世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

カドキョイ最強のカフェ


カドキョイお散歩の途中に突然出会った緑色の壁。



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これはイスタンブールで出会った数あるお店の中で最強のおしゃれカフェでした!





見た瞬間に即決して店内に入りました。




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まだ開店直後なので人がまばらでしたが、とにかくトルコの一番いいとこのセンスを抜粋したかのようなインテリアにのっけから釘付けです。カルカンのホテルのような、オーナーのオリジナリティを感じずにはいられません。

こういうところのトルコ人は少し洗練されていて非常に丁寧で腰が低くて謙虚で英語も話します。だけど果てしなく控えめ。非常に好感度が高いです。





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ZOOという名前だけあり、動物をモチーフにしたグッズが勢揃いしています。

本物の一枚板で作った木のテーブルやカラフルなファブリック。
一点ものの椅子であえてアンバランスを取るインテリア。
これこそトルコの伝統を守る独特のコンビネーション。
たまりません!!!!




座ろうとしたらお店の男の人に「2階もありますのでよかったらどうぞ」。
と言われましたので興味津々で階段を登ります。



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写真がイマイチなんですけど、この階段を登ってる段階で胸が期待で膨らみます。
壁の色といい鏡の配置といい、かなりツボです




登り切るとそこにアンティークのミシンがディスプレイされていました



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そして渡り廊下。。。シビれる~~


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たまりません。。。。
壁のグレーが効いてます。
あと、アンティークの水色(!めずらしい!)のトルコ絨毯。
赤いベルベットの座面の古い椅子。。。



ツボです========


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こういう、「どこにもないようなお店」、っていうのがたまらないのです。



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窓際に座りました。
胃に優しいカフェラテを頼んでみました。
(私にしてはめずらしい選択です)


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外の通りを眺めます。お向かいのマンションにもサンルームがあります。
トルコの一般的なマンションにはみんなサンルームがついているのです。


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いや~、蜘蛛は不気味だけど全体の統一感がシャレオツ過ぎます。



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お手洗いはこちら。



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あけたらびっくり!



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写真じゃ伝わらないこのかっこよさ!!



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クロスと座面の布のバランス、古いカーペットのバランスがいいわ~


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と思ったら猫がいました。

椅子に丸くなって寝ています。

かわいいでしょ。

猫は犬と違ってそっとしておいて欲しい動物なので、ほんとうはいじりたいのですけどグッと我慢して放っておきます。






しばらく2階はわたしと猫だけ。




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この猫チャンと二人きり、静かなお部屋で時間を過ごしました。

私は日記を書いたり携帯みたり、窓辺の景色を眺めたりガイドブックを読み、

猫はとなりのテーブルの椅子で丸くなって寝たまんま。







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猫、起きました。猫の機嫌を損ねないようにそっと写真撮りました。
たまらないかわいさです。



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降ります。



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いや~ここで写真撮って欲しい。。。
滅多にやりませんがセルフィーしたくなります~~~。。。。




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ショップカードがあるかと尋ねたら、インスタしかやってないとのことでした。


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いい




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名残惜しいままお店をあとにします。

お店の人にお礼を言って出ました。

このお店のためだけにカドキョイきてもいい。

そう思えるようなカフェでした。

ちょっとカルカンのホテルに似ています。







カルカンのホテル。

思い出してもやっぱりカルカンのホテルは史上最強のホテルでした。

死ぬ前にもう一度行ってみてもいいかも、と思うのですがカルカンまでのアクセスがなんたって不便なので、、、それを思うと次に行くことがあるかどうかの決断がいまだできません。もう二度と来ることはないと思って去った町なので、思い出は思い出のままにしたほうがいい場合もありますしね。






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イスタンブールのイメージ、変わりますよね。

カドキョイは山ほど飲食店がありますが、その中で自分の好みにあったお店を見つけてのんびり時間を過ごすのも良いと思います。一人で過ごすなら本と日記帳と携帯は必須。お友達や好きな人と日曜日の昼下がりにのんびり過ごすのもよし。wifiはどこでも飛んでいて常に安定しています。治安も全く悪くありません。


コーヒーの値段はトルコの物価からするとちょっと高め。
だけど日本の物価からすればほぼ変わらないお値段設定でした。


ここを見つけた日本人はわたしが最初ね、と調子に乗っていたら
すでに紹介されてました。









何もしない時間を楽しむ。


贅沢なことです。

そういうのがとにかく好きです。