メキシコにはソカロと呼ばれる町の中央広場が必ずあるのですが、ここメキシコシティには国内でおそらく最も広大なソカロがあります。別名「コンスティトゥシオン広場」と言う名前もついていました。
広場の前にはメキシコカトリック総本山の「メトロポリタン・カテドラル」が鎮座。
すごーく長くて大きい建物がさらに広場を囲む。
あっちにも。
その間に燦然と輝くのは「ラテンアメリカタワー」
なんかアンバランスな旧市街の風景がちょっとおもしろくて写真いっぱい撮った。
では早速カテドラルに入ってみましょう。
まず建物内がすごく明るいので驚きました。
このゴチャゴチャ感がメキシコの教会では一般的なのだとこの辺りから確信に変わりました。
さすがカトリック総本山だけあって豪華絢爛。(あんまり好みではないですが)
ローマはバチカン市国にある祭壇中央には椅子が壁にくっついているのをご存知でしょうか(多分暗くてよく見えないから知らない人も多いかもしれません)。ここにも何やらそれっぽい権威の高そうな椅子がおいてありました。
マリア様の壁画の下に6体の彫刻があります。赤ちゃんを抱いているのはヨセフかな。それ以外は聖人かな。こういうのに昔っから興味があって(ほとんど聴いてなかった)キリスト教倫理学まで取ってた時もあるのですが、全く知識が生かされず悲しいので現地ガイドをつけたいところ。次は一日ガイドさんお願いしてみようかな。
磔刑のキリスト像はクリスチャンじゃない私が見ても胸が痛むというかひれ伏す気持ちになります。このように向かいからマリア様が見守っていてくれているんですね。ジーン。
バロックかと思えばロココな絵画も登場しております。やっぱりヨーロッパの影響を非常に受けているのがとてもよく分かるし、地形的にものすごく距離があるから文化継承も時差があってこういうミックス形式になっちゃうんじゃないだろうか。
とにかく一言で美しいです。
さすが総本山だけあって圧巻の迫力と威厳がありました。
ああ、、パーパ・フランチェスコにこんなところでお会いできました。
では隣接するお隣の建物にも入ってみます。
こちらも中がとても明るいです。
メキシコの人はカトリックが多くて宗教熱心なイメージがあります。
では俗世間に戻りましょう。
ソカロの周辺はいわゆる旧市街と呼ばれており、昔からある建物や通りが碁盤の目に広がっています。
いわゆる目抜き通りなので人が多く賑やかでほのぼのした雰囲気が広がりますが、去年ここを訪れた会社の人が白昼堂々ひったくりにあったと言っていたのでくれぐれもご注意ください。
ここのカフェは超イケてました。壁いっぱいにイラストレーションの絵がいくつもいくつもかけてあってすごくいい感じだった。
ちょっとグレーの柱が邪魔だけど、メキシコシティにもメゾン・カイザーがあったのが意外でした。誰が買いに来るんだろうこんな高級パン屋さんに。
古き良きストリートです。
おお!なんとこれは壁の模様が美しい!
近寄るとこんな感じ。美しい壁面に感動します。効率性とコスト率だけしか考えない日本には絶対にないパターンです。
先日どっかの人がコロナによってお芝居や舞台が軒並みキャンセルになってしまい、このままではこれから生まれるべき才能ある芸術家が登場できなくなるかもしれない。今こそドイツをならって国がアートを推奨しバックアップをすべきである。結果それがコロナから人々を救う救済になるのだと力説してましたが、個人的には「はあ〜??」って感じでした。
芸術をましてや勝手な自分の価値観で人や政治に押し付けるな!ポイントずれてるぞ!
これもきれいな建物だった。
近寄るとこんな感じ。
街づくりってもっと自由でいいよね、としみじみ思うのでした。こういう刺激を受けるのも旅の楽しみの一つなのでもあります。
日本もこういう都市空間作りできないのでしょうか。
古い建物です。一階はパサージュになっていて二階がカフェになっている。はて、どこかで聞いたことがあると思ったらプラハでした。プラハもそうだって友人(兄)が説明してくれたのを思い出しました。だからきっとこの建物もヨーロッパ式ということになりますね。
こちらは博物館だったか資料館か美術館。ちょっと写真が下手でうまく撮れていないのですがなかなか迫力がありました。
さて、ドキドキのメトロに乗って一旦アパートに戻ります。
メトロは意外と人が多くて明るくて大丈夫でしたが、とにかく細心の注意を払いまくりました!!メキシコシティでの移動はとにかく「スリはいつでもすぐとなりにいる」と思っておいたほうがいいと思います。
ただいま〜!
(疲れて重たいリュックを放り投げる)
こっちはベッドルーム。本当に快適なアパートだった。探すの苦労したけど甲斐があったと思う。
この日まだやることがあるのでまた出かけたのだけどそれについては別途まとめて書く予定。