さて、朝一サンクリストバル教会を制覇したあと、ぶらぶら歩き始める。
突然あるせまい通りを見つけ、人がひっきりなしにそちらに向かって歩いていくので、私も気になってついて行くと、小さな広場に出た。
カルメン教会。
細長くて色合いもメキシコっぽくてとってもきれいな教会。
工事中の壁にトトロの絵が描いてある。
日本に関わる何かが、海を越え山を越えてメキシコはチアパス州サンクリストバルデラスカサスまで渡り、このような立派な教会の前で人々の目に触れられているということはなんとなくありがたいことだなあと思った。
その真横にある建物を見つける。どうやら公民館みたいな感じ。
中に入ってみると中庭があって、とてもきれいですごく驚いた。
内廊下も。
テコンドー。今やっと読めた。。
とっても癒される!
なんかこの数年はこういう自然あふれる場所がとにかく好きになってきた。前から好きだけどもっと好きになってきたような気がする。そのうちマチュピチュとかネパールまで行っちゃったりして。。(先日ネパールの本を買った)
まあでも、その頃には体がついていくかどうかが問題だしそもそも山ガールでもないし高尾山に行った時だってあんまり感動しなかった(それは高尾山のせいかな)。
はい、ムービー。
San Cristobal de Las Casas_Mexico 2018
合唱部のコーラスが物悲しくていい感じ。鳥の鳴き声も聞こえて。
このお部屋の奥にもう一つお庭があるみたい。行ってみる。
盆栽コーナーがお目見え。
盆栽もどこかメキシコ風でセンスがある、と本場日本人(っつっても別に教養はないが)なんかは思ってしまう。多分「完璧じゃなくて不揃いなところ」に愛着を感じるのかもしれない。
これ、笑った。上手だね。
はい、ムービー。
San Cristobal de Las Casas_Mexico 2018
(いつになっても縦で撮る癖が抜けない。次回は絶対横で撮ろうと固く誓う)
ここはちょっとしたサプライズだった。まさかパティオ以外にもう一つお庭があるとは。しかも二部構成になっていて、右側はちょっとしたヨーロッパ風?庭園みたいで、左側はちょっとしたジャングル。
こちらはちょっとしたヨーロッパ風?庭園のほう。
こっちはちょっとしたジャングルのほう。
入っていいのかな、と思ったけどどうやら一般公開してるみたいなので遠慮なく足を踏み入れる。
これなんだろう。
ああ、、、、いいお庭。
メキシコ人の想像力の豊かさはちょっとやそっとで真似ができなさそう。素晴らしい。
もう本当にきれいなものばっかり。
(こういう場所が身近にあったらどんなことしたいかな、とまた妄想に入ってしまった)
入ってみる。ジャングルって言っても上品なジャングル。
藤とかそういうつる科の植物のための棚かな。
ワイルドな植物多し。
訪れたのは5月。緑が茂っていい季節だった。メキシコは雨季と乾季があってベストシーズンは10月〜3月なのだそう。だからと言って冬が暑いわけでもなく寒暖の差はもっと激しくなるみたいだから、やっぱり春めいてこういう植物が咲き乱れる時期がいいのかもしれない。
緑のトンネル。こういう景色は大好物。
なんと家があった。
ヨーロッパ風?庭園の方へ出る。
そういえば募金箱があった。お金入れてきたかな。覚えてない。
(まさか募金もせずに、、、)
とっても満喫。
ガイドブック(地球の歩き方)にも載っていない秘密の場所。
オアハカからチアパス州は織物が名物で、今でもこうやって機織り機で織るという伝統を貫いているところも多いみたい。オアハカでも見たし、この後行く小さな村でも同様だった。機械による大量生産ももちろんあるとは思うけど、伝統という言葉がつくづくピッタリくる町だなあと思った。
たくさんのディプロマが飾ってある。
廊下の奥には壁画も。
(ちょっとカメラのピント合わせがいまいち、、、😢※セルフィーではバッチリ撮れてる)
こういう平屋造りの建物はメキシコ東部の特徴なのか、とにかく見事な建物だった。
外からは決してみることができない見事な中庭のスタイルもスペイン統治時代の名残なのかな。
メキシコの地方都市がこんなに平和で牧歌的な風景だったとは。
つくづくここまできて良かったと幸せかみしめる。
ここ、本当にオススメ。
木の柱も相当古い。いつか修復しないとならなくなった時がきたら総入れ替え?
だとしたらそれはちょっと残念。
でもこの地方はそういう建物多いかも。
これはよくわからないけど、花を摘んでいく輩がいるってことかな。
(しつこく似たような写真が続きますが、実は中庭の中に侵入しています)
中庭中心から見る公民館の建物。
あの警備員の人にさっき写真撮ってもらっちゃった!
引き続き中庭から建物を望む。
中庭に侵入、って言っても不法侵入じゃないよ。ほら、ウェルカムメッセージが。
木が古いねぇ。木というのは樹齢によって味が出てくるし、雨風太陽から建物を守るから簡単に切ってはならない。空気もきれいにするし鳥もくる。木は大事。
あ。さっき行ってきた教会。
こういう職人さんのおかげで今でも瓦屋根が保たれているんだなあ。
赤煉瓦つながりでドブロヴニクでも転職できそう。
ということで、公民館の探検はおしまい。
Casa de la Culura del Centro Cultural del Carmen
Hermanos Domínguez Sn, Zona Centro, 29220
San Cristóbal de las Casas, Chis.Mexico