世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

パーティーの幹事は誰だ?

ロンドンに住んでいて印象的だったことが二つあります。

一つ目は、スリが多かったこと。

まあこれはどこに行っても当たり前のことなんですけど、ある日友達のお別れ会でどっかのカジュアルなレストランで飲み会した時、参加していたトルコ人のバックが丸ごとなくなっちゃったんですよね。必死にお店中探したけど見つからなかったから、おそらく誰かが持っていっちゃったんでしょう。
私も1ポンドショップでタイツ見てる間にバックからお財布スラれましたし。店内にまだ犯人がいるはずだからお店を閉めて一人一人ボディチェックしてくれとお願いしたけど全然相手にされませんでした。今思うと私もよくそんなことを主張したなと思いますが、そういうたくましさだけはあったんですよね。今はもうそんなこと言えないかも(言うかも)。
都会で洗練されていても泥棒が多いので気をつけなくてはと思いました。



それと、これは未だに謎が尾をひく出来事なのでぜひ話したいこと。




早々にイギリスを引き上げる決意をしたある日のこと。
それを聞いてすぐにお別れ会をやろうと言ってくれたのはトルコ人女性のアイシー。
ベリーダンスがうまくてユーモアのセンスがあって優しいアイシー。
なんていい人なんだろう。


時間が過ぎて学校もまもなく最終日にさしかかろうとした時に、アイシーが私に突然食ってかかってきたのです。


「あなたの送別会、早く企画してよ!!」


と。




えええ~お別れする本人が企画するものなんでしょうか~????
それってトルコ流????


アイシーはいい人なんだけど迫力がある年上女性だったのでなんとなく逆らうこともできず(1ポンドショップのスリでは主張できるのにこういう時は弱い自分が不思議だ)、学校の近くのパブを一軒一軒訪ねて予約できるかどうか聞きまわりました。結局場所も時間も呼ぶ人も私が幹事となり、人を招待し、お別れしてもらったのでした。不憫がった日本人の友達が手伝ってくれてほんとに助かったけど。


よく誕生日の人が自分のパーティーを企画して人を呼ぶことはありますが、送別会もそういう場合はありますか?私は後にも先にもこの時しかなかったので、知らないだけなら教えて下さい。




また、その時クラスメイトみんなでアドレス交換をしたのですが、そこに Don't lose your personality と書いてくれた人がいて、多分南米系の人だったと思うのですが、そんなに深く話したこともない人に一体私はどんな人だと思われているのだろうとちょっと考え込んだことを今でもなぜかよく思い出すんですよね。






(ああそうだ、ペルージャのエピソードも書かなくっちゃな~。順番的にはあっちの方が先なんだけど。まあいいや)




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載せる写真がないから花火。


ちょっと散文ですみません。