世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

一年前

ちょうど一年前の今日、ハバナにいました。


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5月は旅をするにはとてもいい季節でした。
もちろん国によるのですが、昔は5月ってまだ肌寒いかなとか不安要素を感じることが多かったけど、去年の今頃にチェコ、トルコ、キューバ、メキシコと周遊して感じたのはそういうことでした。

もちろんちょっとした厚手の上着もあったほうがいいほど冷える時もあるけれど、晴れればスカッと空も青くて気持ちが良い。チェコなんかはまるで夏のような心地よさだった。地球温暖化の影響なのだろうか。








去年の横断旅行は自分の旅欲がすっかり満喫されたせいか、今年はどこにもいく予定を組んでなくて、夏になる前にウズウズしてきたらギリシャのビーチでのんびりしようとうっすら思っている頃に父が具合が悪くなり、本人も私も良くなると思っていたのにあっという間にいなくなってしまった。だから去年の大きな変化と節目の旅はある意味運命的なものがあったのかもしれない。去年決断していなかったら、私はおそらく今も変化のないまま自分に迷いながら先を案じていただろうし、将来は少し変わったものになったような気もする。とはいえ、いずれどの道を選んだとしてもどれが正解だったかなんて私たちには知りようもないことなのだけれど。


父の遺品を整理して、自分が引き取る分をまとめ、親戚の人に欲しいものは全部持っていってもらい(え、こんなものも?というものまで持ってってもらって助かった)、あとは全部回収業者の人に引き取ってもらった。親戚のツテで安くしてもらってとても助かりました。



昨日は倉庫の整理をして不要なものを捨てたり、荷物のレイアウトをテトリスのように変えてみたりして遺品を保管するスペースを開けておきました。その時に昔買って大切に取ってある岩のように重い段ボール箱の中にあった古い雑誌も思い切って捨てました(やってみたらスッキリした!)。

でもどうしても捨てたくないものだけいくつか手元に残したものがこれらです。



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もう10年も前に買ったものもあります。
まるで自分の将来を予測するかのような、、、。

ベルリンを再訪した時にこの雑誌の表紙のデパートにいって感動しました。
(ただし手前のスペースが狭すぎて全容を写真撮るにはちょっと無理)

クロアチアの表紙は多分コルチュラ島だと思います。
地中海は言わずと知れたサントリーニ。
イスタンブールはちょっと隠れちゃったけどブルーモスクが表紙。
プラハは雑誌で見るなんかよりも実際に体験するとマジで最高な街。



もし自分が億万長者になったら、クロアチアアドリア海のそばに別荘が欲しい。
小さなキッチンと大きめのワンフロアで十分。
シャワールームはお湯がちゃんと出て日当たりがいいとなおよし。
ババアになったら5月から10月の終わりまで住んで、それ以外の間は日本にいる。

うーん、でも海外に不動産を所有するとなると色々めんどくさそうだから賃貸の方がいいのかも?


前職の時の上司の一人はニースに3LDKのアパート所有してます(すごーい)。
転職ホッパーだからある程度まとまった退職金と外人のご主人(金持ち)との共同出資で買ったんだそうです。普段はフランス人に貸してるので自分が住むことはできないんですが、「いつかニースに暮らしてヨガ教室やりながらアロマの勉強をしたい」とのこと。まあなんというか、私とは全くかけ離れた世界を持ってる方なんですが、一緒に働いているときはいつもおしゃれなカフェで海老カツサンドご馳走になったのでありがたかったです。