今は羽田発着で海外に行けるので大変便利ですね。羽田国際空港も非常にキレイで、しかもモノレール直結だったのでこれまた大変便利でした。改札出たらすぐそこは空港のターミナルなんです。感動。
今回は友人と4人旅(今度ばかりは一人旅ではありませんのであしらかず)。
そのうちの一人の提案で、帰国後はPVを作ろうということになり、それを前提とした写真撮りをすることになった為、我々のショットが非常に多い。ピン撮り禁止令が発令された為、ブロガーというか、写真が好きな私は「うう・・・」と唇を噛み締める。
なので、旅のあいまの隠し撮りスナップショットのみのお届けとなりますのでよろしくお願いします。
ソウルは今年厳冬らしく、マイナス20度の冷え込みが続き、相当寒かったと聞いていました。
だけど我々が訪れた時は寒さも和らぎとても過ごしやすかった。
お天気もよくて。
私たちは金浦空港という市内から比較的近い空港に下りたのですが、そこから市内までは大きな大きな川が流れていて(漢江というらしい)、その上には深い霧が立ちこめていたので遠くまでの景色も見えず、それはまるで海のように見えました。表面は寒さの為氷が張っていて、大きな大きな橋が24くらいかかっているそうです。
韓国の人はこの景色をみると「故郷に帰ってきた」という気持ちになるんだそうです。
(残念ながらその写真なし)
ソウルってたくさんの免税店があるんですよ。ビックリしました。意外と観光地なんですね。
しかも、空港を下りたら強制的に連れて行かれるのでやむなく立ち寄ります。
屋上はフリースペースになっていて、そこらじゅうに「イ・ビョンホンと2ショット」的なポスターがごろごろしていました。
これ、一見普通の広告かと思いますでしょう?
だけどほら!
こうやって紙バックの中に立つとまるでイ・ビョンホンの中に包まれているような錯覚に。
これはパネルですが、
「ワールドスタ・イ・ビョンホンと共に、素敵な思い出を作りましょう!」と書いてあります。
奥にそびえるは巨大な新羅ホテル。
家族連れも多かった。
そしてホテルへチェックインしたら、すぐにソウルの中心地、明洞(ミョンドン)へ。
日本で言う渋谷みたいなところです。
我々が訪れたのはちょうど旧正月の最終日の週末だったのですが、特にお正月的なお祭り的なものはやってなくて、ショッピングに訪れる地元の若い人々や観光客でごった返していました。
目を引くのはとにかく屋台。
なんか美味しそうなんですよ。
韓国人の胃袋もなかなかグルメですね。
すごい食べたい!!!!
これはさつま揚げみたいなものなのかな??
歩行者天国のど真ん中でこういう屋台がたくさん出ていました。
友人がみんな近くの韓国コスメショップにでかけた間に私はこれらの写真をパチパチ撮ってました。
とにかくすごい人ですが、ここがソウルの中心部ですからやっぱりパワーありますね。
しかも日本語、みんな上手にしゃべります!!
タイツ屋さんもよく見かけました。
このおやき屋さんは長蛇の列。
おやきの中に味のついたお肉とか春雨が入ってるそうです。食べたい~~~。
こういう伝統的?な軽食があるせいか、ソウルでファーストフードはあまり見かけないんです。
少なくとも日本よりは圧倒的に少ないのは間違いない。
マックよりもこっちの方が100万倍おいしそうですから無理もない。
ジャンボシュークリーム。
どれだけジャンボなのかを見せるような写真の撮り方をしなかった・・・失敗。
後ろを歩いていた日本人の男の子も「うわ!でけーーっ!!!」って言ってました。
ドッジボールくらいはあったような気がします(ほんとだよ)。
考えてみるとマレーシアに行った時も屋台はたくさんあったんだけど、あっちまで行っちゃうとなんか食べ物もどんどん変化していくので、結構得体の知れないものが多くてかなり抵抗ありました。
韓国あたりならまだ食文化が似ているようでどれもこれも食べたいと思ってしまうのですが、その違いもおもしろいなと思いました。
これは餃子。
蒸し立てであったかそうで、ぜひともトライしたかった。
日本の居酒屋やカレー屋さん、トンカツ屋さんなども多く見かけました。
ここもそのうちの一つ。
私はこれを見た時、頭にかぶる「かつら」だと思って笑っていたら、友人に「桂」だと思うと言われ、「ああ、桂三枝の桂ね」なんて発言している自分のレベルの低さにあとで愕然としてしまいまして。
韓国はコスメ天国でも有名なので、女子にはたまらないスポットなんだと思います。
これはすごいですよ。
地元でも人気のリップクリームらしいんですが、くり出しのバーが幅広なので、一塗りで両唇を一気にぬれる代物なんだそうです。お正月セールでほとんどの商品がやすくなっていたのにこれだけは割引ナシでした。日本円で900円です。安くはないわねこれは。
私は普段使い慣れているものしか使いたくないのでスキンケア系には全く興味なし。
カラー系も、友人が某外資系化粧メーカーに勤めていてサンプルを何度も山ほどもらっているので特に買う必要もなく、ただウィンドウショッピングだったのですが、安くてかわいいものがたくさんあったのでそれなりに楽しめました。
明洞界隈にある服屋さんで我々はアドレナリンがマックスまで上がり、それぞれニットを買いました。
3000円でした。
オーバーめにきて、細身のパンツとブーツインして合わせるのがイメージです。
パンツの色はデニムというよりもカーキ色の方がこなれた感じがしそうです。
さて、ショッピングも終わり、本日のメインへ向かいます。
東大門にあるタッカンマリ通りという界隈にある鳥鍋屋に行くのです。
旧正月で9割のお店が閉まってましたが、ここだけは灯りがついていました。
あやしい!!
どこが名店なんだかよく分からないけどみんな名店にみえる。
ここは日本の有名人も数多く訪れているのを売りにしていた。
どこもしのぎを削っているようだけど、わりと店内は空いている。お正月のせいかな。
これはまさか・・・マッコリのカメ???
むかしみた西太后という映画を思い出しちゃった。
当時中国の拷問はこういうカメに入れられたようなので、恐ろしいイメージがあります。
ようやく目指すお店に到着した!
ここはすごく有名な鳥鍋やさんだそうです。
友人がばっちりリサーチ済です。「ハルメ」っていうお店でどのガイドにも載ってるんですって。
地元のタクシーの運転手さんもイチオシしてましたのできっと本物です。
店内はすごい人です。
この店だけが、こんなに人がいました。
マイエプロン持参して食べてる人もいました。
私たちが入ったときは唯一テーブルが一席空いていて並べずに座れました。ラッキーです。
タッカンマリとは「鳥鍋」のことで、いわゆる韓国版「水炊き」のことだそうです。
日本と違うのは、鶏肉とニンニクのだしであること、タレには赤唐辛子が入ることです。
食いしん坊の方はこれを聞いただけで生唾がこみあげてくると思います(私はそうでした)。
<具>
鶏肉一匹、ネギ、にんにく、ジャガイモ、韓国のお餅、白菜キムチ、締めはうどん
ちなみに鶏肉の中に具がつまっているとサムゲタン、
このように鶏肉オンリーの場合はタッカンマリというそうです。
見た目は似ていますが少し違うのだそうです。
おじさんが素早い手さばきで鳥をはさみでチョキチョキしてくれます。
まずはお餅から頂きます。
たれは醤油とお酢を混ぜて、お好みで赤唐辛子を入れたものにつけて食べます。
これがものすごくウマイ!!!!
お餅は歯切れがよくてすでに鳥のダシとニンニクの風味がしみていました。
お肉もほぐして同様にタレにつけて食べます。無心になります。
だけどタッカンマリの本当の美味しさは、このスープにありました!!!!!
これは肉を楽しむのではなく、スープを楽しむものなんだと思います。
鳥の甘くて深みのある出しがしっかりとしみたジャガイモとスープを食したときのあったかさ。
締めのうどんがどれだけたまらなく美味しかったかは、言うまでもないでしょう。
キムチは食べ放題が韓国流。
隣りのテーブルのおじさんが焼酎を浴びるように飲み、赤唐辛子をどっさり入れたタレにつけて食べているのを見て私はビックリしてしまい、何度もバレない程度にチラ見しちゃいました!
タッカンマリの食べ方が書いてありましたが全く判読不能。
マッコリもたしなみ、お腹も満たされ、すっかり満足してお店を出る。
髪の毛や洋服にはしっかりと肉とニンニクのにおいが・・・。
東大門の目抜き通りを歩きながらその余韻に浸る友人たち。
普段はとてもにぎやかなネオンで彩られているはずの東大門。
こんなふうに年に一度のお休みで街はとても静かだった。
金曜日のお財布。
タッカンマリ、マッコリ
タクシー代(二回)
水
コーヒー
お一人様1,200円でございました。
アンニョンヒカセヨー。