世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

オルタキョイと最後の夜

さて、イスタンブールの中心から少し離れた、ボスポラス海峡のあたりにある「オルタキョイ」というエリアに行きます。

まずはタクシム広場から市営バスに乗る。


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バスはヨーロッパによくある2車両連結バス。運転手さんが運転しながら例の沸騰に近いチャイを飲んでる器用さに驚いたけど、ハンドルに両手置いて巻きたばこを作って普通に吸っているのにはもっと驚いた。しかもバスはめちゃ混みの上の大渋滞。トルコの運転手は気が短いので全員がクラクション鳴らして大騒音。例のデモがくすぶり始めていた頃だったのでとにかく群衆がたくさんいて交通が大混乱。こういう時はスリ防止のためにも座席を確保した方がいいですが、お年寄りが乗ってきたらすぐに席を譲るのが絶対的マナーなことも忘れずに。


オルタキョイという地域は地元の人に人気で観光客が少ないエリア。これまで歩いたバザール地域やアジアサイド、巨大なモスクが並ぶ旧市街やヨーロピアンな新市街ともちょっと違う感じがしたのでわざわざ行ってみました。



海峡沿いに広がる広場はこの地域の中心。

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イスタンブールボスポラス海峡は切っても切れない縁。
歩いていても海はふいに街角の隙間からでもよく見えるんですよ。


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チワワちゃんを撮りたかったのだけど小さくてよく見えない。
(被写体自体がそもそも小さすぎて)


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トルコ行くなら6月!
天気はいいし、雨は降らないし、花は咲き乱れ緑は生い茂る。
(夏は暑過ぎてしんどいと思います)

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ボスポラス海峡とボスポラス大橋。
あっちはアジアサイド。


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ここはショッピングストリート。
古本屋さんをはじめ、たくさんのジュエリー露店やレストラン、カフェが並びます。
イスタンブールの20代がワンサカいて、楽しそうにおしゃべりしたりデートする場所のよう。

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しまった。
品定めに夢中になってメインストリート写真撮るのをすっかり忘れてきてる。



帰り、また市営バスに乗ってタクシム広場まで戻る。
大渋滞、大騒音、ギュウギュウ詰めの車内。
1時間以上かかって着く頃にはヘットヘト。


そのあとはバザールへ戻ってチャイのグラスセットを買おうと思ったら迷子に。
今自分がどこにいるのかもぜーんぜん分からず途方にくれる。
やっぱり大きい地図がないとダメだね。
ガイド本のちっちゃい地図だけじゃ無理。
疲れもピークだったので怖い顔になってたかもしれません。


ゆうめいな水道橋のそばを通ってもご覧の通りやる気のない写真。

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(ひどい)



こちらもあとで知ったんですが、世界遺産クラスのモスクらしいのですが、これもやる気なし。

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(何がメインなんだかわからないし、そもそもモスクが写ってない)



地下鉄かトラムかバスに乗って帰りたいのだけど、そういう時に限って見つからないもので。。。
ひたすら歩いて迷子だしくじけて心が泣きそうになりました。
(こんな時にスリにあったら悲劇)


ようやくホテルに帰る頃には夜。


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スルタンアフメットという旧市街一帯の地域の夜はこんなふうに賑やかなので危なくない。
むしろ安心して歩ける。

この辺のレストラン、(旅行気分を満喫できそうなので)できれば入ってみたいような、(だけど観光客向けの味っぽいので)入ってみたくないような。



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トラム乗り場のあたり。


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この夜はトルコ最後の夜。
パムッカレ以来、すっかり体調を崩して食欲がどんどん低下していき、この日はただお腹にいれなくちゃという義務感だけで食事していました。できればもうお肉じゃなくてあっさりしたものが食べたい。ほんの一口だけでいい。


それなのに・・・・。




なにこれーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!


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テイクアウトに行ったんです。
もう疲れがピークだったし、お部屋でゆっくり食べようと思って。
そしたらほとんどおかずが残ってなくて選択の余地がなかったのと、少量くれと言ったら出来ないと言われてこのザマ。そしてトルコではおかずを頼むと必ずパンが大量についてきます。テイクアウトだったとしても、です。それをすっかり忘れていました。


えーと、パスタなんてよっぽどじゃないほどイタリアと日本以外で食べることはまずないんですが、付け合わせとしてほんのちょっともらうつもりが、さっきの理由により山盛り盛られました。
下のはキョフテという羊の肉のハンバーグにチーズが載ってます。
トルコにて初めてのキョフテは全く塩気が足りなくてただ羊の生臭さが残るだけ。



この食事、今まで旅行した中でワースト1位。