し前にいたオジサンが突然激しく嘔吐しておりテンション下がりました。苦手なんですああいう風景ほんとに。コロナになってはならないと、この時ばかりはさすがに暑い中しっかりマスク着用しました。さっきバスの停留所でも親切なブラジル人のオジサンの飛沫浴びまくったし、自分コロナになったら間違いなくイグアスしかないと確信しました。
そしてポンチョを売店で買ったら450円もして、日本で買ってくればよかったなあとケチな気持ちになってしまったけど、わたしたちの考えるモノの価値って日本のデフレ感覚になっちゃってるから海外行くと正直適正価格の感覚が狂うのと、つくづく日本はそういう意味では安くてクオリティのいいものが買える国だなあ(あるいは安いモノにはそれ以上の期待をもたないので気軽に買い捨てができる国)と実感するのでした。
さて、やっと自分の番がやってきたのでゲートからイグアスの滝に近づくための巡回バスに乗ります。入場料は払っているのでもちろん無料です。
ガイドブックに沿って「ホテル・カタラタス(Parada Triha das Cataratas)」という停留所で降ります。大体みんな一斉に降りるのでほぼそれに従っていいと思います。
コースは一種類しかないので迷うこともなし。
ここから長いトレイル(トレッキングコース)が始まりますので
- 虫よけ対策: 長めのパンツとスニーカー、虫よけスプレー、ムヒ
- 熱中症対策: 帽子、サングラス、ミニタオル、日焼け止め、大量の水
は必須です!
あと、写真やムービーをとんでもないくらい撮りたくなるので、iPhoneだけだと激しく容量もバッテリーも消耗しますから、帰りUBERしたい人は注意。やはりここではカメラの方が圧倒的に便利です。周りは観光客しかいませんのでこんなところでスリに遭うことはほぼないと思われますし、カメラは首からぶら下げれば大丈夫です。
ということで、わたくしのCanonが腕を振るいましたのでしばらくは一眼レフカメラでの画像をお楽しみください。
最初はこんな感じです。
イグアスの滝といっても滝は一か所ではなくいろんなところにあるみたいですよ!
歩みを進めると滝の規模が大きくなってるところが出てきました。
インディジョーンズの世界。こんなところを流されたらと思うとハラハラします。
前にありましたよね、ナイアガラの滝の事件。。。
あれは!!滝つぼ突入ボートではないですか~!!
あんなところにつっこむなんてつくづくクレイジーだ。
これ、明日アルゼンチン側で体験するんですけどね!!
途中かわいい珍獣もお目見え💛
私はしみじみ愚か者でした。
「もうイグアスなんて諦めちゃおうかな、別に滝もそこまで興味ないし」と思ったなんて。
すばらしい景勝地である表現の有名なものとして「ナポリを見て死ね」と言うのがありますが、ナポリの前にまず「ドブロヴニクを見て死ね」だと思ってきました。そして今回イグアスの滝もこの「死ねシリーズ」にエントリーされました。
あの向こうが「悪魔ののど笛」と呼ばれるイグアスの滝最大の滝スポット。
ドドドドドという轟音がすごいです。
アルゼンチン側はあの滝の向こうにあります!!明日に期待が高まる!!
ご覧の通り全景見るならブラジル側!!
2月はちょうど真夏でもあり雨期でもあるので水量がめちゃくちゃ多いのだそうです。ばっちりタイミングがあって嬉しい!
ここのスロープがびしょぬれスポットで慌ててポンチョを着たのですが、カメラがからんだりリュックが邪魔して四苦八苦。そしたら通りがかりのオジサンが笑顔で着るのを手伝ってくれたのですが、そのあとiPhoneが見つからず「しまったやられた!」と思ったら、ちゃんとバッグにありました。オジサン、ごめん、泥棒だと疑って。
大迫力のトレッキングツアーはこの大滝を目の前にして終了。
疲れたのでお土産屋さんでアイスクリームとマグネットを買いました。
が、マグネットよりもアイスの方が高くて驚きました。
トレッキングコースはこれにて終了。エレベーターで上まで上がれるのですが、わたしは体力あるので歩いていきます。
それにしてもすごい、イグアスの滝。圧巻だった。
フードコートがあるのでここでランチすることにします。
ちゃんと食べないと体力つかないからね。
滝にながれつくまでの川というのは本当に穏やかにたゆまなく流るる。
ランチを簡単に済ませようとしたものの、揚げ物オンパレードに辟易し、クリチバまで行く道中で食べた焼き立てハンバーガーの美味しさを思い出してチャレンジしたら、人生でこんなハンバーガーは食べたことがないというくらいシンジラレナイ味でした。ほとんどマヨネーズ(一本のうち半分)を食べているような感じでした。
そしてあるアジアの国の団体客がカウンターで大騒ぎ。ことごとくブラジル人全員を困らせていて、ブラジルガイドも見るからにゲンナリしていてかわいそうでした。なんであんなふうにどこまでも自由極まりないんでしょう。
帰りもまた路線バス120番に乗って、100円で市内まで戻ってきました。
- イグアス国立公園(イグアスの滝)入場料 86レアル(2,100円)
- ポンチョ 18レアル(460円)
- ランチ 48レアル(1,200円)
- スーパー(果物、水、ビール、チップス、ヨーグルト) 27レアル(670円)
- マグネットとアイス 27レアル(680円)
- 路線バス往復 8レアル(200円)
以上、この日の出費はざっくりで約214レアル(約5,310円)となりました。
Foz du Iguacu番外編「スーパーマーケット」
ホテルは二泊するし夜は外出しないので、食料を調達せねばなりません。帰ってきてシャワーをしてからさっそくスーパーへ買い出しへ。
菓子パンの種類がすごく多くて迷いましたが味は今ひとつ。
これはブラジルで有名な羊羹みたいなやつ。グァバ味らしいです。これをチーズと挟んで食べるのが定番だとサンパウロでお世話になった知人の方に教えてもらいました。ロミオとジュリエットと呼ぶのだそうです。
海外でスーパーに行くとその国の豊かさ指数みたいなのがわかります。ブラジルはご覧の通りハムはハムでもすごい種類でした。そういえばハムってブラジルで食べたかなあ?ああ、朝食でちょっと食べましたそういえば。
この日も暑い一日だったからスイカが食べたい!!と思ったけどさすがにこの量は無理です。
猿がやってきそうなバナナコーナー。
なんとカットフルーツ発見💛めっちゃくちゃ美味しかった!!!
あと、このマルチカバーがかわいくて思わず買いそうになってしまった!!!
買い物欲求を必死に抑えた。だっておかしいじゃん、イグアスでベッドカバー買うなんてどうかしてる。
おしまい。
大冒険はアルゼンチンでますます炸裂します。