世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

新市街

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(新市街からガラタ橋、旧市街をのぞむ)


2010年のパリ以来、海外旅行をする時は重い望遠レンズを持って歩きます。
これにガイドブックや水を持ってお金の管理やバックまわりのスリなどに気をつけるとなると、旅はつくづく体力がいるなと思う今日この頃。


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(ガラタ橋を越えると新市街)



トルコ旅行を決めたのはたまたまキャンペーンでチケットがむっちゃくちゃ安かったのもあるし、仲良しのお友達(プラハを過ごした先輩)もちょうどイタリアに遊びに行くことが決まっていたのでお互いトルコ航空で飛べばイスタンブールで合流して遊べるかなっていうプランもあったから。
だけどやっぱり一番の理由はその前の2年間、お仕事での逆境を乗り越えたということへの自分へのご褒美でもありました。辛いわりにはその2年間大きい休みも取らずまじめに働いていたので(でっかいミーティングの当日に仮病でブッチしてやった時もありましたが)、少し気分転換にどっか行こうかなと思ったらたまたまトルコに目がいった、というわけです。


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それまでトルコのイメージはごちゃごちゃして秩序がなく、客引きが多くて埃っぽい。
そんな印象だったけど、もしかしたらこのしばらくの間にだいぶ経済成長したのでしょうか。
今回行ってみて全然違いました。


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(ここでトルコにて3度目のふいの肘鉄をくらう。3人目の人は謝ることすらせずに立ち去った)


そしてもっと人懐っこくて愛想がいい人たちに溢れているかと思ったのですがそうでもありませんでした。きっと一度仲良くなるとそうなのかもしれないけど、観光客とは少し一線を引いてる印象があります。また、「ありがとう」「どういたしまして」をあまり耳にしませんでした。バスを降りるとき、お店を出るとき、何かを受け取ったとき、「ありがとう」という言葉はどの国にいっても耳にしますが、トルコでは滅多に聞きません。とっても不思議でした。お金を払う人がお礼を言う仁義は存在しないのかもしれない。空港にいたサウジアラビア系の人も全く同様だったので、そこの距離の置き方はやっぱり中東だなって感じたところです。




さて、新市街には小さなケーブルカーがあります。


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ここのあたりは昔イタリア居住区として有名だった地域。
貿易としても名高かったベネツィアから船でアドリア海を下降してイスタンブールへやってきた。
そのせいか、ヨーロピアンな建物が多いところでもあります。

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きた~。
これに乗るのとっても楽しみにしていたの。
友達に見せてもらった写真がすごいかわいかったから。


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てっぺんまではものの3分くらいだったかな。


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また乗りたいな。


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駅。


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駅の前にあった本屋さん。


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こじゃれたカフェなどが増えてくるあたりがさすが新市街。


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新市街の目抜き通り、イスティカル通り。
ブランドショプ、カフェ、バーなどがならぶ、ヨーロピアンなメインストリート。
旧市街は観光客メインであるならば、新市街は地元の人が集まるエリアみたい。
旧市街はやっぱりちょっとコンサバな感じがします、ここを見てしまうと。



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メインはやっぱりこのまっかなトラム!
かわいい


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タクシム広場は新市街の中心部。
バスターミナル、あらゆるストリート、空港行きの長距離バスなどが出ています。

そして今年6月にデモがあった場所です。
この広場のすぐ真下に大きな公園があり、市の新規開発計画に対して市民が暴動を起こしました。



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私が訪れた時はまだご覧のようにおだやか。



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このあとバスに乗ってオルタキョイという地域に行く途中で道路が大渋滞。
普段からそんなものなのかと思ってましたがどうやらデモがすでに起こっていたようで、公園内のスタジアムにはたくさんの若い人たちが集まっていました。その時はてっきりサッカーの試合かあるいは野外コンサートなのかと思ってましたけど。

そして私がイスタンブールを去ったその日にこのタクシム広場に大勢の市民が集まったのでした。