世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

復興構想議会

「復興構想議会」発足。
発足と同時にいきなり税金の話だってさ。
何をどう動くか具体的なプランもまだ決まってないのにお金は出してもらうって順番違うんじゃないの?って古館さんも言ってたけど全くもって同感。しかも著名人をいれてくるあたりが国民に媚売ってる様にみえて仕方がない。町外れに国立美術館を作りましょう的な呑気なふうにみえて仕方ないのだけど。

だけどこの構想会議とやらは、さっそく分裂の兆し。
管が「原発問題は外すように」と明言したことに対し内部から反発があがっているとのこと。こういう記事を素直に載せているのは毎日新聞だけみたい。

(下記記事参照)




三陸沿岸一帯の人たちは東京に住んでる人とは違います。
何もハイテクで優れたおしゃれな空間など求めているわけではないです。
彼らは古くからその土地に暮らし、親戚兄弟と同じ地区または隣り町同士に固まってくらしひっそりと暮らしてきた人たちがほとんど。自分のことよりもまず、周囲の人に気配りし、朝早く起きてうみねこの鳴き声を聞きながら日暮れとともに家に帰り夜は早く寝るような人たちです。彼らのそういった、「十分な幸せ」を、どうか考慮した上でプランを練って欲しいと思います。国や著名人、専門家の頭脳にある「理想論」ではなく、どうか相手の立場に立った復興を。
そうじゃないとますます被災者の将来はコントロールされ抑制された心のない空洞化したユートピアになってしまう。

また、議会メンバー東北3知事の一人、福島知事の言っていた「原発に頼らない暮らし」も同時に本格的に進めていくべき。福島知事さん、国やみえない黒い圧力に屈しないようどうか頑張って欲しい。握りつぶされないように、どうか頑張って。