この辺はワインの産地でも有名らしくぶどう畑も広がります。
山の間をぐんぐん抜けます。
なんか裸の山肌が目立つ山が見えてきた。
なんであそこだけ木がないんだろうと不思議に思ってずーっとみていたら。。。
あーー、これ、、、
木が死んでる。。。。。。。!!!!
ガイドさんいわく、この辺で数年前に大きな山火事があったんですって。
たくさんのワイナリーが消滅したと言ってました。
かわいそうに。。
その他バスの小話。
クロアチアはユーロ加盟国で且つあんなに観光大国であるにもかかわらず、意外だったのが物価の高さに比例しない収入の低さ。
一ヶ月のお給料の平均が日本円で10万円にも到達しません。
ちなみに私が泊まったツァヴタットの短期アパートは一週間で6万5千円くらい。
私からすると安いと思いましたが、彼らにしたら大きな収入。
この山の形はトルコと一緒。
特徴的だからすぐわかる。
やっぱり微妙に大陸続きだから地形が似てるんだなあ。
さて、バスを降りてボートに乗り換えます。
ガイドさんが「(ラモス瑠偉似のフランスおやじがストンで遅刻してきたので)時間に間に合わない」なんて慌ててたからどんなピカピカのエンジンがついた船が私たちを待っているのかと思っていたら、、、。
ちっさ!!
周りは大型ホテルと、目の前の海はほぼホテル独占と言っても過言ではないプライベートビーチ的な感じになってます。
その中を突っ切ってこの小さな船着場へ行きます。
海はご覧の通りキラキラの透明度。
一番後ろの端っこに場所キープ。
ウフフ。
スル~っと入っていくの。
図々しいと思われないように、上手に。
(カッパドキアの気球でも同じ要領で端っこ陣取って写真撮りまくりました)
気持ちがいい~。
遠くに見える大きめの建物がさっきの船着場のとこのホテル。
コルチュラ島がもうみえます。
ボートで10分くらいかな。
ヨット。
乗ってみたい。
酔うかな。
何年間もずうーっとこの色を見たいと思ってきました。
だから一人で感無量。
このまま死んでもいいと思った。
嘘だけど。
動画撮ってきた。
コルチュラ島の旧市街が見えてきました。
地図を入念に見ていたのでなんとなく地理的に理解ができます。
着きました。
これが私たちの乗った船。
意外に居心地よかった。
かっこいいわ~。
ガイドさん、解散したらその2時間後にこのマリーナに戻ってきてほしいとのこと。マリーナは他にももう一つあるのでどうか間違えないでこの景色を覚えておいてください、だって。
こういう時は一人なので身が引き締まる。
だって他に誰も頼れないんだもん。
ツアーの人の顔だっていちいち覚えてないし(ラモス瑠偉くらいしか覚えてない)。
旧市街まで移動。
すぐです。
10分もかからない。
左下がガイドさん。
ちゃんと写ってないけど実はチョー美人。
いかにもクロアチア女子ならではの小麦色に焼けた肌と長い手足にブロンドヘア。
ユーモアで話もおもしろい。
やっぱりこういう美人で優しくてオトナの魅力溢れるガイドさんがいると、みんな言うことしっかり聞きますね、すごい効果的だったです特に男性に!
さて、旧市街のメインの広場で解散。
美人ガイドさん「コルチュラ島の旧市街はどんなにゆっくり歩いても30分でみ終わるので、お願いだから迷って集合場所に来れなかったなんてことのないようにね」とのこと。
はーい。
その美人ガイドさんにインフォメーションセンターの場所を聞いてそっちへまず向かいます。地図が欲しいので。
かわいいところですよね。
町の通りが地図でみると魚の骨みたいになってるって言ってました。
コルチュラ島は本当はもっと長くて大きい島なんですが、日帰りツアーで来るにはこの旧市街しか歩く時間がありません。もっと下の方に行くと植物自然公園とかもあるので、本来であれば一泊で来てもいいかもしれませんね。地理的には、クロアチアの島の中でもかなりアドリア海の内側に位置しているので、夜はきっと静かな波の音と大きな夜空に流れ星がバンバン飛んでいきそうな、静かな時間を過ごせそうです。
(いいな)
インフォメーションセンターは人が少ない。
情報がインターネットに変わってからは本当に閑古鳥になってしまった気がする。
そのかわり優しいお姉さんが地図をくれました。
この大階段、見事だわ~。
こういうのにいちいち感動します。
すぐ目の前は、我々が着いたのとは別のマリーナが。
ガイドさんの言う通り大した大きい町でもないし、適当に歩いてもそのうち町の中心に辿り着きそうな気がしたので、そぞろ歩きをすることにしました。
いや~今みてもいい町だったなあ~。
この広場で暑いのに青空市場やっていて、そこでコルチュラ島のラベンダーのポプリをおみやげに買いました。「さっきもここ通っただろ」と言われました。よく覚えてるなー。ま、アジア人なんであんまりいない上に一人だから目立つんでしょうかね。ノースリーブのワンピースを着ていたのだけど、肩がむき出しだったので、日焼けに気をつけて、今年の夏は本当に日差しが強くて危ないからと言ってくれました。ありがとう。
ここは数十年前の時代がそのまま止まったような、おろそしくセンスのないダサいおみやげがズラリと並んでいました。ダサもの好きの私でもさすがにお手上げ。
ここから海沿いのプロムナードへ。
レストランがズラリと並びます。
なんかいかにもリゾートって感じでいいですね。
夏のバカンスはこうでなくちゃ。
坂道がいっぱい。
その通りに沿って古い家が並びます。
これが本当に絵になる。
坂道の上から見下ろすとこんな感じに。
ここにいる時もそうだし、今回の旅を総称して言えることなんですが
とにかく毎日が不思議と幸せで胸がいっぱいでした。
別に特別なんかがあるわけじゃないんです。
多分、自分の気持ちにぴったり合った旅のかたちだったのかもしれない。
クロアチアやばい。
また行きたくなる。
(写真掲載制限がきたのでつづく)