暑くて休憩
ほのぼのおみやげ屋さん
「グリークコーヒー」
何となく引き込まれるように小さな家のドアを開けました。
すると奥の暗闇から、とっても素敵な背の高くてほっそりとした女性が満面の笑みで近寄ってきて
「どうぞ」と言い、中に案内してくれました。
暗闇のだだっ広い部屋を通り抜けると
そこには太陽の光が溢れ、白い壁に囲まれた小さな中庭が。
壁に反射した太陽の光がまぶしくて思わず目を細めてしまう。
その中庭には、木で出来たテーブルと椅子が3セット並べてあり
ブーゲンビリアの花が2階の部屋の窓からこぼれんばかりの勢いで咲き乱れています。
先客はドイツ人の老夫婦で、中庭の端にあるテーブルに座っていました。
「こんにちは」と言ったら、彼らも「こんにちは」と優しく小さな声で挨拶をしました。
すると奥の暗闇から、とっても素敵な背の高くてほっそりとした女性が満面の笑みで近寄ってきて
「どうぞ」と言い、中に案内してくれました。
暗闇のだだっ広い部屋を通り抜けると
そこには太陽の光が溢れ、白い壁に囲まれた小さな中庭が。
壁に反射した太陽の光がまぶしくて思わず目を細めてしまう。
その中庭には、木で出来たテーブルと椅子が3セット並べてあり
ブーゲンビリアの花が2階の部屋の窓からこぼれんばかりの勢いで咲き乱れています。
先客はドイツ人の老夫婦で、中庭の端にあるテーブルに座っていました。
「こんにちは」と言ったら、彼らも「こんにちは」と優しく小さな声で挨拶をしました。
さきほどの女性が静かに微笑みながら「ご注文は」と聞いてきたので
私達は看板のグリークコーヒーを注文。
私達は看板のグリークコーヒーを注文。
コーヒーがくる間、私と旅友は会話をすることもなく
ドイツ人夫婦もおいしそうな手料理らしき食事を黙々と食していました。
気付くと一匹の猫が私の隣にやってきて、グーと伸び、並んで横に座りました。
ドイツ人夫婦もおいしそうな手料理らしき食事を黙々と食していました。
気付くと一匹の猫が私の隣にやってきて、グーと伸び、並んで横に座りました。
老夫婦の食事をするナイフとフォークの小さなカチャカチャという音、
スピーカーから静かに流れる音楽、
ブーゲンビリアを揺らす風の音。
その空間に存在するそれらの「色」「音」は、耳に、心に、染み渡っていく。
スピーカーから静かに流れる音楽、
ブーゲンビリアを揺らす風の音。
その空間に存在するそれらの「色」「音」は、耳に、心に、染み渡っていく。
時間がゆっくりと、穏やかに流れていく。
隣で寝そべっている猫は一つ欠伸をしてから気持ちよさそうに目を閉じました。
奥から先ほどの女性が現れ、コーヒーをそっとテーブルに置きニッコリ微笑んできたので
私もニッコリと微笑みかえします。
私もニッコリと微笑みかえします。
「グリークコーヒー」に続く道
生きていれば今の悩みも先の悩みも当然つきまとってくるけれど、
幸せだなと感じることが出来る瞬間をより多くもてることは素晴らしい事だと思います。
幸せだなと感じることが出来る瞬間をより多くもてることは素晴らしい事だと思います。
その瞬間をくれたのはギリシャ、私にとってはまさに「奇跡の国」、特別な場所なのです。