(あのコーナーにはお気に入りのレストランがある)
ドリスデンから帰ってきたあとに、夜ご飯までまだ時間があるからとのことでちょっとプラハ市内を最後に観ることに。up to you! なんて言われるけど、もう存分に観光したから観たいところがどこか分からない。でもそういうとまた優柔不断な日本人と思われるのではないかという強迫観念にとらわれ必死に考えて思い出した。
そうだ。テレビ塔に行こう。
ここはマンションからほど近いところにある広場。ここからスタートです。
ちょっと変わった建物の教会もあります。
この辺は旧市街の喧騒から離れた地元の人しかいないエリアです。すごくアットホームで良い感じ。
本当はもっともっといいスポットがあって写真撮りまくりたかったんですが、ヘットへトで集中力がブチ切れたあとの写真です。ご了承下さい。
すてきなカフェやバー、レストランが点在していて「もうたまらなく心地よい土曜日の夕暮れ、プラハのおだやかな週末」。
(を想像力豊かにして妄想して頂ければ)
テレビ塔。
あれが、、、ひっじょーーーーーにエグいというか、キモい。
実は塔の周りを赤ちゃんがいーっぱいくっついててハイハイしながら上に向かって這い上っていく、というモニュメントになっています。実に趣味が悪い。
私が訪れた時は修復中?なのか、不気味なベイビーズは全撤去されていました。
白い絆創膏のあとみたいになっているところがそうです。
このタワーの下も公園になっていてすごく雰囲気がよかった。
それよりももう早く帰ろう!(写真がもう雑以外のなにものでもありません)
軽めのお散歩をして家に戻り、近所の食堂にご飯を食べに行きました。
プラハ最後の夜はすごく寒くなって、友達(妹)も私もブルブル震えるほど。
寒暖の差がとても激しく、昼間は25度くらいでも夜は15度くらいまで落ちます。厚着をして出掛けます。
この日はアイスホッケーの試合があって全員テレビに釘付け。
アイスホッケーってチェコではメジャーなの??と聞いたら、めっちゃくちゃ人気のスポーツなんですって。意外。代表チームもいるのだとか。
最後のビール。この旅ではドイツから始まりプラハまでほぼ毎日頂きました。おいしかった。もう飲めなくなると名残惜しい。
しかもこの旅では本当によく食べた。毎日お腹いっぱいの状態が朝から晩まで続いたので、このあとのキューバとメキシコに続く旅でもさほど食欲がわかず、日本に帰ったら3Kgくらい太ってた。絶対この時期の食事がきっかけだと思う。
もう油っこいのは限界だったのでタルタルを。。。。
滅多に海外でタルタルは食べないのだけど自分の掟を破りました。
ここで生ものを食べるという精神がいかにも日本人だと我ながら思う。
考え方間違えれば危険な選択肢なんだけどとても新鮮でおいしかった。
臭みもなくもたつきもない。
アジアンなスパイスがちょっとだけ苦手なので少しずつつけて食べる。
にんにくをすって食べる揚げパンはもうギブアップでおにーちゃんに食べてもらう。
こういう食傷気味な時に何食べたいかって言われると海外では本当に難しい。
あったか~いお蕎麦と濃いめの緑茶なんかあれば最高なんだけど。
歩いて3分くらいのところなのですぐ家に戻ってシャワーして疲れた体を温め、おいしいコーヒーを頂き(Nespresso常備)、黙々とパッキングをする。
一週間三人の同居生活。
おにーちゃんは自分の寝床。
友達(妹)はリビングのソファ。
私は客間。
誰がどう話したわけでもないけど、シャワーもトイレもバッティングすることもなく揉め事もなく、規則的に起きて規則的に寝て、すっぴんもパジャマ姿も見せて洗濯機も使わせてもらってとても自然に過ごすことができた。
私はもともとすごく気を遣ってしまって勝手に疲弊してしまう取り越し苦労な性格のため、基本的によっぽど気心が知れない限り絶対に誰かと一緒に寝食を共にすることは断じてできません。だからこうやってお構いなくお互い自然に過ごせることは本当にめずらしいことでした。いい共同生活ができたなって思う。
翌朝は9:30のフライト。
日曜日なのに朝早くてごめんねって言ったら、友達(妹)もベオグラードに帰るフライトがちょうどその時間に合わせて予約したから一緒に行こうということになり、おにーちゃんもちょうど仕事でベオグラードに戻ることになったから、三人仲良く空港へ行きます。
タクシーが7:30にくるから、朝スローモーションでしか動けない私はできるだけ早く起きる。5:30に目覚ましセットして日記を書こうとベットに入ったらいつものように寝てしまった。
こうやってプラハの最後の夜は終わりました。