世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

DAY:7 ドレスデン日帰り旅行(1)


プラハ最終日は、チェコを抜け出してお隣の国ドイツへ再び上陸し、ドレスデンへ日帰り旅行に出かけました。今回の旅はもう本当に盛りだくさんのイベントが多すぎて、朝は早く夜も遅いで日記を1ページも書く間もありませんでした。





ちょうど土曜日。

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パスポートを持っておでかけです。
ドイツの国境は基本ノーチェックですがたまに抜き打ちがあるそうです。
ドイツの高速道路はチェコと違ってとても道路がいいので運転も快適だと言ってました。それと、速度制限がないからグングン快適に走れるそうです。



戦車?


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なんで軍隊が?と聞いたらこの日がなんかの日だったって言ってたような気がするんですが、もう忘れました。






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思い起こせば初めてドイツに行ったのがちょうど10月の頃で、ダウンジャケットとセーターを着て毎日降る雨にげんなりした記憶がよみがえります。


しかし!
2018年の4月末の気候はスカッと晴れて気持ちがよかったです!



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ドレスデンに来たからにはここから始まる」という、まるで儀式のようなおにーちゃんの習慣に従って、まずはソーセージを食べに行きます。

これのために友達(妹)と私はあえて朝食を軽めにさせられました。





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これです。



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マスタードが控えめなのは苦手だからです)



おいしいです~!!!!焼きたてで香ばしいです。量もかなりあります。



幸せ~(モグモグモグ)。

ねーねーやっぱベルリンであのカレー味のソーセージ食べるべきだったよね、と言うと「そうだね~うまいけどねあれも」とおにーちゃん。ベルリンも地方によってソーセージの味もかたちもまるで異なるのだそうです。

友達(妹)は帰りもまたこれを食べていました(計2個!)。








ドイツの信号。こどものシルエットになってるやつ。
赤信号はなんと女の子バージョンで三つ編みの子のシルエットだったんですが、シャッターチャンスを逃しました。。。。。。。。。


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広場ではオクトーバーフェストみたいなやつをやっていました。土曜日だし祭りのイベントくらいありますね。




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本場ドイツの屋台は屋根の装飾に注ぐ魂が半端ない。


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日比谷や六本木のオクトーバーフェストとはちょっとスケールが違いすぎて笑えた。



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ビールも安いしおいしい匂いはするし、こんな晴れた日の土曜日に外で軽い昼食を取るのって最高だと思う。別に毎日高級料理なんかじゃなくたっていい。



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なんかちょっと立ち止まりたい欲求をぐっとこらえて素通りです。



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メインはこれからなのです。

えーっと、確かこっちにいくと旧市街って言ってたような気がする。


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ドリスデンはプラハと違って大戦でひどいダメージを食らい町のほとんどが破壊されたそうなので、復興してまだ70年あまり?のため建物は比較的新しいものが多い。しかも戦後まもなく一気に建ち並んだわけでは当然ありませんので、最近のものも多いのだそうです。


例えばこの広場とか。


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このホテルもそう。


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それにしても昔の外観と同じように忠実に建てることができる建築家が今でもちゃんといるのってすごいね~と関心してしまいます。きっと設計図がちゃんと保管されていてそういう知識を寄せ集めてやれるんじゃない?なんて話をしながら広場を歩く。



これなんかはすごいですよ。

ドリスデンといえば、の教会。これも戦後に建てられたもの。


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内部。

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ロココ風とゴシックの融合っぽいところがおもしろいです。




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各言語でツアーも開催されていました。日本語もあるけどどうする?とのことですが、うーんいいや、パス。


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きれいな教会だった。
こうやってあとは経年変化を楽しんでいくのだろうと思うと日本と真逆の概念にやはりヨーロッパの良さを実感してしまう。



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ハズキルーペタイムです。


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この広場にメンズのテイラー兼ブティックがあり、そこに立ち寄ります。おにーちゃんが以前日本に来た時にかわいい犬のロゴが小さく胸に刺繍されていたブルーのシャツを着ていてそれがすごく個人的に気に入っていたのでぜひともドリスデンに行ったら行ってみたいとリクエストしていたのです。あいにくウィメンズは取り扱いなし。店員さんが異常に親切でびっくりしました(あの兄妹が金づるに見えたに違いない!)



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暑いので休憩。

友達(妹)は太陽の光を浴びたい派。
おにーちゃんはできれば日陰にいたい派。

なのにおにーちゃんが日陰の席をチョイスしたため友達(妹)が激怒し兄妹喧嘩勃発。私はドリスデンの地図をもらいにインフォメーションセンターへさりげなく脱出。


戻ってくる頃には少し落ち着いていた様子。


ドリスデンは以前も二人は何度か来てるのでもう見飽きた風景かと思いきや、おにーちゃんはお気に入りの町で一人でもよく足を伸ばすのだそう。基本日帰りコースなのだけどここには有名なオペラ座があり、その公演を観る時だけは泊まるのだそう(彼は一人でオペラに行ける稀有なヨーロッパ人です)。


また、以前ホテルがどこも空いておらず仕方なく泊まったノボテルホテルが時計台のそばで、朝から鐘がガンガンなるのでたまったもんじゃなかったけどそれでもピークシーズンで唯一空いていたお部屋だったので一泊三万円くらい跳ね上がっていたとのこと。


実は私が勤めていた前職の本社もドイツの郊外にあり、見本市などのシーズンが重なるとホテルが満室で出張アレンジをするのに苦戦したものでした。ドイツって滞在客が観光客だけじゃなくてビジネスマンも意外と多いのでちょっと侮れない。




美術館へ。



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外観とはうってかわり、中はモダン建築。


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ここで友達(妹)が実は大学の時美術を専攻していたことを知り、その話で盛り上がる。長いこと友達でも知らないことってあるもんなんだなと思った。



そんな友達(妹)おすすめの写真スポット。


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いいね。



今回の旅のホストは友達(妹)のおにーちゃん。プラハに住んでいるのもそうだし、友達(妹)もプラハが大好きだしベオグラードはもう行ったし基本おにーちゃんがリードするかたち。事実、知識もあるし地元に強いし説明もいろいろしてくれるから(バジェットも握っている)おにーちゃんと話すこが必然的に多かったようが気がするんだけど、今振り返ればもっと友達(妹)とも話をすればよかったと思う。私たちはこの数年よく会っているし、普段もよくメッセンジャーでやり取りをしているので最近のアップデートも特にないっちゃーないしあまり気にしていなかったけど、かんがえてみれば彼女は末っ子気質なのでもっと構ってあげればよかったと、今はそれを少し反省しています。





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堤防みたいなところに登って旧市街のはじを川に沿って歩く。



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絵になる街です。


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あの中央にあるプレハブのアイス屋さんでアイスを食べます。


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コーン派?カップ派?


断然コーン派。


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本当はワッフルコーンがよかったんだけど、Mサイズからしか提供してないんだって。じゃあいいよ普通のコーンで。


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友達(妹)があの壁画を見せたいという。


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歴代の皇帝が馬に乗っている壁画なんだって。



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へぇ~。


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(わきにあるダサいマグネット屋さんの屋台の方が気になって仕方がない)


で、この壁画の反対側にまわるとちょうど裏手がこんな感じ。


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新旧溢れるドリスデン。




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つづく。