世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

グアナファトの従業員部屋

 

 

もったいぶって更新中。

2018年5月のメキシコ旅行、最後の放浪先はメキシコ中部の町グアナファトです。

 

位置確認。

 

 

 

 

 

 

メキシコシティからは飛行機もあるみたいですが、ドライブを楽しみたくて高速バスにしました。グアナファトまでは高速道路(幹線道路?)が整備されていて、どこまでもまっすぐな道路が永遠に続き、大型の貨物トラックがバンバン走っていたのを思い出します。これまで旅したサンクリストバルやタスコのような山谷超える山岳地帯を走るような感じではなかったし、香水をふんだんに浴びて乗ってくる人も、予約していないくせに一番前に我が物顔で座る不届きものもいませんでした。平日っていうのもあるけど、比較的バスも空いてました。

 

バスのチケットは事前に往復分をメキシコシティのバスターミナルで買っておきます。

海外でバックパックあるいはふらふら旅行する時はとにかく何事も余裕をもって事前に行動するのは常識なんですが、、、

 

beabea-journey.hatenablog.com

 

 

 

グアナファトのホテルは遂に予約しないまま出かけちゃったんですよね。

 

巨大観光都市だし安宿もいっぱいあるからまあなんとかなるだろうと思ったし、せっかくの絶景を眺められる場所は現地で確認してみないとわからなからと思ったのですが、やっぱあまかったです。

 

そうそう、メキシコシティからグアナファトは車の場合渋滞なしで片道4.5時間もかかるので、一泊するのが妥当のようです。また、この周辺には他にも小さいこじんまりとした町が点在しているので、本来であれば三日くらいのんびりこの地方を周遊するのが定番なのですが、今回は時間がなくて叶いませんでした。とても残念ですが、次にまたメキシコを訪れる時は必ず実行したいと思います。

 

まずバスはグアナファトのバスターミナルに到着します。

 

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市内中心地へ行くためにはここからローカル線のバスに乗り換えないとなりません。標識とかなんにもないので、ここはもう直感あるのみ。目の前にきたあの白いバスに駆け寄ってみたら「GUANAJUATO CENTRO」と書いてあったので乗り込みました。バスの料金は運転手に現金払いです。そうすると運転手さんは天才的な暗算計算でささっとお釣りを出してくるのですが、それがもうまるで手品のような手さばきですから、メキシコに行った時は一度ローカルバスに挑戦してみると楽しい体験ができます。

 

 

 

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さて、バスに乗ったところで今度は一体どこで降りたらいいのかさっぱりわかりません。しかも結構遠かったんですよね、市内中心地までが。途中小学校の下校途中の子供達がどわっと乗ってくるし、いろんなところをぐるぐる回るし、もうこうなると自分の勘に頼るしかありません。ニワトリがのんきに歩く風景もあれば近代的なコンクリートの建物を車窓から眺めながら、グアナファトってもっと田舎のガラパゴスかと思ってたけどまあまあリッチな街なんじゃないの?と感じました。少なくともこれまで見てきたオアハカサンクリストバル、タスコとは比べ物にならないくらい近代化が隣り合わせている。

 

 

バスでは私の前に中国人の女性が座っていて、Booking.comのバウチャー片手に運転手さんに必死にこのホテルに行きたいと伝えていたけど、タクシーじゃあるまいしそんなの無理な質問。同じアジア人だし一緒にされたくないななんて思っちゃって、野生の勘でここだ!と思ってバスを降りたらぜーんぜん的外れなとこで降りちゃって、結局現地の人に「ドンデスセントロ(市内中心地はどこですか)」と聞いて歩くはめに。。。

 

 

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インフォメーションセンターって昔はどこに行ってもあって、いろんな情報を教えてくれたんだけど、メキシコは全く機能していないと言ってもいいかもしれない。地図なんてもちろんないしホテルの情報もない。ただ暇そうに座ってるだけ。インターネットの情報の方がよっぽど頼りになるってことですよね。私は持ってなかったから結構困ったけど、つくづくSIMフリーの携帯はメキシコでは必須だなと思いました。

 

一軒一軒渡り歩くホテル探しにちょっと時間がかかってしまってややテンションも落ちているところで救世主。狭いのでよかったら一部屋空けてくれるって。ムーチョスグラーシャス、まじで助かりました。

 

ホテルそのものの雰囲気は悪くなくて、バーや食事室もあり、屋上のテラスはいつでも出入り自由とのこと。

 

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私のお部屋はシングルベット一つがやっと入るような部屋で、シャワールームと洗面があるだけ。テレビは一応あったし、WIFIもありました。歯磨き用のミネラルウォーターも二本置いてくれました(メキシコではこれがデフォルトです)。レセプションのすぐ真横だったからやっぱり従業員部屋だったと思います。写真撮ってこなかった!迂闊でしたが、取る価値もないようなお部屋だったけど、昔もそんなことあったななんて思い出してちょっと懐かしくなりました。

 

 

 

窓から見る広場の風景がとても素敵だった。これだけで心が和みました。

 

 

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Hotel Casa del Sole

http://www.hotelcasadelsolgto.com/index.php

 

従業員部屋だから一泊600ペソ。今日のレートで約3,000円でした。

一般用のお部屋は一泊9,000円くらいするみたいなのでまあ妥当な金額ですね。

支払いはキャッシュオンリーでした。

 

光都市グアナファトの宿泊事情はこれまでの都市に比べたらゆうに三倍。

つくづく日本のビジネスホテルのクオリティの高さをしみじみ感じます。

 

 

 

場所はセントロオブセントロ。目の前は街のアイコン的存在、グアナファト大学なんで最強の立地です。

 

 

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通りの突き当たりのちょうど角にこのホテルがあるので迷うこともない。

 

 

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食堂にあるバルコニーで猫のように辺りをじっと眺めていたら、ホテルのスタッフのメキシコ人が話しかけてきて、日本人は勤勉で礼儀正しくて頭のいい人たちだと言ってくれました。

 

この数年日本はアジアの中でもどんどん取り残され、中国やシンガポールにあっという間に追い抜かされてもはや陸の孤島となりつつあるので、海外でそんな風に言ってもらうと改めて先陣で努力し頑張ってくれた日本人に感謝の気持ちを感じずにはいられません。そう思うと、私なんてなんにも貢献していないので情けないなと思うのでした。偉そうなことは言えないな。

 

 

 

とりあえず眠る場所を確保したのでこれからお昼を食べに行きます。