世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

<セルビア> ベオグラードについて

ベオグラードというセルビアの首都に行くための方法は、

モスクワ経由
フランクフルト・パリ経由
中東諸国経由

の、いずれかの手段となります。
直行便はありません。
もちろん日系旅客機などは飛んでいませんので、必ずどこかの外資系を選択することになります。

今回は一番都合がよかったモスクワ経由にしました。
トランジットの時間をのぞき、およそ13時間くらいあれば東京からベオグラードまで到着します。時差は他の欧州と同様、サマータイムは8時間です。セルビア共和國はユーロに加盟していませんし、当然シェンゲン協定にも入っていませんからパスポートコントロールではみんなしっかりチェックされます。

あと、経験上の話ですが、アエロフロートトルコ航空も利用するに全く問題ありません。むしろ個人的にはなんとなく信頼を置いているほどです。シェレメチボ航空は昔よりももっとターミナルが改善され、トランジットも驚くほどに楽になりました。空港の7割は中国人であふれていました。みんなきっとヨーロッパに行くのでしょうね。さすがにベオグラード便に乗ったアジア人は私くらいでした。



ベオグラードに着いた日は土曜日の夜、23時くらい。預け荷物がすぐに出てきてくれたおかげで空港まで迎えに来てくれていた友達兄妹とすんなり合流し移動することができました。
市内までは車で20分くらいです。
(タクシーだと2000円くらいらしい、安いですね)


セルビアの人口は約700万人、首都ベオグラードは人口およそ135万人。
宗教はセルビア正教
これまで過去になんどもなんども爆撃を受け破壊され、民族が増えたり減ったり社会主義から民主主義になったりと様々な歴史を繰り返してきた街。

なんかこうロシア語っぽい名前の街ってどうしても薄暗いイメージありますよね。
多分それは数十年前までは間違いなかったんだと思います。
でも歴史は変わり、独自の国が自立を余儀なくされてからしばらく経ち、やっと少しずつ落ち着いてそれなりの文化スタイルが根付いているようです、良くも悪くも。だけどいろいろ不満や不公平感は絶対にあると思います、それなりに。


今回は合計で5日間ベオグラードに滞在しましたが、印象はけして悪くなかったです。日本とはそもそも比較対象にならないから比べられないけど、思ったよりも大きくて安全な街でした。去年訪れたローマがあまりにも老朽化していたから、感覚が麻痺してきっと何を見ても古いとかボロいとか思わなくなってるのかもしれない。


ベオグラードにおいて特筆すべきは、あらゆるもののセンスがものすごくいいこと。



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あと、セルビア女性も気が強いですね。
男の人はまるで完敗です。
セルビア女に頭が上がらないセルビア男を何度か目撃しました。



さて、ベオグラードのネタから時系列で行こうかな。