まだまだ続きます、チェスキー・クルムロフ。
あとでガイドブックを見つけて思い出しましたが、ここはユネスコ世界遺産に認定されている場所でした。どおりできっちり街が整備されているわけですね。そういえば、おととし行ったモンテネグロのコトルもそうでしたが、世界遺産認定の街っておそらくある程度のバジェットがもらえるのでしょうか、観光客を飽きさせない魅力的な街づくりをしているように感じます(もともとその土台があるかどうかも査定の一つなんでしょうけど)。
三叉路にあるカフェ。FIATはPanda500でしょうか。懐かしいです。乗り心地悪いんですよね。石畳の上だとギアが大揺れします。
橋を越えて、、、
この城下町にはランドマークとなる教会があります。
その斜塔がこの下町を歩く時の目印となります。
いや~、お城と教会の二大巨頭、当時の権力の象徴を感じますね。
教会の入り口に着きました。今回は入らずにスルー。
そうこうしていたら、すごくかわいい広場に着きました。
うまく写真が撮れなくて残念ですが、、、。
こういう広場には必ずレストランとカフェ、ホテルがあります。
しかも驚いたのが、この広場の建物の一角に堂々と中国語の文字が書いてあるチャイニーズレストランが、、、。なんかちょっとそぐわない感満載なんです。なぜに君がここに??!!といった感じでした(なんかちょっと頭にきました)。
市場が出ていたので順繰りに見て歩きます。
えー!これ食べたい!いちごジャム入りクッキーが大好物なのです。
おにーちゃんいわく、ハンガリーによくあるクッキーなんだとか。ロシアにもこういうのありません?まあいいや、と買って食べてみましたが、しっとり食感でちょっと意外。プラハで買ったジンジャークッキーもちょっとしっとり感溢れるクッキーでした。「しっとり」しているのがデフォルトなのかも。
サラ~ミ~。
おかーさーん!!!
チェコはドイツと同じでソーセージがとにかく豊富。
この日は迫力負けしちゃってましたが、試しに一つ買ってみてもよかったな。反省。
これ、一見なんだか分からないですよね。
ポテトチップス屋さんです。
これ食べてみたかったんですが、どうせまた例の「しっとり」系かもしれないとおもってやめました。
チーズ屋さん!
なんとな~く、センスオブユーモアを感じる。チェコ人に。
マーケット終わり。
町歩き再開~。
歩きながら、こういうザ・ヨーロッパな街並みを、こんなにお天気のいい日に、時間も気にせずのんびりと歩きながら満喫できるのは、随分と久しぶりのことだと思いました(しょっちゅう旅はしてますが、北の方に来たのはもう10年ぶりくらいなのです)。
人には人それぞれの「息継ぎの仕方」というのがあるのだと思いますが、私はやっぱり海外に行きたいです。誰も自分のことを知らない場所に行くことで、いろんなものが一時停止されるような、それでいてリセットされるような居心地の良さを感じます。
また、長い人生において、一呼吸置くような「立ち止まり」の時期って自分にはなくてはならないものだなと感じました。それは自主的にそういう環境を自分で作らないとダメなのですが、要は「何をすれば一番リラックスできるのか」を知っておくことはとても重要なことだと思います。周りになんといわれようが、そんなものはどうでもいいのです。「自分はどうしたいのか」はとても大切なキーワードです。悩む時はまずいったん、そこに必ず戻るようにしています。その上で決断までのプロセスを作っていけばいい。
ここが城下町のハイライトです。
街の地図。
チェスキークルムロフの観光はこれにて終わり。
来た道を戻ります。
車に戻る前にコーヒー飲みたくてここに立ち寄りました。
えらい美人のお姉さん二人組が切り盛り。
しかも笑顔で接客。
(イタリア人と大違いだ)
朝通った時にみた水車を利用した観覧車みたいなのに、チビッコが2名乗車中。
かわいいね(笑)。
ということで、チェスキー・クルムロフでした。
なかなか耳にしない街だし、訪れることも滅多にないかもしれませんが、どこかで見聞きする際はこの魅力的な街のことをふと思い出してもらえれば嬉しいです。私はすっかりファンになってしまいました。冒頭でもお伝えしましたが、行くならやっぱりお天気の日をお勧めします。でないとお城も要塞のように見えて雰囲気がガラリとかわることと思います。
最後に、一番気に入っている写真を載せておきます。
画像の右端をクリックすると迫力満点の景色が登場しますのでぜひ。
買ったはずのマグネットだけが悔しいかな。。。