このCMが大大大大好き
一番最後の最後の睨みがめちゃくちゃ色っぽい。
私がナタリーポートマンを一番好きな理由でもある、大好きな「睨み顔」です。
セクシーすぎでしょ!
幼さと色っぽさの絶妙なバランスと、強烈な存在感。
バックに流れる「シャンデリア」も情感溢れてて実にうまくはまってる。
何度観ても飽きないし、テレビで流れればつい静止して見入ってしまう。
それぞれのほんの数秒のワンカットが一つの物語みたい。
対してシャネルのCMはクリスチャン・スチュワート。
いや~、シャネルに彼女が起用されるってすごく意外でした!
初めてみた時、えええ~って思いましたもん。
ついにここまできたかーって感じ(母親のような気持ちで胸がジーン)。
バックに流れる「Running」、こちらも実にうまくはまってる!
最近出演の映画作は気難しい役ばかりで、男性っぽい印象の強いクリスチャンスチュワート。好みは結構分かれるところかと思うのですが、世界のシャネルの、しかも滅多に発表しない新コレクションの香水「ガブリエル・シャネル(ココの本名らしい)」ですから、もうこれでいつ死んでもいいくらいの名誉なことです。
これもCMラストの表情がすごくいいです。
力強くも柔らかい、「解放」って感じ。
近頃の香水CMはラストのキメ顔が主流??と思いたくなるほど。
そんなふうにフランスの傾向って、ちょっと繊細でチャーミングで危うさも秘めてる一方、意志が強くて力強い。そんな二面性のある女性がとにかくウケがいい。しかもフランスの屋台骨でもある最強ブランドの香水をハリウッド女優が二人も占めているなんてすごいことだと思ってしまいます。
この二人の共通点はフランス監督の映画にわりと積極的に出演していること。やっぱり現地にある程度浸透していて知名度と人気度が高いことも重要なのでしょう。フランス人は基本的にアメリカ人を好みませんからなおのことです。だからこの成功の陰には数年の地道なマーケティング活動が実を結んだのかと思ってしまうほど。いまや映画界はフランスが主流になりつつあるような気がします、ほんとに。
<番外編>
ナタリーポートマン主演作で大好きなのはこれ。
(前もご紹介したので詳細は割愛)※表紙はナタリーじゃなくノラジョーンズです
(甘ったるいジュードロウがかっこよすぎ~メロメロ)
あとこれも!
二面性のある二つの人格をこれほど使い分けられるのはこの人しかいません!
昨日これ観に行ってきましたが、、、超意味不明すぎてがっかりでした。
ちょっと文学的すぎてついていけませーん!
だけどナタリーはもうそろそろ女優さんとしても頂点にきたのではないかと思わせるような迫力がありました。
対してクリスチャンスチュワート。
気をつけて!これホラー映画に近いから!!
映画館でなんどもビクってしてしまいました。
すーーっごいおもしろかった。
クリスチャンスチュワートがかなり男っぽいです(笑)。
あとはこれ。
アクトレスなんてだっさい邦題ついてますが、原題はClouds of Sils Maria。
滅多に見れない龍のような形をした雲のこと。
クリスチャンスチュワートは挫折した大女優(ジュリエットビノシュ)のアシスタント役で登場しています。オリヴィエ・アサイヤス監督に相当気に入られてますね。
フランス映画といえば近頃ものすごい気に入っている監督作品があります。
それはまた別途。