お蕎麦のランチまで時間があるので先に観光を済ませることにします。
嵐山は天龍院というメインのお寺がありますが、もっと奥のお寺めぐりをします。
行くまでの道もいい感じでした。
嵐山の竹林も通り抜けます。
みんながここを大絶賛するんですよね、竹林竹林竹林竹林と口々にお薦めされましたが、とにかくすごい人の渋滞で、さらには人力車が何台も通り抜けるのでゆっくり見れなかったのですが、確かにオススメするだけあって気持ちのよい小道が続いていました。
常寂光寺(じょうじゃっこうじ)の紅葉は、3色の色使いが有名なのだそう。
赤、黄色、緑の織りなすトンネルが美しいとガイドブックに書いてありました。
あれが門です。
門の向こうにチラリと見える、燃ゆる葉の色。
このゾクゾク感が京都のお寺の特徴のような気がしました。
ここですね、本当に美しいお寺でした。
ではいきますよ。
この苔絨毯も美しかったです。
緑の苔に落ちる赤もみじ。
絵になります。
本堂はあいにく工事中だったので離れの小さな二重の塔へ。
うちは父親が木フェチだった影響で、建物を目にすると何年モノなんだろうかとか、なんの木なんだろうかとか、柱の太さとか、そんなのをじっくり見てしまう。
観光地にも相性ってあるような気がする。
同じ京都でもそういう感じがあって、このお寺はとても居心地がよかった。
名残惜しくも、出ます。
このあたりはお寺がいっぱい点在していて、そこへ行くまでの道も背の高い杉の木に覆われていたりととても情緒がありました。
おばあちゃんが呼び込みしていたお面屋さん。
宅急便は扱ってないらしい。。。
いろいろ見て回ろうと思ったのですが、どこいっても拝観料がかかります。
お庭に入るだけで、です。だから片っ端から見て回ることは時間的にもちょっと難しいのでやはりどこに行きたいかをあらかじめ絞って周るのが効率的です。事前予習は必須だと思います。
あっという間に太陽が見えなくなってきて陰ってきました。
嵐山は大きな山が西側にそびえているので山陰ができやすいことを知りました。
時間もなくなってきたので(=お蕎麦の時間)慌てて戻ります。
一軒家のお蕎麦やさん。
目の前に渡月橋やその向こうの紅葉景色をみながらお食事ができます。
とてもうっとりするロケーション。
お目当ては天ぷらそばだったのですが、ここで急に気が変わりました。
一品目のサラダ。
大根とわさびに蕎麦あられみたいなのがアクセントになっていました。
二品目のお蕎麦。
美味しかったです。
お出しもよかったし、お蕎麦の香りもあって。
そして個人的にこだわりのある肝心のそば湯。
こ、こ、これが。。。ものすごいおいしかったです!!!
とろみといい風味といい、おつゆのコンビネーション抜群。
あまりにもおいしくておかわりしちゃった。
この喜びをかみしめると自分は日本人であるとしみじみ実感します。
締めのごはん。
炭水化物に炭水化物の締めですが、京都でしか味わえないじゃこや浅漬け。
とてもおいしかった。
あっさりしてるかと思いきや、しっかり味がついていて大満足。
嵐山、また来ることがあったら再訪しようっと。
やっとまともな食事にありついて、そのあと日も暮れた天龍寺へ。
だめだ。。
やっぱり日が陰ると紅葉の美しさは半減してしまう。。
お寺めぐりは1日二箇所でいいと友達が言っていたけど、ほんとその通りかも。
私の中では常寂光寺でかなり満喫できたのでもうお腹いっぱいな感じが。
あの山です。
あの山が西側にあって太陽の光をあっという間に隠してしまう。
まあ~ほんとうにすごい人でしたが、初めての嵐山、秋に行けて大満足。
しかもしばらく一眼レフ使ってなかったので写真がイマイチ納得いきません。
撮りながらゆっくり勘を戻していく感じだったけどちょっとなあ~。
iPhoneばっかじゃ腕が落ちるわ。
もともと腕なんかないけど。
すっかり暗くなった嵐山。
今回お世話になったお友達に「京都は一人で行って満喫するのも楽しいから」とアドバイスを受けてこの日は終日一人自由行動させてもらいました。
このあとは夜に大阪戻って夜飲みする予定なので、待っていてくれている友達のもとへいそいそと帰途につく。
これは嵐電嵐山駅にあった京ロウソクをモチーフにしたイルミネーション。
電車、レトロでかわいかったのに写真撮れませんでした。
なぜなら発車間際に飛び乗ったから。
電車を何度か乗り換えて無事に大阪へ。
お友達は手料理を作って待っていてくれました。
お料理すごい上手なの。
手作りのニンジンドレッシングも感動しちゃった。
友人宅の近所にあるカフェの看板犬、松太郎も元気だった。
晩秋の寒い夜でもこうやって外で寝そべってる。
さすが、犬。
京都1日目終了。