世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

<クロアチア> ストン

クロアチア滞在中、ドブロヴニクだけだともったいないので、地方小都市に行くことを決めました。しかし、やや中途半端に遠いのか、船の時間がうまく合わなかったりバスとの接続がうまくいかなそうなどの不安がいくつかあり、諦めてここは日帰りツアーに申し込むことに決めました。

日帰りツアーのいいところは、おまけの小さい町がいくつかついてくること。しかもガイドがついて1日50ユーロ程度。とってもナイスです。


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このツアー、すごいよかったです。
丁寧なガイド・時間に正確・適度な放置プレイの三拍子。
クロアチアは観光大国ですけど、自力で頑張るバックパッカー魂で歩き回るよりもよっぽどこの方が要領が良く効率的にまわれると思います。
本当に大満足でした。
今回は合計2回ツアーを利用しました。




今回はコルチュラ島へ行きたかったのでそれのツアーを申し込んだら、ストンという町とワイナリーの試飲体験もツアーに含まれていました。



朝は近くまでお迎えに来てくるのもナイスなサービス。
7時過ぎにツァヴタットのバスターミナルで待ち合わせしているので、とびきり早く起きました。
(私は朝の支度がとってものろまなのでその分早く起きないとなりません)


朝の窓からの景色。

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アパートの仲介の人いわく「ゴミだしは朝と夜の7:00-8:00に出して欲しい、そうじゃないと臭いがするから」とのことだったので、ついでにゴミも出しにいきました。


朝、時間ぴったりにお迎えのバンがやってきて、途中どこからか乗ってきた他のツアーの人と一緒にドブロヴニクまで向かいます。前も言いましたがドブロヴニクまでは30分くらいかかるので、こういう送迎は本当に助かりました。もしドブロヴニク市内で集合、だと結構厄介です。特に朝早いツアーなどは。
送迎車の車内は冷房がついていて音楽もかかってて、ドライバーさんも親切に「寒すぎたりしませんか」などと聞いてきてくれてとても快適。


かくしてドブロヴニクのツアー本部前につき、大型バスに乗り換えていざ出発。


湾岸沿いをひたすら走る。

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右側は山。

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この間もクロアチアの歴史をガイドさんがずーっとマイクで話してくれます。


みてください。
あのホテルを。


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廃墟です。





みてください。
この教会を。



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あんな山の上まで誰も登れないでしょう。




ホテルに関してはなんかおもしろいエピソードを言ってましたね。まだ営業している時に支配人がユニークな人で、ホテルの人がフルヌードでおもてなしをしたとかなんとか。ちょっと忘れちゃったけど、そういうキワッキワの逸話があるホテルなんですって。



ここなんかも、な~んかいいところだと思いません?
なんか昔みた写真の風景のように時が止まっている感じがしてとても癒やされます。


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およそ1時間。
つきました。
最初の目的地、ストンです。

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ストンはこの万里の長城みたいな城壁が有名らしい。


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ツアーは自由行動となり、1時間くらい時間をくれます。
町はあっという間に見終わるし時間も余るだろうから、カフェで朝食でも食べれば?とのガイドさんのアドバイス


まず、インフォメーションセンターへ行きました。

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地図。

これがストンの全体写真。
左側がバスが停まっている駐車場。
小さな町であることがわかると思います。

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ここ、あとで知ったんですがなんと塩田があるんです!


まず町内散策から。


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なんか古めかしい町で好感度大です。



ストン ウォールマラソンだって。
絶対やりたくないなー。
ここは町の入り口です。
この通りで町は終わるといっても過言じゃないです。


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すっごい暑い日だった。

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クロアチアもカフェ文化なのでズラっとカフェが並びます。
合間におみやげやさんもありますが、ちょっとえげつないほどのダサさでした。


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城壁に登ります!


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入場券をここで買います。


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どっちに行ったらいい?
二択。

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左のほうに見晴台っぽいのがあるのであっちに行こう。


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別のルートのほうはどうやら行き止まり。
城壁は山を這うようにして山の向こうまで連なっていて、ストンの町はその城壁にかこまれた山のふもとに位置しています。

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こんな感じに。

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ああ!向こうの水田みたいなのはきっと塩田だ!
塩田って初めてみました。
海水の塩をとるから海の真横にああやって作るんですね。

そういえば塩の名産地と読んだのを思い出して地図を広げると、塩田の他に牡蠣の養殖も有名らしいです。左側の海がその養殖区域でしょうか。



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反対側は山。


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これらの写真はこの見晴台から撮りました。


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もう汗だくになっちゃって、お水をグイグイ飲みました。
他の観光客もチラホラと登ってきます。


今度はあっちから降りようかな。


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(この写真はトルコのカッパドキアを歩いた風景に少し似ていてノスタルジー





結構高いところにいますよね。
城壁の間に挟まれるように町があるのがわかりますね。

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降りたところで気づく。
しまった、、、行き止まりだ。

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またここを登るのか。。。


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がんばる!!
だって時間がないんだもん!!
集合時間まであと15分くらいしかない!!
カフェでお茶したかったのに~。
おみやげも買いたい。


ということで直射日光に打たれながら慌てて戻りました。

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慌てておみやげ屋さんによって、葉書でも買おうかと思ったけどどれもこれもダサくてどうしようと思っていたら、手作りのマグネットを見つけたのでこれを買いました。


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シックだわ。。。(笑)
ポイントは城壁のがれきみたいなのにハンドペインティングしてあるところ。
絵もあんまり上手じゃないところが愛くるしい。
STON!


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36クーナっていくらか知ってます?

650円ですよ!
こんなもんが650円。

この弱々しい磁石。



しかもおみやげ屋さんでお財布探してる時も汗がポタポタとしたたり落ちてきてビックリ。私はもともとそこまで汗っかきではない。バイクエクサザイズ初めて一年経つから新陳代謝がだいぶ良くなったのかも。またはこの日も暑すぎるくらい暑かったってのか。



集合時間5分前に駐車場に戻ります。
ガイドさんが集合時間を 「10 to 10」と言っていたので、まさかと思ったら案の定、9:50を10:10だと勘違いして20分も遅れてくるフランス人カップル。それ以外のツアー参加者は時間通りキッチリやってきて本当にえらい!フランス人のカップル(といってもおばあちゃんなんですが、めっちゃくちゃオシャレなおばあちゃんでした)はみんなにクスクス笑われてすっかりしょげてかわいそうだった。ラモス瑠偉みたいな風貌の相手の男性は、「もしこれが10:10で正解だとしたら、俺たち時間通りに来たってことじゃん」とガイドさんに必死に言い逃れしていたけど、さすが外人だなと思いました。日本人だったらすみませんすみませんと言いながら乗ってくるはず。それにしてもガイドさんも普通に9:50に集合って言えばいいのに。



かくしてまたバスに乗って次はコルチュラ島へ向かいます。

途中、海を越えないとならないからボートに乗るんだって。
わーい!


(つづく)