プラハ散歩

プラハは寒くて寒くて、お天気も一日に何度も変わります。
晴れたり曇ったり雨が降ってみたり止んでみたり。

そんな女心のプラハを散策しましょう。

では恒例のお散歩、いってみましょう！

題して「建物探訪」

広場を過ぎると絢爛豪華な建物が交差点にそびえ立つ。
これが市庁舎です。
１階にはオーストリア風の、天井の高い豪華なカフェがあり、ランチを取るもよし、カフェを飲むもよし、セレブ風気分が味わえます。ちなみに私は素通り。個人的には、ちっちゃくて暗い趣の方がすきなんです。マニアック！

プラハは観光都市なので、狭い路地や大きい通りにもおみやげ屋さんはびっしりと軒を連ねています。
ボヘミアンガラスがやはり主流。
「TAXFREE」のシールがやたら目につくのですが、ボヘミアンガラスも流行があるのでしょうか。
それとも世界的にバブルはじけちゃったからかしら。客足はまばら。

市庁舎を過ぎるとお金持ちが住んでそうな、高級住宅地に紛れ込みます。
雨が降ってきました。
プラハのアパルトマンはこんな感じ。
ヨーロッパはどこもそうだけど、内部は見事に美しいんでしょうね。
外観だけでも重厚感は十分にあるけど。
共産国で育った町は、大体こういう黄色が欠けたような色をしている建物が多いような気がします。
（排気ガスで曇ってしまっても、修復する費用がまた問題）

ふとぶち当たるとブランド街。そこの目の前に立つのがこれ。

確かお店かデパートだったと思います。
ねずみ色した壁に点在するいくつものゴールドの斑点。カワイイ。。というか、この発想が粋。
みんな写真撮ってたくらい一際目立っていました。その周りにはパリのようなカフェが並び、ワンコちゃんを連れた人がお茶していたり、アメリカ人が半袖で水飲んでいたり。

微妙にカラフルな街並みもお天気のせいか冴えない。
この「空気」がやっぱり東欧････。

でも晴れるとこの通り、白は白に戻り、青が生きる。
壁に小さなモザイク画が･･･こういった、街並みにひっそりと佇む宗教画やマリア象はイタリアでも良く見かける風景ですが、なんとなく古都の人々の気持ちが感じられるような気がして、とっても敬虔な気持ちになります。

たまには上を見上げてみると、違う世界が見えることも、ある。

ここまで、インフォでもらった地図を見ながら一人歩いてきました。
む。「キュービズム美術館」って書いてある。気になる。
「プラハにはキュービズム建築がひしめいている」と書いてある。
キュービズムチックな建物なんてあったっけ？
ではすぐに現場へ行ってみよう。

ここが美術館↓

開いてませんでした。
よって中を見ることも出来ず、キュービズム建築をみることもなく立ち去る。
キュービズム･･･
四角だったり、それをぐんにゃり伸ばしたり引っ張ったりした形態だったり。
そんな建物あったっけ？あ。これだー。

ってな訳で、相当斜めってます。
「ダンシングビル（dancing blg)」

プラハは穏やかな旅でした。これまでのようなドタバタ騒動に翻弄されることもなく（ホッ）、
治安もさほど悪くないし、プラハの人はとっても親切でした。

プラハ「建物探訪」はこれにて終了。
次回は「食べ物まみれ」を予定しています（が、データが見つからないので今探してます）。

おそまつ君！