メキシコシティに滞在してはや数日、私のメキシコ旅行最終地はここで終わり。
ではない。
さて、めんどくさいけど次の旅先のチケットでも買いに行くか〜ということでメキシコシティのバスターミナルへ向かいました。
大地が広大な国メキシコは飛行機だけでなく高速バスも網羅されているのでとても便利です。飛行機は遅延しまくる（っぽい）のでその時間のロスを考えればある程度確実に着く高速バスが便利な場合もあるのですが、例のごとくインターネット予約ができませんので自分の足でバスターミナルへ事前にチケットを買いに行くという手間がありました。※2018年時
唯一Webで事前に買えたチケットではすでにふんだりけったり体験済ですが。
※もちろん当日購入当日出発も可能ですが、人気路線はなくなるリスクもあります
メキシコシティのバスターミナルは目的地によって東西南北にターミナルが４ヶ所あります。大体こういう場所は治安がかなり悪いのでいつも以上に度気合いを入れて出かけるべし。
さて、しっかりとリュックを胸に抱きしめて腹巻きポッケをガードしながら地下鉄に乗ります。着いた最寄駅のホームから改札口までに薄暗い階段があって、とっさに危険センサーが反応したのでそれはもう身が縮み上がるような思いでそこだけ走って通り過ぎたら、同じように走ってる人がいました。私が走ってるからなんかあったのかと思って連鎖行動したのかも。ごめーん（笑）！
北ターミナル｜Terminal Central Autobuses del Norte
東ターミナル｜TAPO(Terminal de Autobuses de Pasajeros de Oriente)
西ターミナル｜Terminal Poniente de Autouses(Observatorio)
南ターミナル｜Termina Central de Autobuses del Sur
長距離バス会社は多種多様
メキシコの長距離バス会社はかなり多くの会社が乗り入れていて競合しまくっていますが、選ぶポイントは（偉そうに言うほどでもないですが）これだと思います。
- 目的地まで行くバス会社を探す（会社によって微妙に異なるので）
- 希望の時間帯に到着する時刻に合わせてバス会社を選ぶ
値段はほぼどこも変わりません。なのでターミナルに着いたらこれらのポイントで探していけばいい。もし時刻表が見当たらなければ窓口に行ってお姉さんに聞くしかない。やってくれるサービスとオススメポイントは以下の通り。
- 事前座席予約が可能＝防犯対策として運転手の近くがマスト
- ケチらずにここは治安を考慮して迷わず一等車
- 乗車当日はお水とスナックが無料でついてくる
- 往復チケットを買っちゃうのがオススメ（時間のロスを防ぐため）
- 人気路線のハイシーズンはとにかく早く買わないと売り切れるのですぐ買いに行く
- カード決済可
英語はほぼ通じずスペイン語のみ
英語がほとんど伝わりませんので、頑張ってスペイン語にトライするか筆談するしかないです。私の場合は奥から英語ができるマネージャーが出てきてくれましたがほんの数分でいなくなりました。
「乗り場ゲート3の33−35番口に15分前に行け」というメモです。
手書きのSALA（乗り場ゲート）をずっと「Sab」としか読めなくて読解するのにしばらく時間がかかりました。
LCCも積極的に利用
一見バスが安くて手軽と思いきや、オアハカくらい遠距離であれば絶対飛行機がベスト。メキシコはLCCもガンガン飛んでいるので、安くて早くて安心です（遅延さえなければ）。
とりあえずチケットを買ってホッとしつつ北ターミナルから帰ろうとしたらすごい夕立にあって、しばらく雨宿り。勇気を振り絞って腹巻きからアイフォン取り出して写真撮る。
駅のホームの入り口は目の前だけど、この距離でも間違いなくずぶ濡れになるパターン。壊れかけた折り畳み傘ではどう考えても埒が明かない。
タクシーは怖くて乗れないし、UBERをターミナル目の前まで呼ぶとタクシー運転手にボコボコにされるという話も聞くし、かと言って周辺をウロウロするのは正気の沙汰ではないので、ここはおとなしく雨が上がるのを少し待って地下鉄で帰ります。
これ、ターミナル内。おまわりさんのブースがあるじゃない！
あてになるかどうかは謎だけど、とりあえずここのそばで雨宿りをしました。
そして雨が少し止んだのでダッシュして駅の入り口まで行って、また恐怖の駅構内階段をダッシュで上がったらやっぱり同じように走って上ってくる人がいました。また恐怖心を連鎖させちゃったかな、ごめーん（笑）！
この時、ターミナルでアジア人は人っ子一人見あたりませんでした。つまり、どうしても目立っちゃうのでなおさら気をつけないとなりません。失礼を承知で言いますけど、こういう時みんなが自分をC国人だと思ってくれたらいいのにと思う時があります。ここに住んでる華僑か行商人だと誤解された方が安全かと思いまして。。。別に魚背負ってるわけでもないので行商人には見えないと思いますけど。
（一回だけイタリアで職質されたことがあります。その時はローマからペルージャに引っ越しする日で辞書やノートが入ったたくさんのダンボールをキャリーにくくりつけてみずぼらしい服装でがら空きのユーロスターに乗っていたので完全に怪しい不法滞在者と誤解されました）
→過去記事（行商人だと思われたきっかけが書いてありますが、文体が恐ろしく雑な上に意味不明なので読まなくてもいいです）
※当時この記事も結構盛り上がったのに皆さんのコメントが引越しできずに残念。
南バスターミナルに行く途中の屋台が何気に楽しい
一方、南バスターミナルは地下鉄の駅と直結していませんのでアクセスには注意が必要です。地下鉄の改札を出たら渡り廊下を前進し、左にくだる階段を降りると屋台が密集している市場があります。それを通り抜けると南ターミナルが見えてきます。
すみません、写真なくて。怖くてなかなか駅でカメラを出せないのです。行き方を参考にされたい方はあとは想像力にお任せします。
が、その途中にある屋台が気になって立ち止まる。
ここを通り過ぎた時に喉がカラカラでなんとなく甘いものを欲し、マンゴージュースを買って立ち飲み。
これがめっちゃくちゃ濃厚ですごく美味しかったです。（もっと喉乾きそうだけど）
瓶っていうのがレトロでいいね。ちゃんと冷蔵庫に入ってました。
それよりも屋台。
丸揚げトルティーヤが美味しそうなんですけどーーーーーーー。
バレないように写真撮ってたらバレて、おばちゃんに怒られた。
あーあ、食べればよかった。なんで食べなかったんだろうと思うのですが、この時期わたくし食傷気味だったんですよねそういえば。かわいそうに。メキシコ来る前のプラハで食べすぎて自業自得。
さて、これまで2018年メキシコの旅、オアハカ＆チアパス、メキシコシティと歩いてきましたが、次回からは第3章の旅に入ります。どこに行ったかは（ほぼバレてるけど）次回をお楽しみに。
