先日いつものようにベッドでJET STREAMを聴きながら本を読もうと思っていたら、エンディングでナレーターの大沢たかおさんが唐突に「機長を下ります」と言い放ちました。とんでもない衝撃でした。小学生の頃からずっと聴いてきたこのラジオ、ナレーター(機長)が変わるというのはリスナーにとっては大事件なのであります。
大沢たかおさん、2009年からだって。思えば随分長い間務めてらしたんだなあとしみじみ感じます。あの柔らかく中性的な声もすっかり耳慣れたのでもちろん嫌ではないけれど、あのふんわりした声のトーンが逆に心に入ってこない場合もあり聴き流すことの方が多かったなあというのが率直な感想。歴代はもっと野太いナレーションが多かったですからね。話にも説得力があったんですよ。城達也さんや伊武雅人さんなんかが好きでした。子供の頃はJALパックの宣伝も兼ねていましたので「スイスアルプスの旅98万円」なんて聴いてびっくりして「海外に行くのって大変なんだ」と思ったものです。海外児童文学が大好きだった自分はそれでもこのラジオ番組を聴いて育ち、遠い国々に夢を馳せ、やがて自分という価値観を少しずつ作り上げてもらいました。育ての親と言っても過言ではない。
ということで、次は一体誰なんだ!と思ってすぐにネットで調べるも金曜夜の時点では出てこなくて、今ふと気になって見てみたら、、、なんと。。。。まちゃではないですか!!!
明日からはまちゃこと福山雅治さんと夜間飛行かあ〜。いいね!
久しぶりの機長交代に今から胸が踊ります。
しばらく海外旅行も行けないから毎晩これで妄想旅行かな。
<おまけ>
JET STREAMといえば、当時しつこく流れてたカーペンターズやビートルズ。
そしてアントニオ・カルロス・ジョビンの「イパネマの娘」。
私はこの曲をこのラジオで子供の頃知りました。
だからブラジルのイパネマ海岸と聞くと、まだ行ったこともないにも関わらず心のどこかでサウージサウダージを感じるのでした。
うまくまとまったかな。小野リサさんからスカウトがきたらどうしよう。
大沢たかお機長、お疲れ様でした。タイムフリーで最後の回聴いてます。
なんだかんだ言ってもお別れするのはちょっと寂しいです。
最終回の曲目リストにぴったり、大好きなスティービーワンダーのRibbon in The Sky.
泣けるぜ。