世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ジャラジャラロリンズ

マイケル・ジャクソン亡くなっちゃいましたね。

私がまだ小学校だった頃に、近所のナショナル電気店のテレビで「スリラー」のPVを流していて、それを幼なじみと一緒によく観に行った。とてもおもしろい短編映画のようないわゆるゾンビのホラーを怖いものみたさで毎日訪れては「すみませーん、スリラーのビデオ見せてください。」とお願いしてかじりつくように何度も何度も見たんです。
思えばそれが私の洋楽の最初のドアでした。そしてホラー映画のドアだったかもしれない。
(その後流行ったゾンビ映画は殆ど観たけど、ホラー映画の話をしたら結構キリがないので割愛)



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あ、そうそう。このPVで私が印象強かったのはまずゾンビが踊るってとこです。
フツーーーなことと言えばもろフツーーーなの。でもゾンビ映画を観てる人なら分かると思うけど、ゾンビって歩みがめっちゃスローなんですよ本当は。ノロノロしちゃってんの。だからこんなキビキビしてるゾンビはすごかったっていう子供の頃のインパクト。



多分今の若い世代の人たち(私も十分若いつもりだけど)には、スキャンダラスなマイケルしか知らないかもしれないし、私自身も特に熱狂的なファンではなかった。けれど音楽と言うものを一大エンターテイメントに仕立て上げたその功績はすごいですよ。さきがけでしたから。あの頃の音楽は全然良かった。映画も然り。
それにしても現代のウララ系な音楽は一体なんなんでしょうね。Don McLeanのAmerican Pieの歌詞に「音楽が死ぬ日」という歌詞がありますが、まさにあれは予言だった。「あなたが一番好きな歌は何ですか」と聞かれたら、まず現代の音楽なんて浮かばない。だって記憶に残ってないから歌手の名前すらでてこないし。所詮その程度なのである。本当にいい音楽と言うのは心を揺さぶられるものである。


私よりもちょっと80年代よりの先輩が言ってた。

「マイケルの歌は、実際自分が歌ってみるとなんか違う。多分マイケルだからこそ出せる表現力があると思う。
嘘だと思うなら一度カラオケでもいいから歌ってみるといい。全然雰囲気の変わる歌になるはずだよ。」




私はこれが好きだなー。


Heal the world
Make it a better place
For you and for me
And the entire human race
There are people dying
If you care enough
For the living
Make a better place
For you and for me


これ泣けるー。なんていい曲なんだっていつも思ってた。
他の数あるヒット曲でも大好きなのはいくつか挙げられるけど私はやっぱこれかなー。
歌いながら思わず体が横揺れですよ、横揺れ。ついでにキャンドルでも持つような勢いまでいきそう。



えーと、今日はマイケルの話をしようと思ったわけではないんですが、好きな音楽の話になるとついお喋りが過ぎちゃうんです。更に続けると今日は昼間ランチに行ったらソニー・ロリンズ流れてました。ジャッジャッジャッジャラジャラジャラー!です。シビレルね。分かりにくくてすみません。He's still aliveです。



ここまで書いたらすっかり何を書こうか本来の目的を忘れてしまいました。
だからここで締めます。
思い出したらまた書きます。
仕方ないからタイトルは「ジャラジャラロリンズ」にしておきました(この小ネタのせいで忘れたので)。

シーユー。

なかなか訪問行けなくてすみません。毎度のことですが死にかけてます。村上さんのエッセイで救われています。