世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

グッゲンハイムのバルザック

彼の作品はオルセーの二階の通路にもゴロゴロ転がっていたし、ある程度大きい美術館に行けばよく見かけた。でも、どれもこれもストライクゾーンにはかすりもしなかったはずなのに。



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ショック。。。。。。。。。。。。。




こういう時の気持ちは子供の頃にせっせと通った図書館の、木造の木の匂いや古い本の匂いが居心地良く感じた夏の日の、あの感覚にほんのちょっとだけ似ている。でもやっぱり言葉ではうまく言い表せない。

だから今日もひっそりと奥に、丁寧にたたんで置いて扉を閉める。

別に強要なんてするつもりはこれっぽっちもないのだけれど、
もし、世の中の誰かが何かを求めていたり、どこかでやはり同じように扉を閉めている人がいるのなら、
招待状をこっそりと送ってもいい。

誰にも気付かれないように、明け方空が白み始めた頃に。
みんなが寝静まって素敵な夢をみている間に。


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コトン、と小さな音がしたら・・・。