彼の作品はオルセーの二階の通路にもゴロゴロ転がっていたし、ある程度大きい美術館に行けばよく見かけた。でも、どれもこれもストライクゾーンにはかすりもしなかったはずなのに。
ショック。。。。。。。。。。。。。
こういう時の気持ちは子供の頃にせっせと通った図書館の、木造の木の匂いや古い本の匂いが居心地良く感じた夏の日の、あの感覚にほんのちょっとだけ似ている。でもやっぱり言葉ではうまく言い表せない。
だから今日もひっそりと奥に、丁寧にたたんで置いて扉を閉める。
別に強要なんてするつもりはこれっぽっちもないのだけれど、
もし、世の中の誰かが何かを求めていたり、どこかでやはり同じように扉を閉めている人がいるのなら、
招待状をこっそりと送ってもいい。
もし、世の中の誰かが何かを求めていたり、どこかでやはり同じように扉を閉めている人がいるのなら、
招待状をこっそりと送ってもいい。
誰にも気付かれないように、明け方空が白み始めた頃に。
みんなが寝静まって素敵な夢をみている間に。
みんなが寝静まって素敵な夢をみている間に。
コトン、と小さな音がしたら・・・。