世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

レザボアドッグス

イメージ 1

レザボアドッグス


タランティーノ作品。
結構好きで色々観てましたが、実はまだ観ていなかったこの映画。
観た後の充実感!!!

いろんなレビューを観ましたが、私の気持ちにミートするコメントはあまりなかった。

この映画は個人的な意見を言わせてもらえば「バイオレンスと仁義」のギャング映画の王道です。時々タランティーノ独自のエッセンスが盛り込まれていて(このあたりはシビれる!)観た後はスッキリ気分になるというよりも、この「仁義」に胸がつまる思いでした。

結論的に言えば、すごく良かった。
ハーヴェイ・カーテルって本当に素晴らしい役者。
こういう人間味溢れる役をしかも自然にできる人はいないんじゃないだろうか。
ラストシーンの彼とティム・ロスの姿。
「男」だぞ~・・・・・。なんとも言えない。
信頼、憎しみ、裏切られた気持ち。優しさ、葛藤。
切なすぎて、ちょっと耐え難いラストでした(涙)。

私はタランティーノの映画で何が好きかというと、大胆なバイオレンス展開もしかり、
この人間描写が絶妙!!
そして時々オチの如くさらりと光る彼独特のギャグセンス。
本気だけど抜け感があり
さりげないけど巧み。

最高です。