世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

バービー人形の考察

最近思ったんだけど、なるべくカメラを持ち歩こうと考えました。
私が普段海外でピピッとくる風景は、見方を変えればきっと日本にも存在するはず。
しかし、別に「日本のいいところをもっと探索します」みたいな大義名分は全くありません。
モチーフはもうちょっとラフです。

だから浅草にもカメラ持参で出かけました。
カウンターでお昼に冷たい天ぷら蕎麦を食べながら、
20年来の幼なじみの男の子と「母子家庭がいかに大変か」というテーマについて話し合いました。(結構真面目に)



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浅草はやっぱり夏の方が雰囲気があっていい。こんなどんよりはダメ。



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浅草寺のおみくじ。



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先日新聞を読んでいたら、今上海ではバービー人形が爆発的に人気を博していると書いてありました。
上海の大型店にはバービーショップがオープンし、ドーム型の店内には天井からバービーの広告が吊り下げられていました。


私が子供の頃しつこくおねだりして買ってもらったバービーはこういう水玉のシフォンっぽいフワフワした素材で作られていたスカートを履いていました。白地に赤の水玉です。



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着せ替えも欲しくて仕方なかったのですがどうしても買ってもらえませんでした。(できれば家も欲しかった)



その時イタリアで一緒に働いたロシア人が言っていたのを思い出しました。

ゴルバチョフになったあたりから生まれて初めてコーラというものを飲んだ。」


そしてモスクワのお店の店頭にもようやくそのようにして外資系企業がどんどん参入し、彼女が生まれて初めてバービー人形を目にした時は心が震えたと言ってました。(やっぱ喉から手が出るほど欲しかったらしい。)


つまり、
・私が子供の頃にみたバービー
・友人が20歳になって初めてロシアでその存在を知ったバービー
・今、上海で話題になっているバービー

というふうに、経済情勢あるいは政治的背景の転換によりバービーはその象徴をなしているのではないかと思ったわけです。バービーちゃんが。


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だからもしイランでバービーが売られるようになったらそれはかなりの大事件だということです。


それは同時にアメリカが世界を制覇することを意味しますね。







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グローバリズムが進んでいくことが一番正しいことかどうかなんて誰にもわかりません。
もともとバービーちゃんという存在を知らなければそれはそれで平和に暮らせるのですから。

実はそういうことだらけで世の中溢れているような気がしませんか?






はぁ~眠い。



チャオ。