まだ早いからお客がほぼいない。
(このフォカッチャは手作りでとてもおいしかったです)
メニュー見てすごく悩んで結局リゾット。
これがめっちゃくちゃおいしかったのです。
赤と白(リゾットの種類が選べる)どちらがいい?と言われてまた悩んだけど赤にしました。タコと野菜とおそらくトリュフが入っていてトマトで味付けしてます。
お皿の雷マークみたいなのはバルサミコです。
混ぜるともっと激ウマ。
思わず唸る。
昼間のしょぼくれたフィッシュシチューの挽回でもう一品。
カラマリフリット。
なぜかマッシュポテトが添えられていましたがこれが絶品。
そのうち暗くなってきてお客さんも少しずつ増えてきました。
この松林、蚊がいるのでテーブルの足元に気をつけないとならない。。
虫除けスプレーは必須。
食後にエスプレッソ。
と思ったら、バンドマンがやってきてどうやら生演奏が始まるらしい。
じゃ、もう少しいよっかな。
最初の数曲は目の前の子供からの拍手のみでバンドマンも苦笑。
でもそのうちいい感じになってきました。
特にこれがお気に入り。
誰が歌ってるのか分からないけどどっかで聞いたことがある。
ここは本当はグリル店なのでお肉を頼むべきなんでしょうけど、とてもじゃないが一人じゃ食べきれない量で出てくるようだったので諦めました(四人前くらいある)。
釜が外にあって、青年がお肉やシーフードをジュージュー焼いてました。
クロアチアはチップはいりません。
でもものすごくサービスがいいです。
店員さんがまめにテーブルにやってきては、お料理はどうかとか、おいしいかとか、何か困ったことはないかなど聞いてくるし、食べ終わったお皿はサッと持って行き、笑顔は絶やさずお釣りもごまかさず、英語もきちんと話します。
このお店も例外ではありませんでした。
もちろんWIFIも安定しているので、ここで存分にネット接続させてもらいました。
セルビアの友達にも安否確認のメールを打ちました。
19:30を過ぎてお客さんがどんどん入ってきたので帰ります。
ツァブタットのマリーナにはズラリとレストランやカフェが並んでいます。
夜もすごい人通りで賑やかです。
毎晩どこかで音楽が聞こえます。
夏の盆踊りの夜の雰囲気みたいでちょっと開放的で心地がいいのです。
これらのお店の中で美味しい場所をかぎ分けるのも楽しみの一つ。
この日行ったさっきのお店はアタリでした。
明日も行こうかと思ったくらい。
ここでアジア人はめったに見かけません。
中国人の個人旅行客を数組見かけたくらいで、日本人には会いませんでした。
ほとんどがヨーロッパかアメリカです。
この船、いやらしい。
うちのアパートからも真正面が見えるんですけど、この街にそぐわないいやらしさ。
お魚ちゃん。
うに?
あるけば1kmもないプロムナードですからすぐ道は終わります。
左のレストランの奥を左に曲がって階段を登るとアパートに着きます。
それにしてもここのレストラン、えらい混んでいます。
到着した日から毎晩連日の大盛況です。
お店の看板、なんて書いてるの?
ま、あんまり興味ないからいーや。って適当に写真を撮る。
この真ん中のカフェは夜しか空いてなかった。
まあとにかくすごい人です。
あとから知りましたが、ドブロヴニクからツァヴタットまでの間にある村というか、集落というか、そういうところにもペンションやら短期滞在用ホテルなどが無数にあり、そこに滞在しているツーリストもこの辺にきて食事するっぽいのです。
なんの変哲もない(っていっても個人的には十分でしたが)小さな目抜き通りが、この周辺の観光客からみると大都会になるってわけです。なんかそういうのがいい。
さーて。
翌日は終日ツァヴタットの日です。
海水浴だけをして過ごす、とても贅沢な1日を過ごす日です。
昼寝してきれいな海に浸かって涼んで本を読んで音楽を聴いてまた昼寝するんです。
こんな怠け者が許される日って他にありますか。
ないでしょう。
だからものすごく楽しみなんです。
アパートに帰ってから日記を書いて、だいたいの明日の細かい予定を立てます。
いつものように出窓に腰掛けて足を窓の外に投げ出して音楽聴きます。
ドブロヴニク空港がすぐそばなので飛行機がこうやってガンガン飛んできます。
(下の閃光は飛行機のライトです)
本当にいいアパートだった。
将来ああいう家に住みたい。
さて、この日の1日終わり。
ストン→コルチュラ島→ワイナリー訪問→ツァヴタット(帰宅)。
とても充実して清々しい1日でした。
毎日が遠足みたいで、しかも行った先が楽しすぎてすごく充実しました。
想像以上に楽しいクロアチア、まだ続きます。
(歩みが遅くてすみませんが、年明けまで夏の話が間違いなく「続く」)