世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

夕焼けのガラタ橋と新市街、そしてバルカン


最初のトルコ旅行以来のグランバザール



イメージ 2



観光シーズンも一段落しているので店員がヒマ=客引きがすごい





こんなところでトルコ絨毯なんて恐ろしくて買えない。


イメージ 3




「斜めのキオスク」



イメージ 1





なんかトルコの国旗、すごいですね。祝日とか近かったのかな?



イメージ 4


↑こういう剥げてるところが古の名残を感じてツボです





トルコを旅行する人は基本トルコに興味がある人なんだろうと思うのですが、中には大して興味はないけどとりあえず行ってみるか、という観光客も多いと思います。中にはトルコ人(というかイスラム)にあまりいい印象をもっていない外国人も多くいると思うので、こういうトルコトルコしている国旗を山ほどみると幻滅する人も中にはいるのだろうと予測します。日本人はその辺は中立なので(どちらかというとどうでもいい派)異国情緒と感じて好感触なんだろうが。






すいませ~ん、お客さんですよ。
猫ですが。



イメージ 5

猫の後ろ姿ってほんとにかわいい。





前にお茶したチャイハネ
お気に入りだったのでまた行きたかったんですけど当然のごとく迷子になり、別のところでチャイしたあとに見つけてしまった。。。。グランバザールに地図などないのです。



イメージ 6




それにしてもチャイの値段が1リラだったのに1.5リラに値上がりしていたのですが、グランバザールでは5リラ!もしました。


イメージ 7

ありえないよ。でもすごい疲れたのでどうしても休みたかったから仕方ない。




ところで私は友人から頼まれたバブーシュという靴を探しにここまでやってきたのです。ただの散歩だけではありません。バブーシュってなんだ?と思って検索したらこんなのでした。





確かに室内履きって書いてある。



だけどイスタンブールでみつけた唯一のバブーシュグランバザールを出たスークの一角に、外履きと並んで売ってました。
もしかしたらバブーシュじゃないのかもね。
サイズもよくわかんないし裏ツルツルだし実用的じゃなさそうなのに85リラ(2,500円くらいですが現地の物価ですとちょっと高い気がしました)だし、とてもじゃないが買う気にならない。写真を撮って友達に送って判断を仰いでもよかったんだけど、迷路のようなスークを抜けてこの店にまた戻ってこれる自信がないし時間もないので自己判断でやめました。



ふと空を出て見上げるともう夕方に、、、。

イメージ 8



夕焼けの写真撮りにガラタ橋へ急ぐ。



イメージ 9




相変わらずの光景。



イメージ 10




イメージ 11



きれいです。






夕焼けにはちょっと間に合わなかったかな。



イメージ 12




かわりにきれいな満月をみることができました。




イメージ 13




さっき登ってきたスレイマニエモスクです。荘厳ですね。



イメージ 14




イメージ 15





イメージ 16




絨毯屋のオヤジさん、もともとは南トルコの出身だけどイスタンブールに住んでもう何十年も経つけど、イスタンブールは好きだって言ってた。わかる。


イメージ 17







あれもスレイマニエです。


イメージ 19



さて、このまま新市街へ行くことにしました。





美しいガラタ塔はもう何度もお見せしましたが、


イメージ 20





夜はこんなにダサいライトアップに照らされていました。


イメージ 18





この周辺はカフェ天国で、新市街までくるとアルコール解禁なのかお酒が飲めます。



前回ここで渾身の思いで撮った写真はこちらでご覧頂けます
前回記事「ガラタ塔で定点観測」



ダサい。。。

イメージ 21




野良犬が広場で暴れまくってまして、それをさらに煽るバイクが登場。


イメージ 22



バイクがブンブン唸りだしたら犬も唸りだし、ダッシュで走り去るバイクを犬が全力で追いかける、という非常に危険なレースが繰り広げられておりました。道幅狭いから人でも轢いたら大変よ。




新市街の夜は相変わらずすごい人。

パブもバーもごった返していましたが、夏ほどではない。
しかも新市街のトレードマーク、トラムが線路工事のため休止。
道路は工事あとでボコボコで歩きにくい。

新市街にあまり興味がないのか写真一枚も撮らずタクシム広場まで来た。

イメージ 24




花輪売り場。ダサい。

イメージ 25



二度目のトルコでホテルが見つからず、一人のキャパを完全に超えた荷物を両手に途方に暮れて泣きそうになったあの冬の日の通り。



イメージ 26


タクシーにもフラれ、ヘトヘトになってやっとのことホテルについたら、レセプションにいたパツキンねえちゃんがタバコふかしながら「電話くれりゃよかったじゃない」。

って確かに。でもwifi持ってないしSIMカードもないしできないのよ。


前回のホテルは新市街の繁華街からはすぐそばで便利だったけど、一人で飲みに行けるような雰囲気が一切合切しない界隈だったので、その利便性は実際あまり意味がなかった。イスタンブールを旅する際は、新市街と旧市街の主に二択になりますけど、どちらが自分の都合にいいかよーく考える必要があります。



イメージ 27


新市街は外資系ホテルも多くありますし無論空港のアクセスもいいです。
ただ、唯一の欠点は新市街エリアではないところへ行くには必ず坂道を上り下りしなくてはならないことです。これ、結構キツいです。もちろんトラムや地下鉄もありますが、トラムは一気に目的地まで行かないし地下鉄も中心部は走りませんから、あんまり便利な手段ではない。老人とかどうしてるんだろうか。



新市街、いつもの裏道を通ってお散歩しました。
写真撮ってないので前回のやつ貼っときます。


前回記事「ザクロジュース」
前回記事「金曜日の新市街」



旧市街に戻る途中のショートカットの急な坂道の途中にある生ジュースやさんで、前回同様ざくろジュースを飲みました。ふにゃふにゃプラスチックカップもお手の物、こぼさず上手に飲む術を完ぺきに身につけました。


イメージ 29



寒い夜に生ジュース、きりっとしておいしかった。
親子も買いに来ててかわいかった。


旧市街に戻る。

イメージ 28



晩ご飯にします。

もうここしかないと思って決めていた。

旧市街スィルケジ地区にある大衆食堂バルカン。初めてのトルコで来たところ。

トルコ料理はイマイチという結論の私もここのお料理だけはすごく美味しいと感じた唯一のお店。連日通う気マンマンです。



牛肉とナスのトマト煮込み!!!激ウマ!!!!

イメージ 30




なんだかわかんないけどスープ、といったらこれが出てきました。


イメージ 31


トマトのスープ!!!

どうやらレンズ豆をすりつぶしたやつも入っているそうでジャガイモのポタージュみたいな食感でむちゃくちゃ美味しいです!!!!


やっぱバルカンだなあ~。
バルカンしかないわ~。

これにパン(無料らしい)とお水をつけてなんと200円です。



すぐそばのチャイハネで食後のチャイ。
これもいつものチャイハネで。イケメンのお兄ちゃんいるし。
ここのチャイは良心的な1リラ。



イメージ 23


だけどここのチャイ、必ず受け皿にチャイややこぼしがデフォルトみたいでビチャビチャなんですよね。。。。毎回間違いなくそうだった。


順番違うけどバルカンにお酒は置いてないからホテルに帰ってトルコのEFESビール。


イメージ 32


トルコのビールもそうだけどあの辺(クロアチアセルビア)のビールって濃厚で美味しい。マジでクセになりそうです。





ということでこの日終わり。


充実した1日で、日本で起こった全てのことがジワジワと流れていきます。
我ながらイスタンブールひらめき旅行はいい決断だったと思います。