世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

日本らしさって?


今日は日本らしさの演出について感じていることを一気書きします。




先日のオリンピックの閉会式でまさかの安倍マリオがどしゃぶりの雨の中で登場する演出、なかなかおもしろいアイデアでした。

そのあとマラカナンスタジアムの床に照らされた各国言語の「ありがとう」は実は震災で被害にあった人たちの人文字だった(んですよね?)とかいう話ですが、こういうチャリティーがらみのエピソードはいかにも日本らしいなと思いました。
(そんなに福祉に注力したいならもっとパラリンピックに力を注いでほしいですが)




あと、前から思うのですがシンクロナイズトスイミングのテーマ曲がいつも和太鼓とか琴の音色とか、和を意識した演出多いですよね。衣装も和風だったりして。
私はどうしても世界の舞台のプールで和太鼓とか聞こえちゃうと違和感を感じます。外人からしたら和太鼓も三味線もお琴もおそらく中国の楽器だと誤解してないか?と疑問を抱いてきたのです。それよりも、もっと日本に固執しすぎないオリジナリティーのある選曲でいいんじゃないかと思ってきたわけです。真央ちゃんだってラフマニノフの暗い曲で滑るくらいなんですから。


ということで、日本らしさにあんまりこだわんなくてもいーんじゃないの?って兼ねてから疑問を抱いてきたわけです。日本っぽいとか、日本らしいとか、もちろん悪いとはけっして言いません。が、それを「良い」と外人みんなが思うかどうかはわからないじゃないですか。結局、「これがウケがいいだろう」と信じているのは自分たちだけの自己満足に過ぎやしないかと悶々としてきたのです。和太鼓柄の雷神水着よりも、ファッションセンスに定評のある日本の特色を生かしてフランス人もびっくりするようなかっこいいデザインのものが作れたんじゃないか、とか。
(肝心の演技については井村コーチにお任せするとして)


クールジャパン=アニメってそんなに万人共通なんだろうか、とか。





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しかし。。。


ちょっと目が覚めたことがありました。


今朝、駅から会社まで歩く途中でふと閃いたのです。


日本らしさが良いと信じて貫くその心根こそが大事なのではないかと。


和太鼓が中国だと誤解されようがポケモンGOで世界が湧いてる昨今になぜマリオ!とか、そういうことはきっとどうでもよくて、「これでいのだ」と確信するバカボンのパパ思想こそが実は重要なのではないかと。他人の目なんてどうでもいい、和太鼓が熱いんだ!と思うならそれを貫くことも大切なんだと。

ああ、なんてことだ。
日本人としての誇りをもっと持った方がいいのかもしれません私も。
ちょっと反省です。
手段はどうであれ思いがうまく伝わればそれが成功なわけですもんね。





といいつつもしつこくて恐縮ですが(笑)、日本をPRする時に伝統と革新をどう天秤にかけるかって、実は重要なテーマのような気がしています。アイデアやひらめき、その革新性がなくなってしまったことが、日本を後退させた要因ではないかと。

飛躍しすぎか。


ということで、以上です。
偉そうに評論家ぶってますが、好き放題かけるブログなんでご容赦を。

ちゃお。