実はキッチンつきのホテルにしたのだけど、あまりにもおそまつな設備でお湯を沸かすくらいしか使いませんでした。ローマから持ってきたわずかな食料と、昨日スーパーで買ってきたヨーグルト、湧かしたまずいインスタントコーヒーを飲んで朝ご飯終わり。
出かける。
ホテルから新市街のメインストリートは目と鼻の先。
昨日の喧騒とはうってかわり、静かな土曜日の朝。
おなじみのシミュットというゴマ付きパンを売る屋台も。
トルコ人の定番のパンです。
前回来た時はまったく気づかなかったのですが、新市街のすぐ向こう側にスラム街みたいなところがありました。それは昔モロッコでみたような泥の道に沿って立ち並ぶ小さな家の風景です。そこでは誰も英語を話さないし、目つきが鋭くて野性的です。お水を買いにスーパーに行ったらたまたまその光景を目撃しました。怖いですね。
それと、とってもとっても不思議なのですが、このあたりは観光客や人で常に賑わっているにも関わらず、空き家がすごく多い。マンションも同様。空き家っていっても数件見かけるとかそういうレベルではなく、かなり空き家です。ほとんど住んでいません。不思議じゃないですか?!
不動産が高騰しているのかもしれませんが、それにしても空き過ぎ。
景気がいいはずのイスタンブール、どうしたんだろう。
この赤いの、なんだかわかりますか?
ざくろです。
実はわたし、ざくろをリアルにみたことがありませんでした。
だからこれをずっとたまねぎだと思っていました。
ここ、ジューススタンドなんですが、たまねぎのジュース??と思ってあまりのめずらしさにまず写真撮りました。
そうすると猫ニャンがすりよってきたのでかわいくて思わず触ろうとして・・・
やめた。
トルコの野良はどこまで大丈夫か分からないのでことごとく警戒してしまう。
すると通りがかりのトルコ人がこの猫ニャンを撫でまくって立ち去った。
わからない。
大丈夫なのだろうか。
ここ猫屋敷なのかもしれない!
さて、旧市街へと向かうポイントまでやってきました。
ちなみにここにはローマのジェラテリア、ジョリッティの支店があります。
地味な海外進出が笑えます。
旧市街へは今日はあのケーブルに乗ります。
ここで改めてイスタンブールカードを買いました。
(前回のはトルコ人に安く売りつけちゃったので)
窓口のオヤジにボラれた気がしてならない感満載だったんですが、瞬時に計算ができなくてすごくモヤモヤしながらケーブルカーに乗ります。
ボラれたのかボラれたのかと不信感満載のため、テンション低め。
ケーブル降りてガラタ橋から旧市街を望むも、テンション低め。
そしてトラムに乗ろうとしてイスタンブールカードを当てたらエラー音。
再度当ててもエラー音。
何度当ててもエラー音。
いい加減あきらめない私に見かねて駅員がやってくる。
そしてチャージが足りないと言う。
ウソだー
今買ってきたばっかりなのにもうないなんてあり得ない
やっぱりボッタくられたんだバカー
と思ったら、デポジット代引かれてただけでした。
オヤジ、疑ってごめん。
チャージしようとしたら今度はお札がシワシワ過ぎて機械が飲み込まない。
こういうところが日本と違うんですよね。
駅員さん、私のかわりに何度もトライするものの結局ダメだったので
自分のお財布からようやく新しいお札を出してくれて、交換してチャージ完了。
(やってもらった立場で言うのもなんですが、初めからそうすればよかったのにね!)
気を取り直して、旧市街へ。
このあたりの道はもうバッチリ覚えてるからスイスイ移動。
いい感じ。
テンション上がってきた。
もう絨毯屋に声かけられてもついて行かないゾ!(絨毯前回買っちゃったし)
スルタンアフメット地区の広場。
冬だから閑散としている。
やっぱりシーズンオフの観光地って寂しいですね。
アヤソフィアもかすんで見える・・・。
反対側、真正面にあるはブルーモスク。
閑散としている分、行列なしで入れるみたい。
行くぞ~
モスクの外側には必ずこういう水道場があります。
イスラムの人はお祈りする(多分)前に、足を洗ってからモスクに入ります。
ただしここを使うのは男性のみ。
女性は人前で足を洗う姿を見せてはいけないようです。
ブルーモスクの場合は分からないけど、他の寺院では女子トイレの内側に小さな水道場があって、そこで足を洗ってました。
あ。
水飲み場と使ってる輩もいるようで。
ブルーモスクの中庭。
寺院は土足厳禁です。
女性はスカーフを巻かないとダメです(観光客も)。
ここで靴を脱ぎます。
ビニール袋は支給されます。
ここすごく混み合うので、モタモタしてるとダメ。
さっさと脱いでサッサと移動しなくっちゃ。
さて、いよいよ寺院へと入ります。
続く。
もったいぶってすいません。
だけど枚数制限きそうなんで。