ここはホテルがあった場所なんですが、外国人の多いインターナショナルなエリアとガイドには書いてありました。また革製品などのお店も多数あり、なかなか乙な界隈と認識していたのですが・・・。
なんかさびれた雰囲気がするんです・・・。
外人っていっても、白人ではなく有色人種の割合の方が圧倒的に多く、革製品のお店もどこか卸問屋的な雰囲気がして、他の都市でいうとあまり近づきたくないような界隈に限りなく近い。とても危険で近づいてはいけないというほどまでではないんですが・・・。
失敗した写真をあえて昭和風に加工してみました。
そしたら余計雰囲気が出ました。
おそらく昔はこんなふうだったんだと思われます。
おもちゃ屋さん。
これも失敗したのでモノクロにしてみました。
この日の朝カメラの調子がいまいちでピント合わせができなかったんです。
この通りを歩いていて気づいたんですが、ソウルって坂道がすごい多い街みたい。
この後もいろいろ歩いたけど、気づくと高台にいたり坂道を上ったり下りたりしているんです。
ホテルはあえて朝食なしのプランだったので、梨泰院(イテウォン)界隈でおかゆを食べることが本日の第一プラン。友人がガイドブック片手にそのへんの地元の人に聞き込み調査をしている間に私はまたこっそり写真撮影。
すると、この交差点の銀行に勤める角刈りのオジサマがおすすめのおかゆやさんを紹介してくれるという。しかもこの人も日本語が流暢。まー、韓国人の方って想像以上に親切なのねー!!一緒にお店までついてきてくれた。
ところでおかゆって好きですか?
実はわたし、あんまり好きじゃないんです。
子供の頃母が作ったものはキョーレツに煮干しのダシが効いていて塩気もなくて卵と煮干しの味しかしないおかゆ。それを食べさせられて過ごしたトラウマで・・・うちの母は今でこそ大変化を遂げましたが、昔は娘の自分が言うのも何ですが・・・本当に食べれたものではなかった。
だからすごい苦手なんですが、もう大人。そんなこと言ってられない!ので、いざ挑戦。
これがまたものすごく味が薄くてびっくりしました。
写真みて分かると思うんですが、ラーメン鉢にどっさりおかゆが入ってます。
おそらく3膳はかたいと思うんですが、塩気がなくてはじめは物足りなかったんです。
だけど、小皿に載ってるキムチや甘辛く煮付けたお肉、大根の漬け物などは塩気が強かったのでそれと合わせながら食べたらとてもご飯がすすみ、サラッとした味付けだったのが最終的にはよかったのか、気づくと完食しておりました。
満たされた私たちは次の目的地へ向かいます。地図を確認しながら梨泰院(イテウォン)の目抜き通りをブラブラしていると、友人がいったん両替所を探すというのでおつきあいすることにします。
一歩裏通りに入るとこんな感じ。
こういう雑多な界隈も絵になると思ってしまう。
屋台の車がガタゴト言わせながら出勤中。
屋台の車にはなんだか凝ったイラストが。
ちなみに韓国のお店は11時にならないと開店しないのですね。
朝がゆっくりめで実にうらやましい。
坂道を下った先では道路の舗装工事をしている様子。
同じ繁華街でも明洞(ミョンドン)と梨泰院(イテウォン)では雰囲気が大違い。
ネコニャン!!
週末タクシーの運転手にわざと遠回りされてこの目抜き通りを通った時に見た景色は、この朝の雰囲気とは一転、車は大渋滞でネオンがキラキラしていて人通りも多く、夜中の1時過ぎとはいえ昼間のような賑やかさと活気がありました。とにかくたくさんの車や有色人種の方が右往左往していたので、きっとクラブ(若者向け)やクラブ(オヤジ向け)が密集している「夜の街」なのではないかと思います。
ちなみに両替所、一番あやしかったけどこの雑多な通りの両替所が一番レートが良かったそうです。
(意外だけど)
さて、では次の目的地、新沙洞(シンサドン)へ向かいます。
タクります。
噂には聞いていたけど、ソウルはタクシーが本当に安い。地下鉄は大体80円あれば中心部の移動ができるけど、タクシーの初乗りが200円くらいだから4人で割れば多少メーターがあがっても地下鉄とほとんど変わらない計算になる。
日本のタクシー事情とは裏腹に、ソウルはありとあらゆるタクシーが満ちあふれ、常に繁盛している。
日本も運賃下げたらもっと需要が増えるのでは?
新沙洞(シンサドン)とは、東京で言う青山みたいなところなんですって。
街路樹通り、通称「カロスキル」と呼ぶところがショッピングストリート。青山というとブランド店というイメージがあるけど、ここはセレクトショップが多いのと、とにかくやたらカフェが多い!青山に美容室があふれているのと同様に、カロスキルにはカフェがあふれている。
なんか思うのだけど、日本は物質的な面がとても豊かで常に新しいものがあふれているから、似たようなものをみてもあまり魅力的に感じないというか・・・。結局しばらく歩いておみやげを一つ買い、朝からコーヒーを飲んでいなかったのでカフェに入る。
我々としてはソウルらしい地元のセンスあふれたカフェに入りたかったんだけど、ここの場所的にどうしても「おしゃれ系」のカフェしかなくて少し残念。値段もソウルの割には安くなかった。
この日の午後は、エステチームと街歩きチームの二手に分かれる事になっていました。その後で待ち合わせて夜ご飯を食べることになっているのだけど、それまでにだいぶ時間があるのでスイーツを食べて腹ごしらえをしておくことに。
コーヒーを頼んだらお湯とエスプレッソが出てきてビックリ!!
どうやら濃さを自分で調節するらしい。イタリア人がみたら不機嫌になりそうだけど、なかなか合理的かもしれない。コーヒーそのものもとても美味しかったです。
(iPhoneで撮影)
私はフルーツタルトを食べました。
(iPhoneで撮影)
かくして新沙洞(シンサドン)を終了し、一つお隣の駅狎鴎亭(アックジョン)まで歩いて移動。
そして初めての地下鉄体験!!
車内は大江戸線の二倍は広いと友人は豪語しておりました。
そして、かすかににんにくのかほりが漂っていました。
今週発売のhanakoが韓国特集で・・・あと一週間早く発売してくれていたらこの界隈はもっと見応えがあることを知ることが出来たのに・・・。
だけど立ち寄ったお店もいくつか掲載されていました♪
というわけで、土曜日のお昼過ぎまでのお財布。
おかゆセット
タクシー(一回)
地下鉄(一回)
コーヒーとケーキ
一人当たり 1,740円
アンニョンハセヨー。