失意のマドリッド

とんでもないことに気付いちゃいました。

「マドリッドの写真が一枚もない」

これは予想外の展開です。確か2泊くらいはしたと思うのですが、確かにいろいろ行きました。
記憶にはしっかりと焼きついてますが写真を撮っていない･･･。
おそらく暑さと長旅の疲労ですっかりヘトヘトマンになっていたのだろうと思われます。
なんたってバルセロナからマドリッドまでは深夜特急（by 沢木耕太郎）でチンタラ8時間もかけて移動したんです。そう、遠いんですよ！

忘れもしない。
あの夜行はひどかった。
クーラーが故障していて怒涛の熱帯夜の上に、6人の2等コパートメントなのにどっかの移民が無理矢理入ってきて、アウシュヴィッツの収容所じゃあるまいしなんと8人で折りたたむかのように寝たのですよ。当然、一睡も出来ませんでした。マドリッドに翌朝着いた時は二人とも目の下に深いクマが出来ていて一言も会話がなかったような気がする（ブブ。懐かしい）。

細かい事を言うと、実はマドリッドに着いてからすぐポルトガルに移動したんです。
でもポルトガルは後回しにしてスペインを進めていきます。
画像がないのでつまらないけどちょっと辛抱してください。

「プラド美術館」
私のメインはこれです。ベラスケスの王女マルガリータがいます。ゴヤの「裸のマハ」「着衣のマハ」連作とシャガールやピカソはもちろんの事、（もっとも苦手な）エル・グレコもいました。ファンには生唾ものだと思います。

結論。肌に合わなかった。

そういう美術館もあるのです。。。
（ゴヤのマハシリーズよりも個人的にはマネのオランピアの方がセクシーで堂々としていて好きです。）
スペイン絵画はどうやら苦手なんだと思いました。

やっぱ何かいっこでも画像つけとこ。

（全然関係ないけど）犬。

（さ、次もまたササッと進みますよ！でも今日はここらで眠りにつきます。ボナノッテ。）