(まえがき)
「このお話を最後まできちんと読めた人には、文化勲章を捧げる」=無理して読まなくてもOK
Who reads the longest story here, beabea will dedicate a wonderful gift you've never seen.
ピー:きのう『ベルリン、天使の詩』をみた。
パー:あー大分前の映画ね。観たけど忘れちゃった。友達がすごくはまってた。
ピー:ああいうのはまる人ははまるんだろうね。結論としてなかなか良かった。うーん、良かったとか悪かったっていうんじゃちょっと違うかも。集中して観たというよりも色々考えながら観た。
パー:どんな?
ピー:サーカスの女の人、自分がこれから先どうやって生きていくんだろうって悩みつつも、『私は愛したい。誰かを愛したい』ってやつ。あれ観て思った。それが人間の根底なんだろうなぁって。愛することは必然的なことだろうなって。男女だけじゃなく家族や友人やその他いろいろ。でも何となく自分は健全じゃないって思った。
パー:そんなことないって。健全じゃないのはこっちだよ。
ピー:で、幽霊が人間にスイッチした時に言うセリフ。『子供が子供だったころ、僕はパンとりんごだけを食べていた。でも大人になってもそれは変わっていない。子供が子供だったころ、僕は人見知りをしていた。でも大人になってもそれは変わっていない。』結局、大人になったらそれなりに成長するもんだと思っていても、実は何も変わっていないものもあるんだろうなぁと思った。子供だからとか大人だからって簡単な言葉じゃなくてさ。」
パー:それ、わかる。なんか分かっているようなフリをしているけど、そうでもなかったり。
ピー:そうそ。
パー:意外と子供の頃から何も変わってないのかもしれない。
ピー:三つ子の魂。
パー:そう。
パー:なんか村上の本に出てきそうな感じ。今もこの先も分からない。みたいな。
ピー:まさに(『5月の海岸線』を思い出す)。そういえばカーヴァーの本でね。
パー:ふんふん。
ピー:最後に載ってた短編に胸をえぐられちゃって。まさしく自分の心境そのものだった。翌日まで引っ張った。
パー:えー。何てタイトル?
ピー:ナントカの妻だったかな。そんな感じ。
パー:村上かぁ。自分は村上龍と春樹だったら龍がいいな。あのかっこつけちゃってるところがいいんだけど。
ピー:龍は苦手。『トパーズ』は『時計じかけのオレンジ』と同様、高校時代の私には刺激が強すぎた。
パー:『トパーズ』から入ったか!でもね、すごくいいんだよ。『テニスボーイの憂鬱』なんて最高だった。当時周りの人はみんな読んでいた。男なんてこんな感覚だよってみんなが言っていた。
ピー:69(シックスティーナイン)。
パー:あーー!!あれは良い本だね!!長崎の青春群像。どっちも読んで欲しい。
ピー:この前行った皮膚科の先生が村上龍にそっくりだった。あとで人にその話をしたら村上龍って誰?って言われちゃった。
パー:歳が若いんじゃなくて?
ピー:3つしか変わらない。ナントカのハローワークの人かなってようやく理解していたけど、龍といえばそれっていうのもちょっと寂しいね。
パー:なるほどねー。
ピー:村上が『そうだ村上さんに聞いてみよう』、あれはいつも立ち読みなんだけど、ある質問があって『僕は履歴書を書いています。自分の死に際まで考えるくらい頭を使えってありましたが、村上さんは自分の死に際をどのように考えていますか』って(笑)。
パー:ブハー!
ピー:で、村上は『僕は自分の死に際まで考えたことはありませんが、あえて考えてみると、みんながワァワァ悲しんでるときに「なんちゃって。」ってムクッと起き上がるのが理想ですね。』(笑)。
パー:最高(笑)村上はそういうところが、なんかカワイイ。
ピー:だよね(笑)。しかもその後にちゃんと『これは死に際とは違いますね』ってつっこんでる。
パー:あ、ところで例の件、ごめん。
ピー:ぜんっぜん気にしなくていいよ。500メートル先にいる友達みたいな気の遣い方はナシだよ。
パー:まだ飲んでる?
ピー:飲んでる。
パー:安ワインは悪酔いするから気をつけよう。
ピー:気をつけよう!
パー:明日も適当にやろう。
ピー:適当適当!
パー:おやすみ。
ピー:おやすみ。
さぁここまで読んだ方はエライ!!!
意味がないとかくだらないとか長いとかピーパーピーパー耳障りだとかのクレームは一切受け付けません。いずれにしてもこれを読んでいるということは、すでに文化勲章ものなのです。素晴らしい・・・。
今から安倍さんに文化勲章の相談メールを打たねばなりません。
「このお話を最後まできちんと読めた人には、文化勲章を捧げる」=無理して読まなくてもOK
Who reads the longest story here, beabea will dedicate a wonderful gift you've never seen.
ピー:きのう『ベルリン、天使の詩』をみた。
パー:あー大分前の映画ね。観たけど忘れちゃった。友達がすごくはまってた。
ピー:ああいうのはまる人ははまるんだろうね。結論としてなかなか良かった。うーん、良かったとか悪かったっていうんじゃちょっと違うかも。集中して観たというよりも色々考えながら観た。
パー:どんな?
ピー:サーカスの女の人、自分がこれから先どうやって生きていくんだろうって悩みつつも、『私は愛したい。誰かを愛したい』ってやつ。あれ観て思った。それが人間の根底なんだろうなぁって。愛することは必然的なことだろうなって。男女だけじゃなく家族や友人やその他いろいろ。でも何となく自分は健全じゃないって思った。
パー:そんなことないって。健全じゃないのはこっちだよ。
ピー:で、幽霊が人間にスイッチした時に言うセリフ。『子供が子供だったころ、僕はパンとりんごだけを食べていた。でも大人になってもそれは変わっていない。子供が子供だったころ、僕は人見知りをしていた。でも大人になってもそれは変わっていない。』結局、大人になったらそれなりに成長するもんだと思っていても、実は何も変わっていないものもあるんだろうなぁと思った。子供だからとか大人だからって簡単な言葉じゃなくてさ。」
パー:それ、わかる。なんか分かっているようなフリをしているけど、そうでもなかったり。
ピー:そうそ。
パー:意外と子供の頃から何も変わってないのかもしれない。
ピー:三つ子の魂。
パー:そう。
パー:なんか村上の本に出てきそうな感じ。今もこの先も分からない。みたいな。
ピー:まさに(『5月の海岸線』を思い出す)。そういえばカーヴァーの本でね。
パー:ふんふん。
ピー:最後に載ってた短編に胸をえぐられちゃって。まさしく自分の心境そのものだった。翌日まで引っ張った。
パー:えー。何てタイトル?
ピー:ナントカの妻だったかな。そんな感じ。
パー:村上かぁ。自分は村上龍と春樹だったら龍がいいな。あのかっこつけちゃってるところがいいんだけど。
ピー:龍は苦手。『トパーズ』は『時計じかけのオレンジ』と同様、高校時代の私には刺激が強すぎた。
パー:『トパーズ』から入ったか!でもね、すごくいいんだよ。『テニスボーイの憂鬱』なんて最高だった。当時周りの人はみんな読んでいた。男なんてこんな感覚だよってみんなが言っていた。
ピー:69(シックスティーナイン)。
パー:あーー!!あれは良い本だね!!長崎の青春群像。どっちも読んで欲しい。
ピー:この前行った皮膚科の先生が村上龍にそっくりだった。あとで人にその話をしたら村上龍って誰?って言われちゃった。
パー:歳が若いんじゃなくて?
ピー:3つしか変わらない。ナントカのハローワークの人かなってようやく理解していたけど、龍といえばそれっていうのもちょっと寂しいね。
パー:なるほどねー。
ピー:村上が『そうだ村上さんに聞いてみよう』、あれはいつも立ち読みなんだけど、ある質問があって『僕は履歴書を書いています。自分の死に際まで考えるくらい頭を使えってありましたが、村上さんは自分の死に際をどのように考えていますか』って(笑)。
パー:ブハー!
ピー:で、村上は『僕は自分の死に際まで考えたことはありませんが、あえて考えてみると、みんながワァワァ悲しんでるときに「なんちゃって。」ってムクッと起き上がるのが理想ですね。』(笑)。
パー:最高(笑)村上はそういうところが、なんかカワイイ。
ピー:だよね(笑)。しかもその後にちゃんと『これは死に際とは違いますね』ってつっこんでる。
パー:あ、ところで例の件、ごめん。
ピー:ぜんっぜん気にしなくていいよ。500メートル先にいる友達みたいな気の遣い方はナシだよ。
パー:まだ飲んでる?
ピー:飲んでる。
パー:安ワインは悪酔いするから気をつけよう。
ピー:気をつけよう!
パー:明日も適当にやろう。
ピー:適当適当!
パー:おやすみ。
ピー:おやすみ。
さぁここまで読んだ方はエライ!!!
意味がないとかくだらないとか長いとかピーパーピーパー耳障りだとかのクレームは一切受け付けません。いずれにしてもこれを読んでいるということは、すでに文化勲章ものなのです。素晴らしい・・・。
今から安倍さんに文化勲章の相談メールを打たねばなりません。