世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

イスタンブールのスークへ


買った荷物をホテルに置いてから、今度はグランバザールの方へ出かけました。



グランバザールは旧市街の小高いところの頂点に要塞のように囲まれていている最大の屋根付きマーケットですが、その手前にもあらゆる商店がひしめき合ういわばスーク、そして完全なる迷子ゾーンとなります。



まず、旧市街スィルケジ界隈から向かう。



イメージ 1




空気は冷たいけどお天気がいいので最高の気分です。




イメージ 2



グランバザール及びその周辺に売ってるものはこんなものもすごく多いです。


イメージ 3




なので「買うものがほとんどない」という結果になりますが、今回は友達に「時間があったら買ってきて」と頼まれたバブーシュという靴を探しにいきます。
(なさそうな予感がかなりしています)
(あとからネットで調べたら、バブーシュはどうやらモロッコのものらしい)





イメージ 4



たまたま撮った写真です。
ブルカを顔で埋め尽くすのはおそらくトルコ人ではないと思われます。


イメージ 5


(パスポートコントロールではこのブルカをはずして顔を見せないとならないようです。ということはパスポート写真は超素顔に違いない!誰にも見せれませんね)




スパイスバザールに着きました。初めてのトルコ旅行以来です。

イメージ 6



日本語ではなぜか「エジプシャンパザール」といいますが、それだと現地で全く通じませんのでスパイスバザールと覚えましょう。



イメージ 7




主に、香辛料、ドライフルーツ、ナッツ、コーヒーを売っています。



呼び込みがすごいです。

こんにちは
おげんきですか
おみやげありますよ

無視してあるいてたら、

「何か落としましたよ」

と言われた。でも無視してスタスタ歩いてたら後ろから

「一万円落としましたよ」

えええええっ!!!!!???

とおもわず振り返ったら、お店のトルコ人ニンマリ笑顔。

不覚にも笑ってしまいました。

それにしてもお金のことに関しては反応してしまうものだなと思いました。






イメージ 8



出ます。



イメージ 9





ここも広場になっていて、周りにはまた小さなお店がひしめきあっている。
イスタンブールって本当に毎回思うけど大商業都市。買い物天国。
イスタンブールに住む人には当たり前でも、トルコの地方に住む人からみたら物が豊富に溢れていて活気があって人が多くて、「大都会イスタンブール」なんだと思います。



ロクム。

イメージ 10



お魚屋さん。


イメージ 11







これこれ!個人的にツボな、トルコ人流几帳面ディスプレイ!!


イメージ 12






自家焙煎コーヒーやさん。ここでコーヒー買おうか悩んだ(買わなかった)。

イメージ 13



ひいきのお客さん相手に商売やってる感じでした。



イメージ 14



ランプやさん。初めてトルコにきた時はかわいいと思ったが、もう見慣れてなんとも思わなくなった。


イメージ 15




え~っと、実はこのあたりにイスタンブールでも屈指のお惣菜屋さんがあるとのことでそこに行ってまずはランチをしたいと思っています。だけど全く見当たらない。どこにもお惣菜屋さんなんて見当たらない。ウロウロしまくってます。



イメージ 16




あれはなんだろう。と、何度も何度も気になりました。


イメージ 17



あのピザみたいなやつです。



イメージ 18


実演で作ってたのを遠慮なくガン見しましたが、甘いお菓子みたいです。
ピスタチオが入ってたので挑戦するのはやめました。



とてつもない三角形への強いこだわりを感じます。
ディスプレイが上手い。
階段式になってて見やすい。


イメージ 25


この葉っぱで巻いてるのなんでしょうね。怖くて聞けないし絶対食べないけど興味はある。しかも結構売れてるし。




フルーツ屋さん。



イメージ 38







ちょっと勇気がいる中東系の食べ物がずらり。
保存が効きそうです。
昔の人はよく考えたものですよね。冷蔵庫とかない時代だし。


イメージ 26





みつけた~お惣菜屋さん!!


イメージ 20




ここさっきからなんども前を通った。。。分かりづらかった。
ここはパストラミサンドが美味しいんだって。それを注文しました。


イメージ 21




お惣菜って言ってもこんな感じです。。。おかずっていうかなんというか。。



イメージ 22





うわー!


イメージ 23




なんかワイルドなお惣菜屋さんです。



お会計をして、2Fのイートインコーナーに行きました。


ここには普通に食堂がありました。
こっちで注文して普通に食べればよかったと激しく後悔。


イメージ 24




トルコ人のお客さんでいっぱいでした。しかしあのお惣菜屋の二階にまさかイートインがあるとは、かなりの穴場というか、秘密のお店です!!言われなきゃ1億万%分からないでしょう。


さて、パストラミサンドを食べます。


イメージ 39



日本で食べるパストラミとは種類が全く異なりました。
どちらかというと塩漬けした燻製ハムみたいな感じ。すごくしょっぱいです。
だけどパンが香ばしくてふわふわしていて、ピクルスの酢漬け具合もいい感じ。
ペロッと食べました。
だけどやっぱりここでは食堂で温かいお食事を食べたほうがいいような気がしました。だって誰もこのサンドなんて食べてないんだもの。




出ます。




この辺はラッピングやデコレーション街でした。
イスタンブールのスークはテーマごとにエリア分けされているので、お買い物する時はすごく便利だと思います。


イメージ 19



住んでる人はこの迷路みたいな商店街を熟知しているのでしょうね。


イメージ 27



スーパーやデパートはほぼないので、こういう小売店が成り立つ。
けして観光客目当てだけの商売ではなく、地元の人が日用品を買いに来ます。



イメージ 28



小さなモスクもありました。


イメージ 29




古くて味のある店構えです。



イメージ 30




だいぶ坂道になってきているのがお分かりでしょうか。



イメージ 31



この坂をぐんぐん登っていくとグランバザールの門につながるのです。
グランバザールは屋根がついてますがこっちはそうじゃないので、格が違かったのかもしれないですね。事実はわかりませんが。


イメージ 32




イスタンブールはアップダウンがキツい。足場は石畳だし。




イメージ 40



(三日目の夕方に膝を痛めました)


イメージ 33



イメージ 34



つくづく旅は健康なうちじゃないとできないと思う今日この頃。


イメージ 35



賑やかです。



イメージ 36



車が乗り入れできるのはこのあたりまで。
ここから先は多くの人がリヤカーに荷物をいっぱい乗せて人が運びます。



イメージ 37


スークは迷路です。
だけど迷ったらこれだけは覚えておいてください。

「坂道の上に向かって歩けばグランバザール」です。

それで方向感覚をつかみます。




頼まれたバブーシュは今のところ見つからない。
このあたりの靴屋さんには、偽物ブランドのスニーカーとかしか売ってません。

次はグランバザールへ入ります。


つづく。