世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ゼロ・グラビティ

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すごーくおもしろかったです。
簡単に言うと、絶望的パニック宇宙映画。


今のチームに配給会社の営業やってた人がいるんですけど、その人曰くこれ今年のナンバーワンだと言ってたのを思い出してレンタルしました。全部でなんぷん?60分?と思うほど息つく間もなくあっという間でした(実際は91分でした)。いささか「??」と思うような場面はあったものの、グラスを持ったまましばらく固まって身動きできなくなっていたほど引き込まれました。すごくおもしろかったです。


そして何と言っても哲学的なラストが気に入りました。
サルがヒトになっていく起源を彷彿させ、それはあたかも生死を乗り超えた「再生」になぞらえてる感じがしました。いや~すごく感動的だったな。
お気に入りのエンディング「猿の惑星」を思い出しました(それとは違うけど)。


監督はアルフォンソ・キュアロンというメキシコ人。
調べたら「大いなる遺産」(映画があまりにも面白かったのでディケンズの原作も読みました)、「パリ・ジュテーム」のオムニバス作品なども彼の作品だそうです。