世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ダイアナクラール/If I Take You Home Tonight

こないだのラジオ特集はダイアナクラール。
寝落ち半ばでとても心地の良いメロディーが聴こえてきたので、無理やり目を開けて携帯で調べる。





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If I Take You Home Tonight  なんて歌、聞いたことないなあ~。
ダイアナクラールはもうかなり前に聴き倒した時期があって、大方の曲なら聴けばわかるんだけど、これは分からない。なんだろうと思って後日調べてみたら、彼女の新しいアルバムのためにポールマッカートニーが書き下ろした曲なんですって。さっすが、旋律の魔術師ポール。


それにしてもダイアナクラールはもうジャズを捨てたのだろうか。
新作アルバムはこの曲を含むデヴィットフォスターという数々の名曲を生んだ大物とのコラボ。しかもデュオにマイケルブーブレとブライアンアダムスが登場。やっぱりダイアナクラールは音楽業界にものすごい強力なコネがあるとしか思えず、エルビスコステロと結婚したあたりから彼女のアルバムがものすごくものすごくものすごーくポップスよりにかわっていきました。ま、別にそれは悪いわけではないのだけど、売れる前に地味に歌っていたジャズ時代を考えると少し寂しさを感じます。もしかするとこの人はライブの方がいいのかもしれない。なかなか日本には来ませんが、機会があれば一度行って確かめたい。


だけどアルバム全体はいい仕上がりっぽいですamazonの視聴とyoutubeで観た)。鉄板のカバー曲がいくつも入ってますから当然っちゃー当然。日本では来週発売。



この人の特徴は、女性らしいボーカルというよりはマスキュリンな声です。
だから男性のカバーが多いし普段からキーもむちゃくちゃ低いです。
正直言ってすっごいうまいとはあまり思えないんだけど、その荒削りなテイストが逆に魅力的なのかなあと思います。聴いててジーンとした時もありますから。






ちなみにこれのオリジナルはエルトンジョン。
ずっと前にこの曲の歌詞みながら何度も聴いた思い出がよみがえってきました。