さて、間違ったバスに乗って全く反対方向の僻地からゼエゼエしながら旧市街に戻ってきました。あとはお昼を食べて余裕持って空港に向かいます。
ということで、最後のランチはやはりこの食い倒れ横丁で決まりでしょう。
お肉、いきましょう!
行列のできるケバブ店へ。
二階もありまして、そちらに案内されました。
すごい人です。
これは串刺しケバブでして、ピタに隠れてサーブされます。
セットでトマトと玉ねぎもついてきました。
私はさらにトマトベーストもつけてもらいました(隣の席の人と同じにしてみた)。
ピタをめくるとお肉どどーん!!
焼き鳥みたいにみえますね。
このお肉なんだったかなー。多分ラムだと思います。
塩コショウしてあります。
で、これをほぐして、玉ねぎ、トマト、トマトベーストを塗って薄皮ピタに巻いて食べるのが一般的のようです。
うううううううーーーーーーーおいしい!!!!!
おいしいです!!!
このトマトペーストつけて大正解です。少し辛くて味も濃くていいアクセントです。
隣の人、ナイス~。
あっという間に食べ終わりました。
人がいっぱい待ってるのでのんびりできません、すぐ出ます。
※店員さんの一人が外国人でした。トルコ人ではない。そのせいか仕事が雑でした。
さーて、次は例のあれ、いっちゃおっかな(ハシゴする気満々です)。
なぞの食べ物、メネメン~!
そしてここが滞在中通いまくったもう一つのチャイハネ兼軽食堂はここ。
ここでメネメンを発見したのです。
いつものおじさん(写真中央右)にメネメン注文しました。
じゃーん!!!
なんだかわからないでしょ??
食べてみます。
ううううううーーーーーーおいしいーーーーーーー!!!!!!!
これは卵ですね。
熱々のトマトスープに野菜を入れて少し煮たやつに卵を溶いて半熟にしてあります。
口に入れると味のしみた半熟卵と柔らかく煮えた野菜がジュワーっと広がります。
お い し い で す
写真にも写ってますけど、タッパーに山ほどパンが入ってでてきます。
タッパーっていうのが笑えます。
(写真のおやじさんもちょうどタッパーに入ったパンを運んでいます)
このパンをスープに浸して食べている模様。
チーズが入っているようにみえるけど入ってないし、オムレツほど固くない。
程よい半熟加減と熱々のスープみたいな感じ?
さらっと食べれました。
いや~トルコ料理ってほんっとに相性悪いと思い続けて早数年。
この横丁のおかげでこれまでの概念を覆されました。
すごくすごくすごーくおいしいです。
今回行けませんでしたが、ピデ(トルコ風ピザ)専門店。
(写真準備中)
こちらはキョフテ(トルコ風ハンバーグ)専門店
(お腹減ってきた~)
愛しのバルカン。
ビチャビチャにこぼれてるチャイが出てくるチャイハネ。
(すごいかっこいいトルコ人が働いています。メネメンのところより0.5リラ安い)
それがイスタンブール食い倒れ横丁。
ちょっと場所がうまく説明できないんですけど、スィルケジ地区にあります。
朝から晩まで営業していますが、だいたい21時くらいになると閉めるっぽいです。
バルカンに関して言えば、夜でもひっきりなしに人が入ってきますがおかずがもうほとんど残っていないのでいろいろ食べたければ昼間の方がいいかもしれません。
トルコでもピラウと呼ばれる、いわゆるピラフ(お米料理)がありますが、あんまりおいしくないのでそれはやめて普通におかずを頼むのがポイント。パンは無料でついてくることが多いし、フワフワしているので何個でも食べられると思います。
(お腹減ってきました~)
腹ごしらえも終わり、ホテルに戻って荷物を受け取り、再びフェリーへ。
とにかくこのアクセスの良さとバルカンがあったことが今回スィルケジ地区に泊まった理由です。
寂しい。
さようならイスタンブール。
むちゃくちゃ楽しかった。
さようなら。
さようなら。
さようなら。
さようなら。
あっ!
隣の人が食べてるこのシュミット、実はいっぱい買いだめしてきたんです
日本に帰ってからオーブンであたためて朝食にしようと思っています
(注:帰国した頃には凶器みたく固くなって食べれたものではありませんでした。シュミットはバゲットと同じですぐに食べるパンのようです。3個も買い置きして、移動中も機内もすごくいい匂いで幸せだったのですが、結局食べれずに匂いだけかいだままでおわりました。悲しい。)
空港で暇だったので最後のチャイを頼んだら、みたことがないオシャレなチャイセットが登場してびっくりしました。
横丁の受け皿ビチャビチャチャイに慣れた私はドキドキです。
ということで、トルコ旅行おしまいです。
去年は10月に大きなお仕事がありまして、とにかくストレスで鼻血が出て、このままじゃちょっとおかしくなってしまいそうだから少し脱出しなくちゃと思ったのが旅のきっかけでした。旅を終えて出社したら、同じチームでお仕事していたうちの一人はついにメンタル病んで会社に来れなくなってしまいそのままずっと休職してますし、他のチームの友人も同じ時期に休職していてまだ会社に来てません。なんかそれを聞いた時に、危なかったなってなんとなく思いました。スルッと、うまく、切り抜けられた感じがしました。そういう意味でもタイミングもよく、うまく自分を解放させられた旅になったと思います。
日本に着いてから一番最初に食べたのは鉄火巻き。
トルコ、何がいいの?と先日聞かれまして、うーんって感じなんですが、
イスタンブールで言えば、雑踏、ですかね。
雑踏。
見知らぬ人ごみの中に身を委ねることに安らぎを感じること。
トルコ全体でくくればそりゃあもうたくさんいい場所があります。
いい場所だらけです。
もうちょっと粗野な、荒削りな感じがいいですね、地方は。
時々カッパドキアの土埃の、舗装もされていない道路に一人、少年が土産物を売っていた風景をよく思い出します。
トルコは子供がよく働くんですね。
親を敬い、お年寄りを大事にしている。
少し人見知りだけど真面目に働く。
そういう、ちょっとした良質な瞬間がいっぱいあるところが好き。
言葉にするのは難しいけど。