世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

<クロアチア> ドブロヴニク旧市街(1)

翌朝。

少しゆっくりめに起きる。

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今日はドブロヴニクの日。
あの暑さと日差しとおびただしい観光客を想像すると、日が高くなってから城壁を歩くのは辛そうなので、午前中に済ませてからそのあとゆっくりお昼ご飯を食べて街をゆっくり歩くプランに。



朝ごはんはあのフルーツとヨーグルト、カフェオレとビスケット。

フルーツはこの数日後にスーパーで買って食べ比べましたが、やっぱりこっち(市場で買ったやつ)の方が数百倍おいしかった。


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白い袋の中に、実はパンが入ってます。
ツァヴタットの中心地に唯一あるベーカリーで購入。
しかしとんでもなくまずくて食べれたものではありませんでした。
(その後クロアチアでパンを食べるのはやめました)



さっさと朝食を済ませて家の戸締りをして、バス停へ。


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バスの中で運賃を運転手さんに払います。
現金のみです。
片道25クーナ(約470円)です。

このバス、驚いたこと三つ。

1. 冷房が効いていること
2. 時間に正確なこと
3. BGMが流れていること


特に時間に正確なのはすばらしいです。
時間キッチリに出発します。
(ツァヴタットが始発)


ツァヴタットからドブロヴニクまではおよそ30分くらいでしょうか。途中小さなバス停留所にちょいちょい止まってお客を乗せてくるのであっという間にバスが人で埋まります。バスは海沿いを走るのですが、Tripadvisorに投稿があったとおりこれがとんでもない絶景でして、息を飲む景色がどんどん広がります。これを見るだけでも価値があるから、あえてドブロヴニク観光するのにドブロヴニクに滞在しなくてもいいっていうのはそれも理由の一つです。


さて、ここでバスを降りるタイミングなのですが、事前に調べたところピレ門という城壁の入り口付近で止まるとのことだったので、ドライバーが「old city, old city」と教えてくれるもドスルーしてそのまま乗り続けてたら、結局ピレ門までは行かずになんだかとんでもないところに降ろされました。マンマミーア。


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旧市街の方向は分かっても、この時点でまだ地図をゲットできてませんから、一体今どこにいるのか見当がつきません。仕方なくここは素直にGoogle Map先生にお尋ねすることにします。


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うーむ。
10時にはピレ門にいるはずだったのに思わぬ誤算。
旧市街までおよそ3km。
それくらいなら余裕で歩けるので歩くことにします。


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歩くということはよいことです。
歩いてみないと知らない発見があるからです。


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景色は朝っぽくて清々しいように見えるかもしれませんが、この時点で怒涛のように汗をかいています。日差しは強く、熱中症にならないように帽子をかぶって水をしっかり飲んで、Google Map先生の指示のもと階段を登ります。


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階段を登る途中で振り返るとこんな景色。


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ちなみに山の向こうはあれですよ。






たまにGoogle Map先生の指示を無視して別の道へ。




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美しい。。。



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こんな海のきれいなところに一週間もいれると思うだけでテンションあがります。


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小さな小道があったり、


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なにかと絵になる風景がその辺にたくさん。


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セルビアもそうだったけど、クロアチアも本当に緑豊か。



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そうこうしているうちにあっという間にピレ門のあたりについたようです。

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あの丸いのがピレ門です。
あそこからドブロヴニク旧市街へ入ります。


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インフォメーションセンターがあったので、そこで地図をもらい、ついでにツァヴタットに帰る路線バスの乗り場を確認しておきました。これも事前調査とは全く異なる、へんてこな場所にありました。聞いといてよかった~。


インフォメーションセンターの前にあるこの大木の下ではいろんなエクスカーションの勧誘と観光客で人だかり。


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スーパーを見つけたので様子見に入りました(時間ないのに~)。そこで綿棒を買い足ししたかったのを思い出して探していたら、、、

みてください、日焼け止め、すごい品数じゃないでしょうか。日本より多いですよ。



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スーパーというのはある意味その国のちょっとした指標みたいなものだなっていつも思います。クロアチア(とセルビアもそうだった)は物がと~っても充実しています。意外でした。綿棒だって携帯用のちっちゃい使い切りタイプが売ってました。



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さ~て、ピレ門いくぜ!




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なんだかよく分からないから人について歩いて行って、なんだかよくわからないまま写真を撮ってます。

ピレ門くぐったらこんなふうになっています。
よくわからないからただ歩いていく感じ。

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さらに門をくぐるとこんな風景。

(この日傘軍団はおそらく日本人か韓国人のどっちかですね)


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チケット売り場を見つけてチケット購入。
横でダリ展やってました。



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この階段が城壁の入り口です。



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登るといきなり旧市街の目抜き通りがドーン!


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その隣りにある噴水がドーン!


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中世の町だ~。


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赤い屋根~。



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(なお城壁での写真は強い太陽光により反射でよく画面が見えないからまともに確認も露出の調整もできずやむなく適当に撮ったんですが、その割にはちゃんと撮れてて安心しました。このあとの写真、ほぼノーチェックで撮ったやつばかりです)



城壁が囲っているの、わかりますかね。

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結構高低差あるのがお分かりかと思います。


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わざとらしい大砲。



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この外壁をずーっと登ったり下ったりして歩きます。
ゆっくり歩いて1時間くらい。
私は写真撮りまくりだったので2時間くらいかかりました。
いや、もっといたかも。


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この海賊船みたいなのが来た時は周りにいる全員で一斉に写真撮影!


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だけどこんなに観光客にバシャバシャ写真撮られて住んでる人はたまったもんじゃないだろうなと思いきや、やはり住人はほとんどが家を短期貸しにして別のところに住んでる人が大半なんですって。朝から晩まで観光客で騒がしくて夏はほとんど眠れないってのが理由だそうですが、やっぱり物価高いからなんじゃないでしょうか。



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世界中の人がドブロヴニクを訪れるピークはやはり夏。
そしてドブロヴニクはクロアチアで一番物価の高い町。
私が訪れた時期はまさに地元の人にとっては稼ぎ時ってわけです。

しかし、ここ数年は1月の観光客も増えてきてるのだとか。
冬も晴れればいいですが、寒いと厳しそうですけどね。



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これ、なにがすごいって、洗濯物の干し方にルールがあるってことです!!
(グラデーションになってます)


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お住いの方には申し訳ない、人様の洗濯物などを不躾に撮ってしまって。
クロアチアはみんなこの「グラデーション干し」が徹底されてました。
お嫁にいくことがあったら忘れないようにしておかなくちゃ。






あの島はロクルム島です。
旧市街からもっとも近い島。
植物園があって、もちろん周囲はどこでも泳げます。


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海、めっちゃくちゃ気持ち良さそう!!!!!



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あちらこちらで「服が雨に打たれたみたいに汗でぐっしょりだ」とみんな嘆いてましたが、ほんとにそんなふうになります。私はこの夏、生まれて初めて「夏なのに二枚重ね着」をしてみましたが、これが案外効果を発揮しクロアチアでは暑いなりにもそれなりに快適に過ごすことができました。あと、できるだけコットンを持っていきました。どんなにかわいいワンピースもコットンじゃないものは持っていきませんでした。体温管理ってとても重要ですからね。
前も書きましたが、暑いの強い私でもうだるような暑さだったので、夏が苦手な人や日焼けしたくない人は春か秋をお勧めします。それでも夏がいい!という方は、ぜひ夏に行ってください。ドブロヴニクはやっぱ夏だと思います。だって景色がこんなにキレイで、それが毎日確約されているわけですから。




この教会は有名みたい。


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赤い瓦屋根は比較的新しいですね。
景観を保つために業者指定されてそう。
クロアチアの屋根瓦職人は儲かりそうです。



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あ、話の途中ですが、ここで写真掲載制限になりましたので次回へつづく。