世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

<クロアチア> ロクルム島

ドブロヴニクの新市街から市バスに乗って旧市街に移動しました。
この日の午後は、ドブロヴニクのもう一つの避暑地、ロクルム島へ行きます。

ロクルム島とは、旧市街の目と鼻の先にある島です。



どんな位置にあるかというと、例えば







あれとか

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これとか




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こんな感じ。




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ガイドブックには「ドブロヴニク旧市街の喧騒に疲れたらロクルム島に逃避するとよい。手つかずの自然がきっと心を癒してくれるだろう」と書いてありました。



フェリーはこの波止場から出ます。




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ちなみにロクルム島には宿泊施設はなく、夜になると完全に閉鎖された無人島になるので注意。


チケット売り場はこのパラソルの下にあるテーブルのあるところで買います。
必然的に往復チケットを買わされます。


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往復チケットにはロクム島のポストカードがついてきます。
(裏がハガキになっている)



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フェリーに乗るとすでに中の座席はいっぱい。
もともとデッキに出るつもりだったんで別にいいです。


これがロクム島行きのフェリー。

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予約席とかないので、時間になって人が乗れるだけ満杯に乗って出航します。



出発~。

ブブブブブ~。



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多分ですが、あの岸辺に建つ館がホテルエクセルシオールです。
その下に広がるのはおそらくプライベートビーチでしょう。


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セルビアの友達のママさん、昔スッチーだった頃にドブロヴニクを訪れた時はこのホテルに泊まったと言っていたのを思い出し、ああこれかと思って写真撮りました。
このホテルは城壁の外にあります。(前も書いたと思いますが)旧市街の城壁の中にホテルはたったの3軒しかなく、それ以外は全てペンションやアパートホテルしか存在していません。キャパの問題でしょうね。城壁の中は世界遺産だしおっきい建物なんか建てられないから。







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海がきれいだ。



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キラキラしている。



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おお~泳いでる泳いでる。
(肉眼では見えます)


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無言。

(太陽が傾く位置関係をチェックしてどの辺りに泳ぎに行くか考えている)




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上陸です。

ピンク色の館はインフォメーションセンターです。


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胸が躍ります!



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この地図をですね。
徹底的に頭に叩き込みます。
なぜなら帰ってくる時に迷子にならないようにと、島のかたちを把握しないとならないからです。もちろん全体図の写真もこうやって撮ってるわけですが(この日は泥棒に遭うかもしれないリスクを考慮して一眼レフは持参していません、ぜんぶiPhoneです)ある程度把握して歩かないとダメなのです。無駄な歩きはしたくありませんから。


なんか結構大きいですよね、島!


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寂れた島を予想していたのに予想外。
ものっすごくテンションあがってきました!

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さっそく分岐点。


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迷わず左行きます。
大丈夫。
自信ある。



寂れた島だとタカくくってきたのに、なんだか派手なリゾート着のおねえさんたちがいっぱいいるし、おしゃれなバーもあるわでなにもかもが予想外。


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またまた、廃墟です。



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廃墟をほったらかしたらますます廃墟になるってことを分かっての放置なんだとは思いますが、大勢の観光客がぎゅうぎゅうになってフェリーに乗って押し寄せて、おしゃれなカクテルを飲んだりしてる傍に廃墟って、なんかやはり不自然に思います。




こんなふうに人がいっぱい島のいたるところを歩いています。

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バレーボールコートもあります。



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カフェやバーもそこらじゅうにあります。



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これ!
まるでオアシス!!



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そうそう思い出した。
ガイドブックにロクルム島はとてもrockyな海水浴場だと書いてありました。
岩場が多いのはもう慣れてると思ってましたが、実際はこんな感じでした、、、。






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海水浴場じゃ、ナイ。




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荒波がザッパーン!!!と岩にぶち当たる。




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ちょっとイメージと違う。
けど、せっかくだからみんなの真似して平らな場所にタオル広げて海水浴します。


ビーサン、厚めのゴム底持ってきて本当に良かった。





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で、上の写真の奥に白い手すりみたいなのが見えますよね。
あそこから海に入るんです。
あっちまで行くまでにも岩場を飛んだりはねたりして行かないとならないのです。
めっちゃくちゃ怖いです。



ここはツァブタットよりも波が荒くて絶えずドッパーン!と波しぶきが上がっています。そこに入ろうとすることを想像してみてください。波が押し寄せ引き寄せ、体が持っていかれます
この場所は地元の海の子じゃないとダメみたい。
上級すぎ。


しかも岩場で寝ることだってできません。
みんながホッピングしながら岩と岩を渡ってやってきてはそばを通るので落ち着かないのです。

仕方がないので本を読んだりしていると、スペイン語のコロンビア系とおぼしきカップルがやってくる。男の子は海に入りたくて仕方がないけど女の子はもともと機嫌が悪い上に海ザッパーンなもんだから、ますます不機嫌になってもう帰りたいとイライラした様子で言うものの、男の子はもう少し冒険したくてたまらない。でも結局彼女の言うがままに退散していきました。本当にお疲れ様と言いたい。



すると今度はみるみるうちに空が暗くなってきて、もしかしてと思ったら今度は雨雲が。少し様子見てからと思ってたけど、ツァブタットに帰る道のりはまだまだ遠いことを考えると、濡れた服もすぐ乾くから大丈夫とかいう問題ではないなと思い退散することに。
着替えをしたところで通り雨が。
でも思ったよりひどい雨にもならずに済みました。よかった。




ちょうどフェリーがきてる!


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あれ、帰りのチケットどこだっけ?(←こういうの、実はしょっちゅうで。。。)

その後、無事見つけてダッシュダッシュ


タイミングよくフェリーに乗れて旧市街に戻りました。
ロクルム島、ぐるっと周ってみても良かったんだけど、おそらくツァブタットみたいに遊歩道がうまいこと整備されているわけでもなく、島の内部をクネクネあるく必要がありそうだったので、めんどくさくてパス。もー、あの断崖絶壁の岩場に若干引いちゃった。


ということでロクルム島は終了です。


なんだか落ち着かない内容ですみません。
事実、落ち着かなかったのです。






やっぱツァブタットですわ。
もう間違いない。
改めて再認識。