世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

香港1日目(2) ヘトヘト

(今日午後に中国の格差というドキュメンタリーを見ていてインフラが整備されていない中国のすさんだ田舎事情を見ながらそのままウトウトしてお昼寝したら、その村に住んで苦しみもがいている夢を見た)


さて、気を取り直して香港1日目後半。
ナイトバスに乗り込んだところからスタートです。
これから香港の夜のネオンとヴィクトリアピークという100万ドルの夜景を見に行きます。個人的には100万ドルの夜景にはあまり興味ないんですが(ガイドブックには滅多に見えないって書いてたし)、ここはおつきあいということで。


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オープントップバスという天井のない二階建ての二階に乗ります。
一階は乗車スペースではないようでした。
完全予約制だし乗車が金曜日の夜だったので混んでるといけないと思って日本から予約しました。


ちょうど旧正月が終わったばかりで、そのお祭りのネオンの名残が残ってるそう。

例えばこれとか。
(天井のネオンがそう、星とかリボンとかなぜかやたらファンシーで点灯されていませんでした。飾り付けが残ってるだけ)


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あれも。



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ここはネイザンロードという旧市街のメインストリート。


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ネオンの看板スレスレを通り抜けるスリルが満点のツアーらしいのですが、それは女人街というマーケット界隈のことらしく、私たちが乗ったツアーはそこを通過しなかったので残念ですがそこは楽しめませんでした。でもこんなもんで十分です。


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なんかこう、ネオンキラキラ夜景ピカピカが経済の象徴みたいなイメージがあるかもしれないけど、ヨーロッパの薄暗い迫力に欠けるイルミネーションを素朴に愛する私としてはそこまで興奮度は上がらない。
パリのエッフェル塔とか東京タワーとか、そういうのは別ですが。


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日本が震災後に一時すごーく街が暗くなった時がありましたが、あれくらいでちょうどいいのではないかと思います(特に家電製品店のネオンはやりすぎだと)。一方でそういうネオンがあったほうが華やかで気持ちも明るくなっていいと言う意見もあるからなんとも言えませんけどね。タイムズスクエアが暗くなったらタイムズスクエアではなくなってしまうように。


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香港は細長いマンションが山ほど建っていておもしろいです。
これの土台が危なっかしいと思って思わず写真を。


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あ、昼間みたビル。


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香港は家賃がすごーーーーーく高いんですって。
こんなボロビルでも月10万円は下らないって言ってました。
外国人は香港島の方に住むのですが、ワンルームの小さいマンションでも18万円くらいはするとのことなので、香港に住む外国人あるいは富裕層の中国人は引退したら暮らせないからみんな出て行っちゃうのだそうです。



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香港はもっと昔に来てたら楽しみが倍増したかもしれない。
今は新鮮味を感じないもの。
どちらかというと、古めかしい過去の栄華に新鮮味を感じてしまうのだから来るのがきっと遅すぎた。そういう感じがしました。


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これは香港で一番最初にできた映画館なんですって。
(だからなんだって感じもしますが)


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アジアってやっぱりモノが豊富ですね。
改めてとても重要なマーケットなんだとしみじみ思います。
(質は別問題として)


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こういうお店、ローマにもあった。
中国人の問屋街。
イタリアでは中国人=アジア人は完全に下の階層なだけに異質な空間に見えました。
(イタリアにはチャイナタウンは存在しません)



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さて、ビクトリアピークという100万ドル夜景スポットへ行きます。
観光バスを降りてケーブルカーに乗ります。
完全に霧がかっていてバスで山を登ってくる途中もなんも見えませんでしたので期待も薄く、寒くてテンションやや下がり気味。

普段は激混みで長蛇の列だというケーブルカーもご覧の通りガラガラ。
そりゃ~こんな悪天候の日にわざわざ来る人って普通いないでしょうからね。

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かなり直角で急な坂を登って頂上着いたらこんな感じ。


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展望台へ来てみたけどこんな感じ。



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まっくら。



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もう帰る。


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集合時間まで少し時間があるので、みんなでさっき買ったエッグタルトを食べる。熱くて濃いコーヒーが欲しかったけど見つからなくてしぶしぶ甘い缶コーヒーと一緒に飲んだ。


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やっぱりエッグタルト苦手かも。。
卵が生臭すぎてダメだった。
ロンドンで食べたエッグタルトがたまたまイマイチなんだと思い込んでたけど、本場の(しかも有名店)でも結局同じ結論になりました。

そして甘い缶コーヒーと苦手なエッグタルトの食べ合わせがちょっとイマイチだったものだから、帰りのバスで完全に車酔いをし、眠いやら寒いやら気持ちが悪いやらでこのあとのプランはもう実行できないのではないかと思いました。


しかし、終わりません。
なぜなら主役は友達二人、彼女たちのお誕生日なのです。
ペニンシュラのバーに行きたいというので、持参していた着替えを持って、いざ。




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ペニンシュラってアフタヌーンティーとか有名なホテルですよね。
女子なら必ず行くという、アフタヌーンティー
(全く興味なし)

バーはフェリックスという名前。


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いや~。。。
ビミョーなバーだったなあ~。。。。

これだったらもっと地元の人がこぞって通うようなローカルでもっといい場所あったんだけどな~。。。と、思いつつ、もう疲労困憊してこれ以上頑張れないし、ビクトリアピークの霧のミストで髪の毛もひどいからもうどっちでもいい。


バーのレストルームにあった蛇口。



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ビミョーだ。
共感できない。


こうして帰りはタクシー乗ってホテルへ帰る。
じゃんけんでお風呂の順番決めて着替えてやっと1日が終わる。
時刻はすでに3時。


しかも、サプライズでバーで渡すためにせっかく仕込んでいた誕生日プレゼントをスーツケースに入れっぱにしていてすっかり忘れており、ホテルでクタクタの状態で「これ~」とか言っちゃってフツーに手渡し。ほんとに自分、肝心なところがいつも抜けてる。まったく!!!


友達がお風呂上がってくるまで待ってるつもりが爆睡。
翌朝は6時40分にチェックアウトしないとならない。


組まれた週末弾丸ツアーってこんな感じっぽいです。
いや、我々が詰めすぎか。