世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

バルセロナ/ガウディ「カサ・ミラ」

大変長らくお待たせいたしました。
今回からはスペインへ行きましょう!

訪れたのは2000年の8月。最も最高な季節を選んだのは、スペインはやはり夏だと思ったから。
これが暑くて暑くてねー。私、暑いの結構平気なんですけどバックパックしょってる背中がぐっしょりなったのにはさすがに閉口しました(モロッコには負けますが)。あまりの暑さに髪の毛を丸刈りにしたくなるくらいでした。
同行するはいつもの旅友。

スタート地点はここ、バルセロナから!
ガウディの「カサ・ミラ(ミラ邸)」から進んでいきます。

まずはこれから。
外観を見てください。圧巻です。
ぐにゃっとしてます。パリは直線的だったのに対し、ガウディの建築物はぐにゃっとなります。
でかいですよ、マジで。なのでこの写真は向かい側の交差点へわざわざ渡って撮ったものです。
現代の黒川紀章でもあるまいし、当時こういう曲線をつくるのってすごく難しくなかったのかなと、素人目線で思ってしまう。すごい。

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内部はこういう感じです。
もー、当時の写真が下手すぎる(怒)。あのですね、すごくぐんにゃりした螺旋階段や柱、絢爛たる吹き抜けといい、とってもモダンだったんです。
ちなみにここは現在も居住者がおります故、公開されているのはここのエントランスと屋上のみ。
ここで旅友と一瞬離れ離れになり、迷子となる。
「ま、そのうち出会えるでしょ。」と呑気に写真を撮ったりしている私。

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これは吹き抜けの内部。
ここに住んでいる人は、私のような観光客に覗かれる為、永遠にカーテンを開けることは出来ないんだろうな、などと考えたのを今でも妙に覚えています。

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次!
屋上!!

ガウディ~!!!

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あなたのこんな奇想天外な世界が人々を魅了しない理由なんてあるのでしょうか。

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1900年代初頭に作られたガウディの世界。
どんどん現代の私達の時代に近づいてきたあたりとはいえ、これまでの、そして現代の固定観念をすっかり覆す見事な建築物です(もしアパホテルや帝国ホテルがこんな感じだったらすごいでしょ!)。
この屋上の煙突(だったかな)には度肝を抜かれました。
持っていた「地球の歩き方~ヨーロッパ編~'99」にはここまで写真が載ってなかったので、登ってみてあらあら何かしらこれは、ってな感じだったんです。
いいねーーーー、こういう「サプライズ」。
大好きだ。


ちなみにこのカサ・ミラのすぐそばに「カサ・パトリョ」が建っています。
モザイクで埋め尽くされた芸術的なおうちなんですが、私が訪れた時は「修復中」。
すごく残念でした。

ガウディの挑戦はまだ続きます。