キューバは全日程4泊5日。そのあとメキシコを周遊するプランで旅はスタート。
前述の通り事前にWEBチェックインができなかったのだけど成田のカウンターは空いていて楽々チェックイン。チケットはもともとアエロメヒコのHPで直接購入していたので成田~メキシコシティ間の座席はもう予約済み。
実を言うとこの時、キューバよりもメキシコの方で頭がいっぱいだった。
治安のこと、通貨のこと、到着の日が夜になっちゃうことなどいろいろ。
そう、今回のキューバメキシコ旅行のフライトはほぼ夜到着ばかり。
しかもメキシコ国内の移動は、LCCだったり長距離バスだったり、初めての国で自由にあるきまわることもそれなりにストレスだったりする。全然わかんない。ホームページもあったりなかったりだし、まず英語のサイトがないことも結構多い。
カウンターのおねえさんも暇そうだったので「メキシコ、初めてでものすごい警戒心なんですけど」と言ったら、「そうですか。きっとそれくらいの緊張感があるくらいがちょうどいいですよ」と言われる。
うっ!
やはり映画でみるような犯罪にまみれた国なのか!
と、ガクーンとテンション下がって出発。
メキシコシティまでは約12時間。
アメリカ系のエアラインで乗り継いでいくのもいいけれど、やれフライトディレイだのロストバゲージだの想像するとめんどくさいので直行便にした。アエロメヒコの評価がとにかくボロカスだったけど、百聞は一見に如かず。
全く快適なフライトだった。全然不平不満なし。
しかも時間通りに飛んで予定時間より30分も早く着いた。
(ちなみに帰国便も全く同じ、予定通り飛んで予定より早く着いた)
メキシコって平地なんだね。
着陸間際、街ギリッギリのスレッスレで降りていくのでちょっと怖い。
ついにきてしまったメキシコシティ。
だけどここではキューバの乗り継ぎで今回はスルー。
空港がレトロでいい味出してる。
自然光を取り入れて電力をあまり使わないやり方なのか、薄暗いところは薄暗い。
旅慣れたヨーロッパ以外のところって微妙に勝手が違う。
そういうの、結構ビクビクしてしまう。
怪しい人がいっぱいいるイメージですぐラウンジへ避難。
アエロメヒコの場合はエコノミーでもデルタ会員ならラウンジに入れるみたいです。
でも搭乗券だけ見せたらすぐに中に入れてくれた。
ちょっとどういうことなのかよくわからない。
ってことで、ラウンジへ。
はっきり言ってしょっぼいラウンジだった。
だけどWiFiあるしソファもあるから。
ここでキューバのガイドブックを読みまくる。
ホテルはもう連絡済で、ピックアップサービスもお願いしてある。
ハバナ、22:30着。
なんだかんだで一時間くらいは出るのにかかりそうだから、23:30くらいかな。
だからもし送迎と出会えなかったらもう悲惨なので念入りに確認した。
再びアエロメヒコに乗ってハバナに着く。
この時のことはよく覚えていない。
写真もない。
入国審査は長蛇の列だったけど、
パスポート
ホテルのバウチャー
保険証書
ツーリストカード
を準備して並ぶ。
全く問題なく終了して、到着ゲートを出たら私の名前が書いたサインボードを退屈そうに持っている青年がいた。確かちょっと到着が遅れたので、ちょっと待ったよねと言ったら大丈夫、といい、まず両替したいから両替所を教えて欲しいというと、手慣れた感じで連れて行ってくれて、列にならんで順番をまち、窓口のキューバ人のおねえさん(ずいぶん夜中まで働いているんですね)に現地通貨をもらう。いったんこれでホッとする。
いくら両替したかな。もう忘れちゃったけど確か2万円か3万円くらいは変えたと思う。通貨の話はまた別途します。
<空港からホテルまでの移動>
タクシーがいいです。
ハバナ市内までは車で20~30分くらいかかります。
市内までの電車はなし。公共バスはあるけど乗る勇気もないです。
(勇敢なバックパッカーの方はがんばって公共機関でいく人もいるみたいですが)
タクシー代が片道3,000円ちょっとプラスチップ(あげた方がいいと思う)
往復で6,000円ちょっと。
ホテルはちなみにAirbnbで予約したので安心のカード決済。
現地でホテルに払うのはチップと朝食代くらい。
さて、現金を両替し運転手さんのところへ戻ったら車を持ってくるからここで待っててと言われて姿を消す。5分もしないでまさかの青いアメ車が登場。これが夜でも目立つほどにむちゃくちゃかっこいい。中は白い革張りクッションも快適。嬉しい!
運転手さんは無口で私も無口(もうこっちも長旅で疲れてるし夜中だし)。
ところどころあっちが片言の英語でいうのは、「キューバは安全だ」とのこと。
(ムービー撮ってきてます。ヤフーブログがアップデートしたら載せます)
だけどこの夜中に空港から市内に行く途中の道路では、まっくろいアフリカ系の若者の軍団が赤信号の時こっちに寄ってきたりされるとマジで怖かった。
何もしないとは思うけど、やっぱりちょっと警戒してしまう。
おそらくだけど、ホテルとタクシーの運転手はお互い仲良し同士で一緒に観光業をやってるっぽかったので、流しのタクシーをつかまえるよりはホテルを通した方がよっぽど安心、ハバナを旅行する人はぜひ。明朗会計だし。
ホテルについて車を出た瞬間、通りの雰囲気にまじでびっくり。
ここ、、、、なんですか。。こわいんだけど。
運転手が呼び鈴を鳴らしてドアが開いて、このままあがっていけばレセプションだからとのことでタクシー代を現金で払ってお別れ。暗い階段をスーツケース持って一人で運び、二番目のドアがブーとなって解錠しさらに登ると白人系のおばさまが待っていた。そして奥のレセプションに行ってチェックインをし、お部屋に案内してもらってまずはもう寝た。
お部屋がとにかく暗い。
キョーレツに蒸し暑いから扇風機マックスで寝る。
夜、こんな感じ。
ベットで寝転がったところから見る風景。天井高い。テレビつけてもほぼ砂嵐。
お化け屋敷ではありません。
ホテルです。