あの地中海の海を実際間近でみるとこれ!
「限りなく透明に近い透明」
パロスからアテネに帰ろうと思ったら
船の事故があり、数日欠航!!
どうりで血だらけの観光客がいたなぁと思いつつ
「パロスだからいいや~」と思いつつも次の予定はオーストリア。
話し遅れましたが、私当時ロンドン在住で、ユーレイルパスのような、
トラベルパスを所有。
この期限が着々と迫りつつあるのにまだ半分も滞在予定地が残っており、
ちょっと焦り気味。
ヨーロッパ特有の「確実だ」という言葉は まさに「嘘」。
毎日毎日船着場に行っては欠航の言葉を聞き、がっかり。
でもこんな事は序の口。
「船が来るって言ったのに来ないじゃない!」と怒ったところで
無駄なエネルギーを使うってもの。
ようやく2日目にして船到来。
しかも船着場で夜通し待つ事6時間。来たのは明け方。
みんな大歓声で船を迎えました。
まるで遭難した大群のような喚起の声の大合唱!
(しかし待ってる間にコーヒーを買いに行ったバールでは
ウエイターに「悪い事は言わない。ホテルに戻れ。船は来ない。」と言われていた。
これを信じていたら船には乗れなかった)
その後船は満員御礼。
私と友人は寝床を求めさまよい、ようやく見つけたのは開かない自動ドアの真下。
そこで爆睡し、明け方アテネに到着・・・と思いきや、
着いたのはアテネじゃない。
どこ?
船内アナウンスは「Bon Voyage」とだけ。
とにかく着いたんだと思い、難民さながら私達バックパッカーらは
すごすごと誰の指示もなく船着場にいたバスに乗り込みました。
乗ること1時間。
「なんとなく」船着場に着き「なんとなく」バスに乗った我々は
「なんとなく」アテネに着いたのでした。
そういえばバス代タダだったなぁ。。。