世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

パンドーロ


今日スーパーを超高速で足早に歩いていたら、あるものが目に止まってピターーーっ!!と足が止まってしまった。



懐かしいパンドーロ、いや、パネットーネ。

買ってしまった。


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この時期になると日本でもたまに見かけるこの巨大なケーキというか、パン。
いわゆるイタリアのクリスマスケーキです。
これをデザートに食べるのです。
隣国フランスのブッシュドノエルに比べたら強烈地味極まります。

実はこの地味なクリスマスのパンは二種類あります。

パンドーロ = 具なし
パネットーネ = ドライフルーツなどの具入り


私がこよなく食べていたのはパンドーロ。20cmくらいの高さがあります。一般的には粉砂糖が入った大袋が同梱されており、それをドサドサふりかけて食べます。パンドーロは星の形をしていますが、それがもとは十字架だったとかいう説も。いずれにせよイタリアの食べ物はつくづく質素なものが多いですね(感謝祭の時は今度は鳩の形をしたこれまた地味なパンが登場します)。



ほかのイタリアの都市は分からないけどローマはパンドーロが主流。
昔誰かから聞いたけど、北イタリアはパネットーネが主流だとかなんとか。

パンドーロだと味気ないので日本ではパネットーネを輸入するのでしょう。
ただあんまり日本人には馴染みがないというか、地味すぎて全くピンとこないまま売れ残ってしまうパターンのように見受けられます。

それじゃかわいそうだと思って一個チョコチップの入った方を買ってきました。ドライフルーツもいいのだけどイタリアのは実はあんまりおいしくない。チョコチップも初めて聞いたなあと思いながらおうちに帰って見てみたら、、、。



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スペイン産かーーーーーーーーーーーーーーい。









あらっ。スペインでもパネットーネを食べるのかしら。
まさかね。



幸い賞味期限が長いので来年にでも開けて食べます。
このところ甘いものは食傷気味。





(おまけ)
先日とうとう見つけてしまったビエネッタ。


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ローマでホームパーティーにお呼ばれしたら持参する定番中の定番。
イタリア人はビエネッタとは呼ばず「ジェラート」と呼ぶ。
アイスはなんでもジェラートになってしまいます。
晩餐後に「ジェラート食べるかい?」と聞かれ、喜んで「Si!」というと、大体出てくるのがビエネッタ。。。


懐かしさのあまり買って食べてみましたが、、、、、、。


うーむ。
ビエネッタはあれだね。
チョコのバリバリ感がいいのよね。味というよりも。