大げさじゃなくここ最近で一番楽しかった夏のバカンスといえばクロアチア以外にないと思う。
もちろん初夏のトルコの海沿いの街も良かったし、はるか昔の話をすればギリシャや南仏、シチリアなんかも忘れがたい思い出なんだけど、共通して言えるのは多分「素朴な夏休み」が好きなんだと思う。
豪華なコンドミニアムやホテルに泊まって冷房の効いたレストランでおしゃれなディナーというよりも、地方の海沿いの小さな短期滞在用アパートで質素な食事をしたり、たまに近くの食堂で好きなもの食べて、ダサいおみやげ屋さんを丹念に見てまわったり、アイスクリーム食べたりするのが好きなんだと思う。もちろん海は必須。
この日はワンデイトリップに申し込んで最高の夏休みを満喫しまくって夕方戻り、そのあと近くのレストランで食事した。幸せだった。とにかくクロアチアは日本に帰りたくなくなるくらい毎日が幸せだったから、もう一度行きたいと思ってる。多幸感を毎日感じることって長い人生においてもそんなにないだろうから、この旅はかなり稀有だったと言ってもいい。
ドブロブニクに行くと言ったら、「周辺の小さな町に宿を構えた方がいい」と言ってくれた友人(兄)のアドバイスを今でも感謝している。本当にその通りだった。
私が滞在した町、ツァヴタットの唯一の欠点といえば、海辺が岩場なので足が滑って危ないこと。
海で泳いで陸地に上がる時も膝を岩にぶつけてかすり傷だらけになった。
でも最後はコツをつかんで無傷で陸に上がる術を覚える。
いい教訓だった。
陸にうまく上がれなくて岩場でバタバタしてたら、まだ10代中盤くらいの子供の男の子が優しく手を差し伸べてくれて、こんなに小さい子でも見知らぬ人を反射的に助ける精神が宿っていることに感動し、レディに優しい国って好きだなと心底思った。
海のある町に行くときは虫除けスプレー持って行くの忘れないようにしなくちゃ。
この記事読んで思い出した。
ブログ日記はこういう時本当にためになるのよ。