世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

路上のラテン魂

イメージ 1

ようこそ「イタリア悲喜こもごも」のコーナーへ!


私のローマでの滞在中に見た「本当のイタリア」と留学生活について
ゆっくりとお話していきます。
他にもいろいろアップしていきますので、詳細は「瞬間紀行とは」をごらん下さい。

さて、永遠の都ローマ。
古きものを大切にし続けるイタリア人。
いつでも明るく陽気な彼らラテン系。
道をあるけば「ボンジョルノ」「ボナセーラ」ですよ。
きっと皆さんも一度は訪れた事があるでしょうからお分かりだと思います。

イタリア人は家もきれいだしお邪魔するとついつい長居したくなるような
手の行き届いたピカピカのおうちにうっとり・・・・。
香水は洋服の一部。
みんな最先端のサングラスにおしゃれ~な香水を振りまいて
今日も太陽の下でジェラートをナメナメ。

いわゆるジローラモのような「チョイ悪おやじ」なんてそこらじゅうにいるし
ジローラモほどおしゃれではない)
イタリア人の「アデージョ」は健在で、女性は大人になるほど美しい。
真っ黒にやけた肌は「夏の素敵な思い出」の象徴。
美白ブームなんて、ましてや日傘なんてありえない!!

そんなおしゃれや生活文化の根付く国、イタリア(限定はしないが)。

しかーーーし!!!
見よ、この路上のゴミ箱をっΣ(゜□゜;)

分別?
いえいえ、割れるものも生ごみも全部一緒にこの緑の箱に
「放り投げる」のがイタリア式。
夜中にゴミ回収車がやってくるとうるせーのなんのって、
ビンの割れる音がけたたましく、アパートの密集地帯はその音が響くがな!
クーラーのないローマは、夏は窓全開で寝るんだから
その音で一発で目が覚める。

何より、このゴミ箱に対する意識のなさ。
これは年末でもなんでもない日常の姿。
身の周りは異常なほど気を遣う彼らでも、一歩外を行くと路上ではこのざま。
ごみを捨てる、という行為に全く関心度ゼロ。
「所詮ごみじゃない」といわれればそれまでなんだけど・・・・

暮らしていけば見慣れるとは言えど、ちょっとすご過ぎ。

イタリアから北へ、スイスやドイツに行くと「絶対に」目にしない光景です。